共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

こんなところで…!

2014年05月14日 15時30分20秒 | 日記
日毎発表会本番が近づいてきています。勿論演奏に対しての緊張感は大きなものですが、それと同じくらいの緊張感を強いられることがあります。それは『ケガをしないこと』。

私がまだこの仕事を始めて2~3年くらいの頃、発表会本番が開演しているにも拘らず一人だけ生徒が現れなかったことがありました。どうしたんだろう?…と、教室スタッフと一緒に気を揉んでいたら、演奏順ギリギリになって当人がお母さんと現れました。とにかく急いで用意を…と促しかけてふと見ると、その左手指には燦然と輝く白い包帯が…。


私:「…どうしたの?」

生徒:「…ドッヂボールやってて突き指した」

私:「…いつ?」

生徒:「…」

母:「昨日です…ですので申し訳ありませんが…。」

私:……ガ━━(;゜Д゜)━━ン!! 


…どうして…
 

『何でよりによって発表会の前日に、ドッヂボールなんていう最もリスキーな遊びに参加してしまったの…?』

『どうしても昨日ドッヂボールをしなければいけなかったの…?』

『それを断ったら、明日から仲間外れにされてしまったかも知れない危険性があったの…?』


目の前が真っ白になり、様々なワードが走馬灯のように私の頭の中を駆け巡りましたが、中指と薬指を2本まとめてグルグル巻きにされた状況を見てしまってはどうにもならず、結局会場アナウンスで欠場を発表せざるを得なかったのでした。

そんなことがあってから、私の教室での発表会本番一ヶ月前からのスローガンは

《怪我無く、事故無く、病気無く》

になりました。

これは生徒達は勿論のこと、担当講師&伴奏者である私にも同じく課されることです。ですので、ここ最近は包丁やカッターといった刃物の類は殆ど手にしていませんし、どんなに疲れて帰って面倒臭くても、夜はちゃんと布団をかけて寝冷えで風邪などひかないように気をつけています。

が…今日やってしまいました。

海老名駅の売店に入ってお茶を買って出よう…とした時に、何とこのたった一段ばかりの段差に蹴っ躓いて、危うく転倒しかけたのです。幸い、左足首をウニュッ!とひねったくらいで事が済みましたが、事と次第によっては思わぬ怪我につながったかも知れません。)゜0゜(ヒィィ!!

他人のことより先ず自分のこと、それでなくても最近つまらない段差に足を引っかけたりしているので、尚一層気をつけます…( ̄_ ̄|||)。
コメント
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