今日、また一つ齢を重ねました。1971年のこの日に生まれて、今日で53年目を迎えました。
何の根拠も無いのですが、私はこれまで52歳で他界した母の歳を自分は越えないような気がしていました。今日この日を迎えてその歳を越えてみて、様々な感慨にとらわれています。
亡き母の
齢を越へて
長らへし
己が命の
行く末いかに
今日も昨日に引き続き、ひたすら折り紙を折るという地味な一日を過ごしていましたが、そんな中で今日は様々なBGMをかけていました。そのひとつが
エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団演奏によるベートーヴェンの交響曲第6番《田園》です。
これは祖父のコレクションのひとつで、私が幼少期から祖父の家でずっと聴いていたLPレコードです。私の中では、ベートーヴェンの《田園》といえばこの演奏がベストになっています。
そんなわけで、今日は私の個人的ベストと思っているエルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団演奏によるベートーヴェンの交響曲第6番《田園》をお聴きいただきたいと思います。派手さはありませんが、素朴で暖かなベートーヴェンをお楽しみください。
長生きに、そして幸せにと天国のお母さんは思っているだろうな~
母を越え
父を越えよと
彼岸より
先立つ親の
思いありしか