ずっと見ていたのに

昨日の嵐は何だったのでしょう。今日は朝から晴れ渡り、陽光燦々たる初夏の陽気に恵まれました。気温も昼には２５℃に到達し、厚木は今年初の夏日を迎えました。

前日比＋６℃という気温差に何を着ていたらいいのやら分からず、今日はひたすらだらしない格好で通して、外に出るまい…と固く心に誓いました。ですが、我が家が段々と暑くなってきたことによってそんな誓いはあっという間に崩れ去り、とにかく外の風に当たりに行くことにしたのです（よーするに意思薄弱なだけ…（*□Д□)＝〇）*｀Д゜)・;’ ）。

とは言うものの、あてどなく出かけてしまってどうしようかと思案していたのですが、『こういう時だからこそ、普段やらないことを実践してみよう！』と思い立ち、そのまま海老名方面に向かってみました。実は、いつも海老名駅に向かうバスの中から見える景色の中に、気になっていながら一度も行ったことのないカフェがあるので、そこに行ってみようと思い立ったのです。

ということで入ったのが、終点海老名駅の２つ手前のバス停を降りた近くにある《珈琲院（Coffee-in）》という喫茶店です。車窓からお見受けすること２０年余り、遂にその扉を開けました。中に入ると、洒落たデザインのレトロ調ランプに使い込んだ木製のカウンターやテーブル席、落ち着く間接照明にうっすら流れるジャズのＢＧＭ…敢えて安直な言い方をするならば『昭和』を想起させる、私好みの雰囲気です。

一応平日の、しかもちょっと微妙な時間帯だったこともあって、店内には殆ど人がいませんでした。奥の方の席から若干人の話し声がする以外は、ほぼ貸し切り状態だったこともあって、持ってきた本を片手にアイスコーヒーとバニラアイス添えのアップルパイをオーダーしてゆっくりと過ごすことにしました。

ちょっとした初夏の午後のひと時、落ち着いた雰囲気の中でくつろぐことができました。ただ、お店の照明の加減が私の携帯写メには難しかったらしく、ケーキセットの写真は何枚か撮った揚げ句、掲載を断念しました＿|￣|○。

それと…これは予想外だったのですが、まさかの全席喫煙席だったのですΣ(゜Д゜;)！見回してみると、カウンターにも各テーブル席にもガラスの灰皿が置かれていて、奥の席からは煙草の煙が…。

素敵なお店だし、ランチやディナーもあるので試してみたいのですが、店全体が喫煙可となると、さてどうしたものか…何だかちょっと複雑な心境になってしまったのでありました…。