今日は17日(土)・・、お盆が過ぎて朝晩の気温がそろそろ低くなるかと期待していたら、そうは簡単に問屋が卸さなかった。
二階の一室の海側の窓を開け放して寝ているのだが、今朝の室内温度は30℃だから、むしろいつもよりも2度も高い! 今年の猛暑の余波が伺い知れますね~。
早く秋が来ないかなあ・・、「芸術の秋」だし、「読書の秋」でもある。
現在、3か所の図書館通いを行っているが、一番蔵書が豊富なのは「県立図書館」。大分市の西のはずれにあるので、別府から比較的近くて車で20分程度だから大いに助かる。
さて、つい先日目を通した本の中にこういう文章があったのでご紹介しよう。
「AIがビッグデータを駆使して分析した結果、実際的に図書館が近くにある地域では認知症の発生率は低く、読書習慣と健康寿命との関連も大きい。
だから図書館予算を優先することは将来の医療費や介護費などの減少を見越せば先行投資であると話すのは元鳥取県知事の片山善博氏、大崎市図書館での講演会のことである。」
読書習慣と健康寿命、そして医療費と介護費の抑制・・、我が地元の別府市もようやく目覚めたようで重い腰を上げておよそ2年後に市役所のそばに新図書館が出来上がるが、人口12万人の都市にしては実に遅すぎる・・、お粗末!
観光サービス業が主体とくれば雰囲気的に読書習慣を求める方が無理なのかな~(笑)。
それはさておき、今回県立図書館を俎上にした理由の一つは面白いミステリを探したかったこと。
このところメチャ面白いミステリーに出会わないものだから過去の「週刊文春」推薦のベストミステリーを検索していたら、引っ掛かったのが「暗く聖なる夜」だった。
こんなに古い本は蔵書が豊富な県立図書館じゃないと無理。館内のパソコンで検索してみると一発で在り処が分かった。
喜び勇んでざっと読んでみたがななかの力作ではあるが、感心して唸るほどではなかった。まあ70点くらいかな。
それよりも興味を惹かれたのが、著者がよほどのジャズ好きと見えてしょっちゅう往年のプレイヤーやスタンダードの曲目が出てくる。
ジャズにはほぼ門外漢に近いが、むしろ無性に聴きたくなる筆力の方に感心した(笑)。
そういえば、先日の日経新聞の「日曜版」に載っていたのがこれ。
チャーリー・パーカーの「エイプリル・イン・パリ」。
これはぜひ聴いてみたいということで、ジャズ好きの「I」さん(東海地方)に打診してみたところ、気持ちよく応じていただきました。
たいへんありがとうございます。そろそろカボスの出荷時期になりますので、一緒に梱包して返送します(笑)。
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