今日、小田原でちょっとイヤなことがありました。
小学校からの帰り道でちょっともよおしてきたので、お花を摘んでいくことにしました。それで、ちょっと切迫していたので、
ちょうど空いていた多目的トイレに入りました。
とりあえず無事にお花は摘めたのですが、さっさと出ようと思ってカバンを背負ったところで、外から思いっきりドアを『蹴られ』ました。なんだろうと思って開ボタンを押したら、車椅子に乗ったJJYが今まさにドアを蹴らんとしているところでした。
思いっきり足で空を切ったJJYは車椅子の上でつんのめりながら
「おい!オマエ如きが偉そうに多目的トイレを使うんじゃない!」
と怒鳴ってよこしました。まぁ分からないでもなかったのですが、『オマエ如き』というワードにちょっとカチンときたので
「ドアに書いてある字をよくご覧なさい。『どなたでもご利用できます』とあるでしょう。確かに貴方のような方が優先的に使うトイレなのでしょうけれど、私が使ったからといってノックではなくドアを蹴られたことについては、決して気分のいいものではございませんよ。」
と返したのですが、JJYは
「口答えするな!」
と、またしても蹴ってきたのです。
その時、ふと『気づいてしまったこと』がありました。
先程蹴ろうとして空を切った足は右足でした。そして、今また蹴ってきた足は左足だったのです。そこで、
「あら、右でも左でもそんなに力強く足を繰り出せるということは、もしかしたら車椅子なんか使わずともお立ちになれるのではありませんか?」
と軽くツッコんでみたのです。
するとJJYは
「なっ…!!!!」
と言ったまま頭を真っ赤にしてフリーズしてしまいました。なので、特にこれ以上話すことはないと思った私は
「Adieu〜♪」
とだけ言い捨てて、さっさとその場を後にしました。
ああいう人種って、一体何なのでしょうか?恐らく何事においても
「自分は正しい。オマエがおかしい。」
と思って生きている人種なのかも知れませんが、そうだとすれば甚だ迷惑です。
それにしても、何故JJYはあそこでフリーズしたのでしょうか?もし図星をついてしまったのだとしたら、悪いことをした…のでしょうか?