"豊後"は梅だけどアンズとの雑種で
アンズの影響が色濃く出ていると言われています。
なので咲く時期も一緒で梅としては最も遅い開花、
そんなアンズと"豊後"が一緒に咲いていました。
アンズはバラ科サクラ属、漢字では杏、英語でアプリコット
さらに原産地の中国では杏子、この杏子を日本読みにしてアンズと。
咲いたと言ってもまだ咲き始め、ほとんどがつぼみです。
薄いピンクの花、桜とは違うしやっぱりアンズとしか言いようがない。
こうして花をつけている枝はまだほんの数本です。
実のタネの中の核の部分を「杏仁(きょうにん)」と、
または「あんにん」とも呼び杏仁豆腐でお馴染みですね。
長野県千曲市に 「あんずの里」があり、
毎年4月上旬~中旬頃には観光客で賑わうようです。
ここまではアンズの花です、次は豊後梅だけどそっくりな花に驚きます。
さてこちらは梅の"豊後"
アンズの花と見分けられないですね、
まず花だけ見ては区別がつかないことが多い。
豊後、大分県が原産なのでこの名が。
アンズと豊後はそっくりさん、花を見ただけでは分からないことが多いとか。
咲き方もそっくり、こうなると見ただけでは分からない。
豊後は梅とアンズの交雑種なのでアンズ色が強くでるとこんな花に、
ここまで似てるともう区別する必要はないんじゃないかととの声も。
この豊後はまだ小さいので普通に写すとバックに何かが入ります、
花の大きさもほぼ同じなのでバックが無かったら撮った私も分からない。
スモモも咲いてきたけど工事中で近くまで寄れません、
崖の下から写したけど高い木なのでこれくらいしか撮れない。
低い枝に花が咲いても今度はフェンスが写っていよいよ撮れない。
工事が早く終わって近くまで寄れるようなるのを待つしかありません。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 3月 15日 都市農業公園