☆ 「私の履歴書」が久々に面白い
元旦から今月いっぱい続く「日本経済新聞」最終面の「私の履歴書」がすこぶる面白い、自身の半生を赤裸々に開陳しているのは伊藤忠商事の岡藤正広代表取締役会長CEO(75歳)である。2010年に社長となって以来、同社に君臨する経営者だ。
このところの「私の履歴書」は少々飽き足らなかったですね。最後に感銘を受けたのは、「映画俳優」山崎 努氏だったかなあ。一言でいえば、人生の酸いも甘いも噛分けた余裕のある実に洒脱な文章だった。
「私の履歴書」は周知のように、各界で名を成した人が1カ月にわたって自身の半生を振り返るシリーズだが、特に無味乾燥なのが、創業者でない大企業の会長や名誉会長、相談役らが出てくる月だ。
彼らの「サラリーマン出世物語」はとかく凡庸で、かつご当人が所属する企業の社員向けに述べているのがミエミエ。一般読者の人生の糧(かて)になるものは少なく、「そんな話は社内でやってくれ」と、文句の一つも言いたくなる。
ところが、今月連載中の岡藤会長の半生は、無性に痛快なのである。大阪の貧しい家に生まれ、若くして大病を患い、2浪もして東大に入り、商社に入社しても芽が出ず……。七転び八起き、紆余曲折、臥薪嘗胆(がしんしょうたん)、一発逆転……そこには、「昭和の野武士」とでも呼ぶべき精神が、通奏低音のように響いている。
たとえば・・、
攻成り、名を遂げた一流の財界人のあまりにも飾らない内容に少々驚いた。よほどご自身に自信のある方なんだろう。毎日楽しく読ませてもらっているが、ガッツのある生き方にはいつも感心する。皆様も機会があれば痛快な生き様について、ご一読をお薦めしたい。
☆ 散歩は冬こそ面白い!
新聞記事の広告欄で、ふと目が留まった「散歩は冬こそ面白い!」
さっそく昨日(17日)、本屋さんに駆けつけたところ予想外の「売り切れ」にガッカリ。
仕方がないので、我が家の「冬の散歩」をご披露させてもらおう。
「ウォーキングはあらゆる病に利く」そうだけど、我が家では毎日「8000歩」を目標にしている。午前中と午後でそれぞれ4000歩を割り振っている。
歩き出しはたしかに寒いけど、そのうち身体が温まってくると気分爽快になります。冬の散歩は汗を一切かかないところが素敵ですね。
そして、必ず午前午後の両方に「急峻な坂道」をコースの一部に取り入れている。フーフー、ハーハーいいながら近くの「貴船城」の坂を上り詰めて「別府湾」を一望のもとに眺めていると、ときどきオーディオのアイデアが閃くことがありますよ~(笑)。
快食、快眠、快便・・、ぜひ冬の散歩をお薦めします。
ちなみに、この「貴船(きふね)城」は「白蛇」様が祭ってあります。今年は「蛇年」とあってこの正月は県外ナンバーがひっきりなしに登っていました。
☆ 発声法の重要性
先日のブログ「もっと声が良かったらなあ・・」で、「声を読む」重要性に言及したころ、メル友の「K」さん(横浜)からお便りをいただいた。
高校同期でキリスト(プロテスタト)教牧師になった友人はイエール大に留学しましたが彼から「牧師の発声法」指導があったと聞きました。
声を変えるのではなく「深い」、「静か」など・・・
また直接確かめてはいませんが「米国政治家で喉涸らす者はいない。
それは演説訓練で発声法も習うから」だと。」
さっそく返信。
「成程「発声法」が重要なんですね! 声は人間の一生に付きまとう運命共同体のようなものですからとても大切です。
そういう基礎的なものをぜひ「義務教育」で習うといいでしょうね!」
するとすかさず・・、「確かに! 学校では弁論大会などがあるので教えるべきでしょうね」
以上、諸事雑感でした。ご意見のある方は大いに歓迎します(笑)。
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