今日は、勤務先とは別の小学校の放課後子ども教室がありました。夏休み明け初回ということもあってか参加人数は少なめでしたが、出席した子どもたちは元気いっぱいでした。
宿題や工作をしてから、私が担当する歌のコーナーになりました。今月は《お猿のかごや》を歌わせることにしました。
この歌には『小田原提灯ぶらさげて』という歌詞がありますが、歌詞に『小田原』の名が明記されている歌は滅多にありません。ましてや地名が明記されつつここまで有名な歌は、他に見当たりません。
小田原提灯は、江戸時代中頃から小田原で作られるようになった円筒形の提灯です。JR東日本小田原駅の改札口には、
巨大な小田原提灯が提げられています。
本当は小田原提灯の実物を持って子どもたちに見せようと思っていたのですが、学校に着いてカバンを開けてみたら…
『…ない?』
そう、見事に家に忘れてきました(汗)。なので、敢えなく来週に持ち越しとなりました。
それにしても、日本人なら殆どが知っている歌が小田原から生まれているということに、改めて驚かされます。他県からの移住者たる私からしたら、羨ましい限りです。
それにしても、日本人なら殆どが知っている歌が小田原から生まれているということに、改めて驚かされます。他県からの移住者たる私からしたら、羨ましい限りです。
特に低学年の子どもたちは今ひとつピンときていない様子でしたが、これからも
「小田原って、こんなに文化的環境が豊かな場所なんだ」
ということを伝えていこうと思っています。