「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

話題あれこれ

2012年09月17日 | 独り言

≪ブログの留意点とは≫

つい先日のこと、日頃、通っている運動ジムで”ただ一人”自分のブログの存在を知っている顔見知りのご婦人から、「ブログ1回分を書くのにどれくらい時間をかけているんですか?」というご質問があった。

「そうですね~、頭が悪いもんですから文章がなかなか浮かんでこなくて・・・・。何回も推敲するのがクセになってますから、トータルすると3時間くらいはかけてますかね~」

「あ~、そうですか」と頷かれたが、続く言葉としておそらく「そんなに時間をかけるんですか(たった、あのくらいの文章に)」あるいは「やはり、そのくらいはかかるでしょうね」の”どちらか”なんだろうが、ご婦人の表情からは窺い知れなかった。


サッと文章が浮かんで来てすぐに原稿が出来上がる方がうらやましいが、自分の場合、推敲するのがあまり苦にならないので、それがおよそ6年近く続いている(ブログの)原因の一つかもしれない。

ところで、推敲するときの留意点としては、読む人にとって分かりやすい表現になっているかどうかが一番で、次に、こういうエッセイ風の書きものは、えてして自慢話に陥りやすいので、出来るだけ控えめな表現に~。なるべく嫌われたくないもので。

しかし、それでも「お前の話は自慢話”風”が多い」という感想をお持ちの方が多いことだろう。

実際にエッセイストの山本夏彦氏は「エッセイとは大なり小なり自慢話だ」と喝破されているので、たしかにそういう一面があっても仕方がないと割り切ることにしているが、やはり実際に登載した後で「あんな自慢げなことを書いて」と身のすくむような思いをすることがままある。

そういうときは、あっさり取り消したり修正すればいいものの、何だか自分の非を認めるみたいで癪なので、むしろ早めに更新して新しい記事を登載しようというのがこれまでの常套手段である(笑)。

≪気になる自民党総裁選挙の行方≫

15日(土)の午後、このほど告示された自民党総裁選の立候補者5名に対する討論会の模様がテレビで放映されていた。場所は日本記者クラブで、最前列に位置し、質問者として選ばれた記者たちが各候補に質問して答えてもらうというもの。

以下、これは自分勝手な「思い込み」なのでそのつもりで読んでいただくように、はじめにお断りしておこう。

まず、「近いうちに」行なわれる衆議院選挙の第一党は自民党だと踏んでいる。民主党は野田さんは近年にない名総理だと思うが、なにせ党自体がよろしくない。国民の期待を裏切り続けているので落選者続出だろう。

今、話題の「日本維新の会」は第一党にはまだ早すぎる。海のモノとも山のモノとも分からない候補者たちに日本のカジ取りを任せるわけにはいかない。

こうして消去法という形で残ってしまう自民党だが、当然のごとく今回選ばれた総裁が内閣総理大臣になるという可能性が高い。テレビ討論会でこうして5名の候補者たちの所見を聞くのは有意義なことで、これは日本国民である限り、あらゆる人が無関心でいられる話題ではないと思う。

さて、討論会の模様だが流石に日本を代表するジャーナリストたちで、各候補に対する質問の内容が熾烈を極め、歯に衣を着せない内容だった。

たとえば「安倍晋三」候補の場合。

「あなたは、5年前に国会の代表質問を前にして病気のため突然、総理を辞任された。正直言ってその時にあなたの政治生命は絶たれたと思っていました。2年前に開発された新薬のおかげで現在は体調が復調されたとのことですが、いきなり総理ということではなくて、閣僚程度になってもうちょっと(体調の)模様を見られた方がいいのではないですか」

安倍候補の退陣の状況は自分にもまだ鮮明な記憶が残っている。「まるで敵前逃亡みたいな辞め方だ、一国の総理たるものが何とまあ」というのが率直な感想。この辞任が尾を引いて他のふがいない総理たちの乱立が続き、その後の自民党凋落の一因を担ったことは確実。明らかにA級戦犯だと思っていたので今回の総裁立候補にはまったく唖然としてしまった。


