共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

大人をナメたらいかんぜよ!

2024年09月19日 17時40分10秒 | 日記
今日は、勤務先とは別の小学校の放課後子ども教室の日でした。そこで、またしても事件が起きてしまったのです。

子どもたちに帰り支度をさせて、さて帰ろう…としたら、一天にわかにかき曇ったかと思うと、凄まじい豪雨が降ってきました。一応朝の天気予報で午後に雨の予報が出ていたものの、傘を持たずに登校してきた子どもが多かったので、職員室に寄って傘を借りていくことになりました。

子どもたちはランダムに学校にストックしてある傘をお借りして帰ることになったのですが、そこで

 
(イメージ)

ポケモンの柄の傘をめぐって、2人の男児が取り合いの喧嘩を始めてしまったのです。

この2人は同学年で寄ると会うと喧嘩になるので、放課後子ども教室の中でもわざわざ席を離して座らせるくらいです。それが、傘一本をめぐって取っ組み合いの喧嘩を始めたから大変です。

先生方はひたすら宥める方向で融和を図っていましたが、争いは収まるところを知りません。それを見ているうちにこちらも段々イライラしてきたので、先生方の前にもかかわらず

「いい加減にしなさい!」

と大音声でドヤしてしまったのです。

彼らが傘を掴んだままフリーズした瞬間 

『いっけね…!』

と思ったのですが、出してしまったものは仕方ありません。ヘタをすれば私が◯ワハラ案件で教育委員会に報告されるかも知れませんが、もうこうなったら引っこみなどつきません。

それにこの2人は、普段から教室内で机を汚したりゴミを撒き散らかしたり走り回ったりといった数々の狼藉をはたらいているので、そのことも含めてお説教しておきました。その様子をご覧になっていた先生方は

「またなの…( ´Д`)=3」

と溜め息を漏らしていましたが、恐らくこの2人は普段からクラスで要らんことをしでかしているのでしょう。

とりあえずポケモン傘は没収してから、私が2人に普通のビニール傘を手渡して帰らせることにしました。2人ともブツクサ文句を垂れていましたが、

「なんか文句あんのか?!」

と聞いたら返事は返ってこず、各々そのビニール傘をさして帰っていきました。

先生方は

「スゴいですね…」

と若干引き気味でした。なので私は

「すみません、『言うべきことは言う主義』ですので。」

と言ってお茶を濁しておきました(汗)。

最近大人たちがコンプライアンス的に怒ってこないことで、それを逆手に取った子どもたちがつけあがっている傾向がみられます。勿論過剰な圧力は控えるべきですが、それでも締めるべきところを締めておかずに『大人をナメた図々しい子どもたち』が出来上がってしまっては困るのです。

まぁ、今後学校側から市教委にどんな報告があるのか無いのか分かりませんが、私は今後も締めるべきところは締めていくつもりでいます。


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