東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

オレンジの花が次々と咲いて

2022-07-31 | 散歩

  暑さも佳境に入ってきて!?
  負けじとオレンジ色の花もまだ咲いてきます。
  どこまで追いかけっこする気でしょうね、
  お日さまと組んでこれでもかと言ってるみたい。

 

   ヒオウギ(檜扇)  アヤメ科ヒオウギ属。
   オニユリの勢いがちょっと衰えたころ咲いてきます、
   オレンジのまだら模様の花は一日花です。

 

 

   何枚も重なり合って並ぶ厚みのある葉が、
   「檜扇」を開いたときの様子に似ていることからこの名に。
   シベがヒョロっと長く頼りなげなようすが見ていて面白い。

 

 

   たくさん付いたつぼみが毎日次々に咲いていきます。
   このあとできるタネは真っ黒で「射干玉(ぬばたま)」と呼ばれ、
   黒に関連のある「夜・夕・髪」などにかかる、
   枕詞(まくらことば)として万葉集などにたくさん詠まれています。

 

 

   センノウ(仙翁)  ナデシコ科センノウ属。
   強烈な色はオレンジというか赤というか、目に痛い色です。
   センノウの名称は昔、京都嵯峨にあった仙翁寺(せんのうじ)にあったことによるという。

 

 

   コウホネ(河骨)  スイレン科コウホネ属。
   川などに生え、水中にある根茎が白く
   ゴツゴツして骨のように見えるので
   河骨と書かれるようになった。
   読みは「かわほね」から「こうほね」に変化した。

 

 

   やっと爽やかな色の花に、コウホネに並んでミズアオイが。
   ミズアオイ(水葵)  ミズアオイ科ミズアオイ属。
   古名をナギといい、葉を食べたという。
   昔は水田や沼地、池、河川の下流域などに広く生育していたが
   今では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

 

 

   ニワフジ(庭藤)  マメ科コマツナギ属。
   落葉小低木、フジの花に似た赤紫の花を咲かせます。
   樹形は"庭藤"の名のとおりツルが延びずコンパクトにまとまります。
   普通は5,6月ごろ咲くけどこの藤も今頃咲いていました。

 

 

   後出し3件。
   庭師の大将が気を遣って次々と運び込んでくれます、
   レンゲショウマ、こちらは鉢植えで。

 

 

   鉢植えであってもその美しさは変わりません。

 

 

   そしてサギソウも新しい鉢で。
   こんな花なのですぐに傷んでしまうけど
   まだきれいなうちに見ることができました。

   "後出し"つながりで後出しをもう一件、
   何の後出しなのかは明日また。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影  7月21日  向島百花園

          

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サルスベリの季節が始まった

2022-07-30 | 季節の花

  街を走っているとあちこちにサルスベリが
  赤い花を咲かせています。
  いよいよサルスベリの季節がやってきました
  猛暑日が続く毎日、お気をつけてお過ごしください。

 

   白いサルスベリ、いつも出遅れるので
   今年は一番先に行ってみました。

 

 

   百花園近くの法泉寺、
   ここは見やすい場所に咲いてくれるので毎年行くところ。

 

 

   ちょっと早かったけど咲き始めていました、
   赤い花はどこでも見られるので先に白い花を。

 

 

   ここのご住職夫妻はとても優しく姿を見かけると
   「冷たい飲み物を準備していますのでどうぞご自由に」と
   声をかけてくれます。

 

 

   そんなお寺のサルスベリ、
   今年もきれいに咲いてくれたようです。

 

 

   赤いサルスベリはちょっと遅れて、
   やっと咲きだしたところ、まだ数輪?です。

 

 

   山門の上に被さるように咲くのでこれも見もの、
   満開になったころまた行ってみようかな。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影  7月21日  向島・法泉寺

          

     五番町夕霧楼

   毎年サルスベリを見ると思い出す映画、「五番町夕霧楼」。
   佐久間良子主演の古~い映画だけど未だに脳裏に蘇ります。

   貧しさ故に自分の身体を売る夕子と孤独な修行僧の正順による悲恋物語。
   売春防止法が施行される前であり、吃音症に対する差別や偏見があった時代。
   そのような中で幼馴染の夕子と正順の純真な触れ合いに心動かされる。

   丹後の寒村の木樵の娘・夕子は、貧しい父、肺病の母と3人の妹のために
   京都西陣の花街・五番町夕霧楼に自ら売られて遊女となる。
   夕子には同郷の幼友達であり、恋人である青年僧の正順がいたが
   信徒の浄財で豪遊する寺の高僧たちの姿を見て、正順は修行に幻滅していた。
   ある日、修行する寺の住職と衝突した正順は幻滅と怒りから寺に放火し、
   逮捕されたのち留置場で自殺する。
   新聞で事件を知った夕子はひとり故郷の村へ戻り、
   昔よく正順と逢っていた想い出の百日紅の下で正順を追って自ら生命を絶った。

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チョウトンボが群れ飛ぶ池

2022-07-29 | 散歩

  花壇を後にして大池へ行きましょう
  この日はあまり苦労しないでチョウトンボが見られました。
  幸い日差しがあったので
  きれいに七色に輝くその翅を見ることができました。

 

   チョウトンボ、他のトンボとは違って
   チョウみたいにヒラヒラと飛ぶのでチョウトンボと。

 

 

