今日は比較的暖かな陽気となりました。そんな中、今日は用事があって町田の東急ハンズに買い物に行きました。
昨日までのクリスマス色はどこへやら、今や売り場はすっかり正月仕様に様変わりしていました。昨日までのサンタクロースやトナカイが並んでいたであろう辺りは
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来年の干支てある龍の縁起物や
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大小様々な松飾りがズラリと居並んでいました。
ただ、毎年こうした場所で思うことがあります。和風感を出すためだと思うのですが、こうした場所では必ずといっていいほど宮城道雄の《春の海》がBGMとしてかかっているのです。
以前にも言った覚えがありますが、何度でも言いたい!
「この曲は《春の海》であって《正月の海》じゃねぇぞ!」
和風感を出すためであれば、他にいくらでも邦楽曲は存在しています。それなのに、桜咲く瀬戸内の春の光景を表現した《春の海》を正月に使うようになってしまったのは、一体いつの頃からなのでしょうか。
でも、今やすっかり正月のBGMとして定着してしまった《春の海》を、今更各方面が差し替えることもしないでしょう。商業ベースにのってしまったことでこの曲が有名になれたのはいいことなのでしょうが、個人的には何とも複雑な心境です…。