「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

まだ忘れ去られていなかった「ジネット・ヌヴー」

2025年02月13日 | 音楽談義

前々回のブログ「シベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴く」で、触れた女流ヴァイオリニスト「ジネット・ヌヴー」・・、さっそく読者から肯定的な反応がありました。



まだすっかり忘れ去られてなかったんですね・・、まずは驚き、そして彼女の一ファンとして素直に嬉しくなりました。

ヌヴーの演奏に のめり込める 方は心の底からクラシック音楽を愛している何よりの証拠だと思いますのでね~、ブログ主と同様に(笑)。

それでは、読者の「T」さんからのお便りを紹介させていただきます。匿名ということで無断転載お許しください。

「私はごく最近貴方様のブログを知り、その興味深い内容を楽しく読ませていただいている者です。
私は多分貴方様とほぼ同じ世代ではないかと思っています。

長年、オーディオに関心を持って来ましたが、最近ようやく小型スピーカー1本で再生する良さが分かるようになりました。
それは新忠篤さんの「ねこ缶+マークオーディオのスピーカ」を聴いた体験によるものでした。

最近の小型スピーカーの性能向上は素晴らしいですね。
早速、私も同じ装置を作って中華製の安価なアンプで聴いておりますが、
これが長年やってきた私のオーディオの結論かと心底驚いている始末です。
一人で音楽を楽しむには、これで十分ではないかと思っています。
 
そういうことがあって、AXIOM80という個性的なスピーカーユニットにも興味が湧き、いろいろとネット上で調べていて、AXIOM80 を使いこなしておられる貴方様のブログにたどり着いた次第です。
 
ところで本日お便りしましたのは、ヌヴーの演奏したシベリウスのCDについてお尋ねしたかったからです。

お手持ちのCDは一般的に流布されているものでしょうか。
それとも新さんがダイレクト・トランスファーと称して出されている「レコードからSACD(DSD?)にされたもの」でしょうか。

恐らく両者は音が違うのではないかと推測致します。
SACDの方が若干低域、高域ともに音域が広いのではないかと私は推測しているのですが、、、
と言いますのは、新さんは使用レコードから拾った音を何等処理することなくSACD化されているからです。
 
シベリウスのヴァイオリン協奏曲は私も好きな曲ですので、
本日のブログを読ませていただいて、SACD版を入手しようかと思いました。
 
突然お便りを差し上げて大変恐縮しております。」

さっそく返信しました。

「お説のとおり、家庭でクラシック音楽を聴くのなら小型スピーカーで十分だと思いますよ。というか、むしろ3ウェイなどの大型システムよりもハーモニーの面でメリットの方が大きいのじゃないでしょうか。

「ネコ缶スピーカー+マークオーディオのスピーカー」は大いに興味があります。

偉そうに言う資格はありませんが、オーディオの要諦は ”シンプル イズ ベスト” ですから、とても良い方向に向かわれていると思います。

それから、CDのジャケットを6枚まとめて撮りましたので、ブログの本文の方に追加して張り付けておきました。これでお訊ねの内容はご理解していただけるのではないかと思います。最初から懸念していたのですが、ま、いっかと つい手を抜いてしまいました(笑)。」

その追加画像とは次の通りです。



上段 → 左から「ジネット・ヌヴー」「カミラ・ウィックス」「ハイフェッツ」

下段 → 左から「オイストラフ1」「オイストラフ2」「サルバトーレ・アッカルド」

返信は以上です。

そして、肝心の大物を忘れていました(笑)。



ヒラリー・ハーンです。技巧的には初めからトップ・クラスでしたが、円熟味を増してきて、今や押しも押されもせぬ世界的なヴァイオリニストに成長しましたね。

「You Tube」で聴けるブルッフのヴァイオリン協奏曲(ライブ)は期待を裏切りません。絶対のお薦めです!



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