   トンボって尖ったものの先端に止まるのが好き、
   シオカラトンボとのツーショットです。

 

 

   緑に染まったチョウトンボ、
   チョウトンボと言えどもこの緑の中ではね。

 

 

   翅が全体的に黒っぽい色でおおわれ、光の角度によって虹色に光ります。
   なので晴れた日、光がある日に行った方がきれいに見えます。

 

 

   チョウトンボ独特の七色に輝く翅、
   これが見たいから暑い日もいとわず行くことになる。

 

 

   ウチワヤンマも負けずにたくさん飛んでいました、
   トンボの翅ってすごく複雑な動きをしているんですよね。

 

 

   ウチワヤンマは飛んでいるより止まっている時間が長い、
   大きいトンボなので撮るのも楽です。

 

 

   この池の主、アオサギが今日はこんなところにいました、
   最近いつもいるところが違うみたい
   前はいつ行っても同じところに頑張っていたんだけど。

 

 

   「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」、、、
   一瞬こんなフレーズが頭をよぎりました。

   舎人公園(とねりこうえん)は
   東京にありながら広がる空と多様な自然が楽しめる、くつろぎの空間です。
   みどりと水に恵まれた敷地は現在も造成が進み、
   最終的な計画では、69.5ヘクタールに及ぶ予定です。
   現在はスポーツ施設、様々な広場、
   池などが整備された約61.2ヘクタールを開園しています。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影  7月20日  足立区・舎人公園

          

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いろいろな花が咲く公園

2022-07-28 | 散歩

  この前はあまり見られなかったトンボ、
  そろそろ増えてきたのかな。
  またぞろ思い出してトンボを撮りに公園へ
  トンボの前に花壇を回ってみました。

 

   ヒオウギが、ここにもヒオウギが咲くのね。
   百花園だけかと思っていたけどここでも見られました。

 

 

   アメリカノウゼンカズラとボタンクサギが一緒に、
   ボタンクサギって今頃咲くんだっけ、、、ちょっと見にはアジサイみたいね。

 

 

   オレンジというより濃い黄色みたいなオニユリ、
   オニユリにもいろいろな色があるんだね。

 

 

   ちょっと涼しそうなレースで出来たみたいな花、
   ヘビウリの花です。
   カラスウリも似たような花が咲くけどちょっとレースが長いみたい。

 

 

   そのヘビウリが大きくなっていました、
   名は体を表す、そうですこれは間違いなく"ヘビウリ"ですね。

 

 

   ホオズキもいっぱい、
   これだけあるのでアミホオズキもいっぱい出来ます。

 

 

   コマツナギ(駒繋)  マメ科コマツナギ属。
   草みたいに見えるけど落葉小低木、木なんですね
   茎が丈夫なので馬をも繋げるとこの名がついたとされます。

 

 

   メハジキ(目弾き)  シソ科メハジキ属。
   茎を曲げても弾力があり折れることがないので、
   まぶたにはさんで目を開かせて遊ぶことに使われるので、
   目弾きという名前がついたと言われています。

 

 

   ベニシジミ。
   チョウの季節になりました、
   シジミチョウは種類がたくさんあって
   きれいなチョウがいっぱい。
   今年は何種類くらい撮れるかな。

   チョウもいいけどトンボもいいね、
   このあと大池へ向かってチョウトンボを狙います。
   前回よりたくさん飛んでると思うので
   期待しながら行ってみます。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影  7月20日  都立・舎人公園

          

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森の妖精、レンゲショウマ

2022-07-27 | 季節の花

  首を長くして待っていたレンゲショウマ、
  百花園のTwitterで「咲いたよ~」と。
  時間が経つと傷んじゃうので
  何はさておき行ってみました。

 

   レンゲショウマ(蓮華升麻)  キンポウゲ科レンゲショウマ属の1種1属。
   日本固有の1属1種の植物で、東北地方南部から近畿地方にかけて分布します。

 

 

   東北地方南部から近畿地方にかけて分布するキンポウゲ科の多年草。
   夏の盛りに咲く涼しげな花は、
   「森の妖精」「森のシャンデリア」などと称され、
   開花時期にはメディアなどで話題になることも多い。

 

 

   外側にあって白い花びらのように見えるのは萼で 
   萼片の数は7~10枚あります。 
   内側にあって雄しべを取り囲むようにしている
   淡い紫色の部分が本当の花びら(花弁)ですね。

 

 

   花が蓮(ハス)に、葉が更科升麻(さらしなしょうま)に似てるとして
   レンゲショウマ(蓮華升麻)と名付けられました。

 

 

   コンデジを下から差し入れて撮ってみました、
   花弁に囲まれた中は暗いのでまあこんなものでしょうかねぇ。

 

 

   花だけではなくつぼみもかわいいですね、
   これがみんな咲いてくれればいいけど
   諸般の事情でなかなかそうもいかないようです。

 

 

   ここ百花園だけではなく
   よく行く舎人公園にもあって今はまだつぼみの時期、
   開花したころ行ければいいけどねぇ。

 

 

   東京・御岳山駅下車徒歩2分ほどの斜面に5万株ほど群生しており、
   日本随一の規模と言われています。
   開花時期は7月下旬~で、その時期になると「みたけ山レンゲショウマまつり」が
   開催され、数々のイベントが行われます。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影  7月21日  向島百花園

          

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