いやぁ…梅雨、明けちゃいました。
昨日気象庁が、九州南部・東海・関東甲信で梅雨明けしたと発表しました。平年と比較すると九州南部では18日早く、東海・関東甲信では22日も早い梅雨明けとなり、各地で最短の梅雨期間を記録しました。
鬱陶しい梅雨は短いに越したことはありませんが、今年の梅雨》はいくらなんでも短過ぎます。この気象状況が、米をはじめとした農作物の収穫に影響を及ぼさないといいのですが…。
ところで、今日小学校高学年の授業で
小田原提灯を作る図工の時間がありました。小田原提灯は江戸の昔から旅行等に使う携帯用の提灯として重宝された小田原の特産品で、
JR小田原駅の改札口の上にもこうした巨大な小田原提灯が提げられていることから、小田原市内の小学生は必ず小田原提灯作りを経験することになっています。
先週の時点で提灯に張る和紙に絵付けをしたのですが、今日はいよいよ提灯本体に取り付けられるようにする最終段階に入りました。子どもたちでも作れるようかなりシステマティックになっているためそんなに難しい工程はないのですが、それでも支援級の子たちは型に合わせて和紙を折るところから
「できない!」
「無理!」
「先生(私)がやって!」
と放棄する気満々で私をあちこちから呼びつけてきました。
勿論、昭和生まれのおっかないオジサンである私はそう安々と手を貸したりはせず、
「はい、型紙のここに紙を合わせて」
「合わせたら型紙に沿って和紙を折って」
「折れたら反対側も折って」
と、口だけ出して彼らをリモートコントロールし、何とか彼らの『自力』で作業をさせました。子どもたちはブツクサ言っていましたが、これが本来の学習目的ですから文句を言われる筋合いはありません(^_^)v。
今日、小田原市は日中の熱中症警戒レベルが『厳重注意』に達しました。休み時間はなるべく室内で過ごすことが推奨され、外で遊ぶ際にはマスクを外すよう指導がありました。
梅雨が明けたからには、これからしばらくはこうした酷暑に見舞われることを覚悟しておかなければなりません。子どもたちも大人たちも、熱中症で倒れてしまったりしないよう十分に気をつけながら過ごそうと思います。