今日は二十四節気のひとつ『雨水』、空から降るものが雪から雨に変わる頃という日ですが、今日はそれを象徴するように朝から雨の降る生憎のお天気となりました。そんな中、私は絶対に出かけないつもりでいたのですが、家で折り紙コマの準備をしていたら折り紙が足りなくなってしまったので、仕方なく有隣堂に買いに出かけることになりました。
本厚木の駅前には
色とりどりの傘の花が咲いていました。ここ最近はずっと晴れの日が続いていたので、こうした光景も久しぶりです。
こういう時にふと思い出すのが
カーペンターズの名曲《雨の日と月曜日は》です。この曲はカーペンターズが、私が生まれた1971年に発表したシングルです。
ご存知の方も多いかと思いますが、歌詞は以下の通りです。
《Rainy Days And Mondays》
(Paul Williams/Roger Nichols)
Talking to myself and feeling old
独り言をつぶやいては 歳を取ったなって感じる
Sometimes I'd like to quit
時には投げ出してしまいたくなる
Nothing ever seems to fit
何かどうにもしっくりこなくて
Hanging around, nothing to do but frown
時間を持て余しては、ただしかめっ面をするだけで
Rainy days and Mondays always get me down
雨の日と月曜日はいつも私を憂鬱にする
What I've got they used to call the blues
こういう感じを、昔の人はブルーな気分って言ったんでしょうね
Nothing is really wrong
別に何も間違ったことなど起きてはいないけれど
Feeling like I don't belong
自分には居場所がないように感じるの
Walking around some kind of lonely clown
彷徨い歩く孤独な道化師のように
Rainy days and Mondays always get me down..
雨の日と月曜日はいつも私を憂鬱にする..
Funny but it seems I always wind up here with you
おかしいけれど、結局いつも最後はあなたと一緒にいることを考えている
It's nice to know somebody loves me
誰かに自分は愛されているんだって感じられるのは幸せなこと
Funny but it seems that it's the only thing to do
おかしいけれど、こうすることしか思い浮かばないの
To run and find the one who loves me
私を愛してくれる人に、走って会いに行きたいってことしか
What I feel has come and gone before
今までに時折感じていたこの気持ちを
No need to talk it out
言葉にする必要はないわ
We know what it's all about
だってお互い分かっていることだから
Hanging around, nothing to do but frown
時間を持て余しては、ただしかめっ面をするだけで
Rainy days and Mondays always get me down..
雨の日と月曜日はいつも私を憂鬱にする..
カレン・カーペンター(1950〜1983)の低く落ち着いた声は何とも心地よく、私は子どもの頃から大好きでした。こんな素晴らしい歌手が拒食症に蝕まれて、わずか32歳で亡くなってしまったことが惜しまれてなりません。
そんなわけで、雨の月曜日である今日はカーペンターズの名曲《雨の日と月曜日は》をお聴きいただきたいと思います。サラ・ヴォーンやオリヴィア・ニュートン・ジョンもカヴァーした名曲を、カレン・カーペンターならではの女性低音の魅力に溢れた歌唱でお楽しみください。