共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

復活!

2014年05月07日 21時50分57秒 | 日記
今日、近所のセブンイレブンで、ものすごく懐かしいものを見かけました。日清カップヌードルの『ミーゴレン』です。

私がまだ大学に入学したばかりの頃、本厚木駅ビルの最上階のレストラン街にインドネシア料理のお店があって、お昼に¥1、000ちょっとでビュッフェランチをやっていました。通常インドネシア料理で有名なのはいわゆるインドネシア炒飯のナシゴレンだろうと思いますが、私はそこの店で初めてインドネシア焼きそばのミーゴレンを食べて、その何ともいえない独特の甘辛さに一気にハマりました。また、六本木に『ブンガワンソロ』というインドネシア料理店があって、ここでもランチにミーゴレンがあったので、六本木界隈に用事のあった時には喜んで食べに行っていました。

しかし、これらの店は次々と閉店してしまい、それに伴ってミーゴレンを口にする機会もなくなってしまいました。その後、何回かインドネシア料理店に行ったことがあるのですが、どこに行ってもナシゴレンは当たり前のようにあるのに、不思議なくらいミーゴレンがメニューにある店がないのです。

そんなわけで何とも寂しい思いをしていたのですが、今からどのくらい前だったか忘れましたが、カップヌードルから、その頃にはまだ珍しかったアジアンテイストの新商品…トムヤムクン、ミーゴレン、マサラの3種類のカップヌードルが発売されたことがありました。その中で私が特に好きだったのがこのミーゴレンで、普段殆どジャンクフードを食べない私が、当時喜んで食べていたものでした。ただ、その頃にはまだこういうアジアンテイストの商品は早過ぎたのか、しばらくするとこれらのカップヌードル達もパッタリと見かけなくなってしまったのです。

それから時は流れて今年の春先にトムヤムクンのカップヌードルが発売になると、知っている世代には懐かしく、知らない世代には新しいテイストで圧倒的な売れ行きを誇り、売れすぎて製造中断に追い込まれるに至ったことは御存知の方もあるかと思います。そのニュースをよそに、内心『もしかしたら…』という淡い期待を抱いてはいたのですが、それが遂に現実のものとなりました。

以前のミーゴレンは割と日本人向けの優しい味付けで、辛さも結構マイルドでした。今回のミーゴレンはインドネシア独特のケチャップマニスの味がしっかり効いていて、甘さの後に本格的な辛さが舌を刺激します。なので、もし辛いものが苦手な方が試される場合には、付属の液体ソースを一気に混ぜてしまわずに、半分くらい入れてよく掻き混ぜて味を確かめてから、お好みにあわせて足していくようにすると心配ありません。

トムヤムクンに比べるとグッと地味な商品なので、はたしてどれくらい世間に出回り続けるか分かりませんが、興味のある方はお試しになってみて下さい。
コメント
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