共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

思った通りの答えがきた『じょじょ』

2025年02月13日 18時18分18秒 | 音楽
今日は日差しが暖かな、春を思わせるような天気となりました。そんな中、今日は勤務先とは別の小学校の放課後子ども教室がありました。

今月は帰りの歌に《春よ来い》を歌わせていますが、その中に

〽赤い鼻緒のじょじょ履いて

という歌詞があります。そこで、今回はこの『じょじょ』とは何か子どもたちに問いかけてみることにしました。

すると、中学年の男子が真っ先に手を挙げたので指名すると

「◯ョ◯ョの奇妙な冒険!」

という答えが返ってきました。まぁ、これは想定内だったので

「その『◯ョ◯ョ』はカタカナ、こっちの『じょじょ』は平仮名な。」

と突っ込んでおきました(笑)。

ご存知の方もおられるでしょうが、『じょじょ』とは



草履の幼児語です。小さな子どもはまだ言葉を上手く発音できないため『ぞうり』が『じょーり』になり、更に幼児語では同じセンテンスを繰り返す・・・例えば犬を『わんわん』と言ったり車を『ブーブー』と言ったりする・・・傾向があるので、草履のことも『じょじょ』というようになった…というのが通説です。

近頃は七五三でもなければ、子どもが草履を履く機会もなくなってきています。せめて歌を通して、子どもたちにこうした文化を伝えていければと思っています。


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