今日からまた、小学校での勤務がスタートしました。
今日は高学年のクラスで音楽の授業があり、私が支援級の子のサポートで同道しました。すると、何と音楽が始まるはずの教室では算数のテストのふり返りの真っ最中…。
仕方がないので支援級の子としばらく算数が終わるのを待っていましたが、これがなかなか終わりません。そうこうしているうちに支援級の子が待たされていることに堪えきれなくなってきて支援級のクラスに戻りたがってきてしまったので、
「今の時間はとにかくここにいて授業を受ける約束ですよね…!」
といなしながら我慢してもらいました。
そしてようやく音楽の授業が始まったと思ったら、子どもたち一人一人に
こうしてプラのカップが配られました。何をするのかと思ったのですが、これを持ったり置いたり叩いたりしながらCDの曲に合わせてひたすらリズムを取り始めたのです。
これも緊急事態宣言を受けて、文部科学省というお役所から出された指示に基づいて考え出された苦肉の策なのだと思います。しかし、何だか昨年6月頃に見た1年生のつまらない音楽の授業の悪夢を再び目の当たりにしてしまったような気がして、どうにもやるせない気分になってしまいました。
個人的な意見としては、ひたすらプラカップや手や机を叩くだけだったり、ましてや他教科の補填の時間に当てられるくらいなら、いっそのこと音楽の時間なんぞ全面的に止めてしまえばいいと思って憚りません。ハッキリ言わせてもらえばあんなもの音楽でも何でもありませんし、あまつさえ他教科に駆逐されるなんて言語道断です。
飛沫の飛散を恐れて歌うことや吹奏楽器を演奏することを気軽に禁止してくれたのでしょうが、だったら何のために予算を割いてフェイスガードやビニールカーテンを用意させたのでしょうか。飛沫な飛散を防ぎつつ演奏を可能にするものでないのだとしたら、はじめからあんな邪魔くさいものを金をかけてまで配らなければよかったのです。
安易なお役所からの通達を受けて何とか授業内容を捻り出した現場の先生方には感謝の念しかありませんが、そうした現場での工夫を、発令した当の管轄官庁はどれほど把握しているのでしょうか。子どもたちだって、自由に歌ったり演奏したりする機会をお上に奪われて、気の毒としか言い様がありません。
せめて文部科学省がこんなことを繰り返して日本の音楽文化レベルが下がることの無いよう、心の底から願わずにはいられません。
小物打楽器は用意してくれてます。叩き物と歩くとか踊るとか?何か良いテキストがあれば教えてほしいです。
本当は、弦楽器を教えてあげれば良いのよね?ハードルがいくつもあり、無理だけど。
小学校でのリズム遊びには『パプリカ』が使われることが多いようです。時節柄子どもたちは『紅蓮華』をリクエストしてきますが、テンポが早過ぎて結果的について来られないので。
ほむらか炭治郎の歌は紅蓮華よりは遅いけど、乗りが悪いですよね。
体系的にレッスンを組み立てたいけど、そうこうしているうちに卒園かな?
ハミングはオッケーですよね?