今日は日差しが暖かな、春を思わせるような天気となりました。そんな中、今日は勤務先とは別の小学校の放課後子ども教室がありました。
今月は帰りの歌に《春よ来い》を歌わせていますが、その中に
〽赤い鼻緒のじょじょ履いて
という歌詞があります。そこで、今回はこの『じょじょ』とは何か子どもたちに問いかけてみることにしました。
すると、中学年の男子が真っ先に手を挙げたので指名すると
「◯ョ◯ョの奇妙な冒険!」
という答えが返ってきました。まぁ、これは想定内だったので
「その『◯ョ◯ョ』はカタカナ、こっちの『じょじょ』は平仮名な。」
と突っ込んでおきました(笑)。
ご存知の方もおられるでしょうが、『じょじょ』とは
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/14/e615f8bd75f8aa89b6d307544df863c4.jpg?1739434500)
草履の幼児語です。小さな子どもはまだ言葉を上手く発音できないため『ぞうり』が『じょーり』になり、更に幼児語では同じセンテンスを繰り返す・・・例えば犬を『わんわん』と言ったり車を『ブーブー』と言ったりする・・・傾向があるので、草履のことも『じょじょ』というようになった…というのが通説です。
近頃は七五三でもなければ、子どもが草履を履く機会もなくなってきています。せめて歌を通して、子どもたちにこうした文化を伝えていければと思っています。