まあ、人間に失敗はつきものだし、意欲さえあれば挽回のチャンスを与えるのが「人の道」かもしれないが、それにしてもねえ・・・・。

肝心の安倍候補の答弁だが、こういう質問に対して正面から答えられるはずもなく、ノラリクラリの抽象的な内容でさっぱり要を得ていなかった。それはそうだろう。

ほかの候補にも、たとえば石破氏には「過去に自民党を一度離党した経緯についてお聞かせ願いたい」、町村氏には「長いキャリアの割に遅れてきた総裁候補の原因は」
(人望が不足していることを本人の口から言わせようという意地悪な質問)、石原氏には「幹事長の要職にあるのになぜ谷垣総裁を押し退けるような立候補をしたのか」、林氏には「憲法上、衆議院の優位性が認められているのに、あえて参議院から立候補した理由をお聞かせ願いたい」といった具合。

5名とも脛に何らかの疵を持つ手合いである。この中で一番頼りになりそうなのは石破さんだろう。(娘も同感だと賛同してくれた。)

自分の見込みでは「国会議員200票+地方党員300票」の一回目選挙で石破さんがトップになるが、過半数に届かず、二回目の国会議員だけによる決選投票で石破さんと石原さんの争いになるが、谷垣 現総裁の足を引っ張った経緯や(石原さんのバックにある)長老支配への反発から石原さんの票が伸びず、結局は石破さんの総裁が実現すると踏んでいるが、はたして~。

希望的観測が入ったこの予想が当たるかどうか、26日(水)の開票結果が待ち遠しい(笑)。

≪寄らば大樹の陰≫

5年ほど前から光回線を利用した「ひかりTV」をNTTと契約している。その昔、周知のとおり地方はひどい「電波田舎」だった。都会よりも自然豊かな田舎の方が断然住みよいものの、「貧困極まる電波状況」ばかりは切歯扼腕したものだったが、こうして文明の利器により多チャンネルの恩恵に与(あず)かることはまったくありがたい限りである。

つい、1週間ほど前のことだった。「ひかりTV」で録画した番組を観た後、消去しようとリモコンの「黄」ボタンを押すも一向に画面上に反映しない。「おかしいなあ」と思いながらその他の操作をすると”ちゃんと”いうことをきく。録画した番組の消去だけが操作不能である。

別府は日本有数の温泉地なので立ち上る湯煙の中の硫黄ガスなどが大気中に常時漂い、アンテナの腐食ペースが他の地域に比べて非常に早いと聞いている。室内で使うリモコンにもそういう影響があるのかなあと、半信半疑ながら「ひかりTVカスタマーセンター」に苦情の電話をかけてみた。

長い順番待ち、要望に応じた番号の振り分けにイライラしながら待っていると、ようやく係に接続。状況を話すと、「光回線用のモデム2台の電源コードを引き抜いて、それぞれ30秒経過後もう一度挿入してからリモコンを試してください。5分後にこちらから操作結果の問い合わせをします。」、要するに「リセット」をして欲しいということだが、向こうから電話してくれるなんてなかなか親切。

きっかり5分後にかかってきたので「やっぱり駄目ですね~。録画番組の消去だけができない状況に変わりありません」と返答。

「そうですか、チョットお待ちいただけますか」と、何やら相談している模様だったが「すぐに新しいリモコンを送付しますので、それで試してみてください。うまくいったときは古いリモコンはそちらで処分されて結構です。うまくいかなかったときは、再度電話してください」

「エッ、リモコン代は無料なの」と、驚いた。リモコンは消耗品として扱っていないのだろうか。当方としては5年間ほど散々使ってきたので代金を請求されても仕方がないと覚悟していたのだが、これはまことにうれしい悲鳴。

他の企業ならおそらく抜け目なく代金を請求してくると思うので、さすがに通信業界のガリバー「NTT」という思いを新たにした。「寄らば大樹の陰」かな(笑)。

               

2~3日後に届いた新しいリモコン(画像右)。全体的に薄くて細長くなり、乾電池が「単三」(2個)から「単四」(2個)に変更されていた。すべて正常に操作できたので、やはり故障はリモコン本体にあった。

これでメデタシ、メデタシ。

 

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