今日は、昨年11月にスタートした『バルカンセッション』の2回目のセッション会が開催されることとなっていたので、横浜某所まで出かけました。
今回のセッション会開催にあたっては、新型コロナウィルス感染拡大予防のための緊急事態宣言が発令されていることの一環として会場側から吹奏楽器の使用を禁止されてしまったため、ネイやカヴァルといった笛の参加はできませんでした。なので今回は
ブルガリアの擦弦楽器ガドゥルカや、中東を中心に幅広く使われている打楽器ダラブッカ、アラブ地域のタンバリンのレク、
トルコのサズという撥弦楽器が2台に
中東地域の代表的な楽器のウードというラインナップの中に、私もヴァイオリンで混ぜて頂くかたちとなりました。
今回の課題曲は
『Kavalsko Oro』と
『Zelenikovka』という2つの舞曲でした。
『Kavalsko Oro』は4分の4拍子でリズムもそれほど複雑ではないので、繰り返しさえ間違わなければそこそこ楽しめるものでした。ところが2曲目の『Zelenikovka』の方は16分の18拍子というとんでもなく難しいリズムのものだったため、かなり面食らってしまいました。
しかも、各旋律線はカヴァルやガイタといった楽器を想定しているものが多く見受けられたのですが、それはかえってガドゥルカやヴァイオリンにとってはかなり弾きにくいものだったこともあって、演奏しながらアタフタアタフタ…。今回のセッション会の参加楽器の中ではヴァイオリンがかなり音量の大きなものとなるので私一人が間違えただけでかなり目立ってしまうため、とにかく皆さんの御迷惑にならないよう必死に演奏する格好になっていました(汗)。
そこに新たに参加者が加わったのですが、その方が持っていらしたのは…
何とこれまたサズ!ということで、先の参加者と合わせてサズが都合3台揃うという、なかなか圧巻な眺めとなったのでありました(笑)。
何とこれまたサズ!ということで、先の参加者と合わせてサズが都合3台揃うという、なかなか圧巻な眺めとなったのでありました(笑)。
今回もかなり充実した、楽しい内容となりました。ただ個人的には、昨今の忙しさにかまけて練習不足のまま参加してしまったのは大いに反省するところとなりました…。
次のセッション会の時には他の皆さんの御迷惑にならないよう、引き続き精進します(汗)。