朝方はひんやりとした空気に包まれていましたが、昼過ぎから太陽が顔を出すと途端に気温が上昇し、天気予報で言っていた通りの暑さとなりました。そんな中、今日は町田市にある《町田ぼたん園》で開催中の『ぼたん・しゃくやくまつり』に行ってみることにしました。
町田駅からバスに揺られて20分ほど行ったところの住宅街の中に《町田ぼたん園》はあります。園内には牡丹(約330種類1700株)と芍薬(約60種類600株)が植栽されており、関東有数のボタンの名所として知られています。
バス停から10分ほど歩くと
《町田ぼたん園》の門が見えてきます。受付で入場料を払って入園すると、
園内のそこかしこに牡丹の花が咲き誇っています。様々な色の花がありますが、この時期の一番人気は
『黄帝』という名の黄色い牡丹だそうです。
他にも
様々な色の牡丹が咲き誇っていて、どこを見ても見応えのある光景でした。長唄『連獅子』の謡にも
様々な色の牡丹が咲き誇っていて、どこを見ても見応えのある光景でした。長唄『連獅子』の謡にも
〽それ、牡丹は百花の王にして
とありますが、どの牡丹の花を見ても正に『百花の王』に相応しい佇まいです。
牡丹だけではなく
牡丹の接ぎ木の根本になる芍薬や
石楠花の花も見頃を迎えていました。
牡丹の花壇の周りには、
晩春の代表的な花であるシャガの花や
セイヨウオダマキ、
ハートが連なったような愛らしい鯛釣草(たいつりそう)も咲いていました。また
ツツジやサツキも咲いていて、辺りに甘い香りを漂わせていました。
ソメイヨシノは終わっていましたが、園内には
八重桜の花が満開でした。風が吹くと桜吹雪がハラハラと舞い散って、
散策路は桜の花弁の絨毯を敷き詰めたようです。
他にも、
立派な藤棚や
清々しい青紅葉が訪れた人々の目を楽しませていました。新年度の小学校勤務が始まってバタバタしていましたが、
久しぶりに何も制約のない時間を過ごして、リフレッシュすることができました。
『ぼたん・しゃくやくまつり』は来月6日(月・祝)まで《町田ぼたん園》で開催中です。かなり見応えのある場所ですので、興味のある方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。