共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

何とかならんか…

2012年01月30日 23時32分44秒 | 日記
今日、神奈川県の黒岩知事が、春以降を目度に東日本大震災のがれきを神奈川県で受け入れることについての市民との対話集会を開催しました。今回で3度目になります。

知事曰く、受け入れに関しては放射線値を測定し、国が安全基準を示した100ベクレルを越えないもののみを受け入れ、受け入れ後の測定値等は細かく情報を開示していくということでした。しかし、それに対して集まった市民からは非難がましい反対意見が浴びせ掛けられていました。集会後、インタビューを受けた一人の男性は「神奈川県民のことを考えて発言しているとは、とても思えませんね」と、憤った様子で答えていました。

こういう尤もらしい人を見る度に「冗談じゃねぇ。神奈川県民のことじゃなくて、日本国民全体のこととして物事を考えらんないのかねコイツらは!」と思うのです。私も含めて、今まで自分達が利便性の高い生活を享受する上で必要な電力の需要を満たすために福島や宮城に原発を『押し付けて』おきながら、そこが震災で甚大な被害を受けて、復興させるためにはまずがれきを撤去すべきだと言うのに、そのがれきの受け入れを断固拒む…言葉を選ばず言えば「そういう厚かましいことをよく言えたな!」ということです。

喉元過ぎれば熱さを忘れる…あれだけ大きな地震を経験しておきながら、何と非情なことか。自分達の生活圏には、そういう危惧すべきがれきが1コも落ちていなかったからよかったですな、何ともお幸せなことで。

私の叔母が福島県いわき市に住んでいますが、原発から50キロ以上離れているのに、根拠のない風評でがれきを撤去するための土木関係の支援が届かず、かと言って直接的に津波の被害を受けなかった市内内陸部は義援金の分配順位が低い…と、家屋被害は仙台や気仙沼と同じくらいなのに、今でも謂われなく割り食っているのです。そういう人達の生活を成り立たせて差し上げられないということ自体が、日本国民として情けないと思いませんか?でなければ、かつて震災直後に外国から「日本人の秩序正しい姿勢と助け合いの精神は素晴らしい」なんて言われていたことを返上すべきです。

確かにあの事故は不幸な出来事でした。しかし、あんな震災が発生するなんて誰も予測できなかったし、それに伴って起きちまった原発事故は取り返しがつかないし、出ちまった放射線は収めようがないわけです。だったら、今までいい思いをしてきた我々が福島や宮城の人達のために成すべきことは、そう多くはないはずです。

いつかも書きましたが、昨今の日本人は『グローバル』という薄っぺらい言葉がお好きなようです。そんなに『グローバル』好きならば、同じ日本国民として被災地の一日も早い復興に寄与すべく、四の五のヌカしてないで、放射線量に問題のない範囲のがれきを日本国内全域で受け入れるべきです。特に首都圏に住んでいて、今までエアコンを使いまくったりオール電化等で散々便利な生活を謳歌したりしていた都民・県民の皆様方は、今こそ真に『グローバル』に物事をお考えになったら如何なんでしょうか。それが、ささやかながらせめてもの『御恩返し』になりますし、そういうことができる度量を持ち合わせてこそ『グローバル』を語る資格があると思うのですけど。
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春の声

2012年01月30日 13時10分34秒 | 日記
小田原駅に着いてコンコースに上って行ったら、どこからともなく甘~い花の香りが…。

香りの正体はこの生け花。小田原市の隣の松田町の臘梅園をアピールするため、巨大な臘梅の生け花が飾られていました。寒い日が続いていますが、そんな中でも少しずつ、そして着実に春が近づいているようです。

そう言えば、今度の金曜日は節分です。
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ナンチャッテ

2012年01月30日 12時42分15秒 | 日記
以前は小田急線の急行に箱根湯本行きというものがあったのですが、いつの頃からか急行列車は小田原行きばかりになり、新宿からダイレクトに箱根湯本駅に行く列車はロマンスカーだけになってしまいました。じゃあだからって小田原の次がいきなり箱根湯本なのか…と言うとそうではなくて、その間に3つ駅が挟まっています。

いつの頃までか忘れましたが、かつては箱根登山鉄道の赤い電車が小田原から出ていたこともありました。それならそれで、その間の駅に降り立つこともできましたが、今は登山電車は箱根湯本発着なのでそれもできません。

ではそれらの駅へ行くにはどうするのか…と言うと、小田原駅で待ち合わせする各駅停車に乗り換える必要があります。何でわざわざそんな面倒なシステムになってしまったのか分かりませんが、とにかく今は『ロマンスカーを利用しないで新宿から箱根湯本に行く』には、そういう一手間が必要になっています(ここがミソですネ)。

そんなわけで小田原駅に着いたら、向かいのホームに箱根湯本行きの連絡の各停が停まっていました。ちょっと分かりにくいかも知れませんが、この列車は小田急線でよく見かけるシルバーにブルーのラインではなく、車体全体に赤い登山鉄道の外装がプリントが施されています。言うなれば『ナンチャッテ登山電車』というわけです。

かつて小田原に登山電車が来ていた頃のノスタルジアなのかも知れませんが、それだったら別に今まで小田原駅まで来たことがないわけじゃないのですから、本物の登山電車に来てもらった方が素敵なのにな…なんて思ってしまいます。
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