東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

土手のヤナギは 風まかせ

2016-03-31 | 季節の花
  ♪ 「土手の柳は風まかせ 好きなあの子は口まかせ
  ええ しょんがいなぁ しょんがいな」
  昭和10年(1935年)に発売された大江戸出世小唄。
  当時絶大な人気を誇った映画スター、 高田浩吉の唄ですが
  この歌だけで唄う銀幕スターの名を欲しいままにしました。


  

     揺れる、揺れる、揺れるまなざし、、、
     風が無くても揺れている、何枚撮ったことやら。




  

     去年までは気にしてもいなかったけど今年は行くたびに。
     柳の花ってこんなんだったんだ。




  

     これはよく見るヤナギの花、
     今年はネコヤナギを見なかったのでフリソデヤナギを。




  

     昔はヤナギを謳った歌がたくさんありました、今はどうだろ?。


     ♪ 影か柳か勘太郎さんか 伊那は七谷、糸ひく煙り・・・
     =知ってる人は完全な化石。

     ♪ 唄を忘れたカナリヤは 柳の鞭でぶちましよか・・・
     =知ってる人はもうそろそろ化石。

     ♪ 柳の枝にネコがいるだからネコヤナギ
     これでいいのだ これでいいのだ
     ボン ボン バカボン バカボンボン
     天才一家だ バカボンボン
     =知ってる人は化石予備軍。

     完全な化石がお届けしました・・・。
                                                                    3月29日 向島百花園
              


     働くおじさん

  

     隅田川で出船、入船を撮っていたら遊覧船に交じって働く船が、
     テレビで見たことはあるけど実物は初めて。
     川の清掃船、ゴミが浮いてる所へ突っ込んで
     前方のすのこみたいなのでゴミを掬い取る優れもの。
     (すのこは前へ張り出し左右に首を振ることができます)

     あまりシャカリキで働かなくてもいいように
     川を汚さないようにしましょう!。

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黄色の花に赤い雄しべ、トサミズキ

2016-03-30 | 季節の花
  早春に香りのよいレモンイエローの花を咲かせるトサミズキ、
  四国の高知(土佐)地方に野生のものが多くみられるため、この名前に。
  「ミズキ」という名前ですがマンサク科、トサミズキ属です。


  

     開花直後はおしべは赤っぽい、
     花が開いてくると次第に茶色くなるようだ。




  

     垂れ下がって咲くのでどうしても下から撮るようになる、
     2メートルくらいな木なのでかなり無理な姿勢。




  

     自生しているのは土佐(高知県)近辺の蛇紋岩地帯のみだが
     全国で植栽されているので各地で見ることができる。




  

     雌しべは2本で花弁より長く、蕾のときは花の外に出る。
     黄色い花の中に可愛らしいシベのトサミズキはマンサク科。

     桜のあとに咲くのがハナミズキ、大好きですが
     これはミズキ科、ミズキ属。


     ミズキとは水木、枝を切ると水気が多いことから名付けられた。
     枝を切ってみると水道の蛇口のようにジャブジャブとはならないが、
     小枝でもポタポタと水が滴り落ちるという。
                                                                   3月17日 向島百花園
              

     わぁおー!びっくりしたなもぅ~ !!

  

     桜は咲いたが野草たちは?、、、とフィールドを見ながら歩いていたら、
     突然目に入ったのは「あっ!恐竜だ」。

     まさか恐竜ではあるまいが一瞬爬虫類に見えた、
     なんで百花園にこんなものが、マジでそう思った、
     この写真よりずっとリアルだった。

     自然は時にはとんでもないいたずらをしてくれる。

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ミツマタが目に眩しい

2016-03-29 | 季節の花
  その枝が必ず三叉、三つに分かれる性質があるために「ミツマタ」と。
  春を告げるかのごとく淡い黄色の花を一斉に開くため、先草=サキクサ、
  そして縁起の良い吉兆の草とされていたため、幸草=サキクサとも呼ばれた。
  この「サキクサ」が三枝(さいぐさ、さえぐさ)という姓の語源と言われている。


  

     こんな感じで撮りたいので何が何でも晴れの日を待つ。




  

     こういう感じでも撮りたいのが悪いクセ・・・。




  

     これはイマイチだったかな?。




  

     これだけ咲いているのにいざ撮るとなると、帯に短し襷に流し・・・。
     なんつったって感性なんてものは欠片も持ち合わせていない、
     思うにおふくろの腹の中に忘れてきてしまったんだなぁ、、、。


     NHKで「イッピン」なんて番組やってますが・・・。
     高知で薄~い和紙を抄造してるみたいで向こうが透けて見える、紗みたいに。
     その割に凄く丈夫で古い書類や傷んだ書類などの修復に使われている、
     外国での実例があったけど傷口にガーゼを当てて治してるみたいだった。

     そして写真の印画紙としても使われている、
     少し配合を変えて”雁皮紙”に使われる”雁皮”を混ぜて抄造。
     ツルツルの光沢紙と違って和紙だから少しザラザラ、
     落ち着いた風合いでレトロな感じ、昨日の写真が明治の写真に見える。

     ちょっとザラザラだから黒い部分がつぶれないんですね、
     光沢紙ではベタになるところが微妙な陰影を出している。

     洋紙では出せない微妙な感じを和紙では出すことができる、
     今では材料にも苦労してる和紙だけど
     絶やすことなく作り続けてもらいたいですね。
                                                                    3月17日 向島百花園
              

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ニワウメとユスラウメ

2016-03-28 | 季節の花
  ニワウメ、ユスラウメは共にバラ科・サクラ属の落葉低木、
  同じころ花が咲くし実も大体同じ形をしていて共に食べられる。
  よく混同されるというか区別できないというけど
  実だけならともかく花は全く違うんだけどね。


  

     ニワウメ(庭梅)。花が梅に似ていて庭木として
     よく植えられていたことからこの名前になったらしい。




  

     曇り空でのハイキー。




  

     ニワウメの実、お尻にポツッと突起がありますね。   08/07/02
     7~8月ころに赤く熟する生で食べることができ、果実酒にもされる。




  

     ユスラウメは桜桃 (梅桃)とも書く。

     この桜桃は”おうとう”とも読むけど、太宰治の「桜桃忌(おうとうき)」の
     「桜桃」とはサクランボのことですね、紛らわしいなぁ。




  

     ニワウメと同じ日に撮った。
     曇り空に白い花、露出補正はトンデモの+2.0となっている。




  

     初夏の日を浴びて輝くユスラウメの実。 08/05/28
     ニワウメより少し早くなります。

     これにはお尻の突起がありませんね、それにしても美味しそう。
     もちろん食べられます、サクランボより二回りくらい小さいけど。


     日本人は小さくするのが好きなんですね、ニワザクラ(庭桜)もあります、
     ニワウメと似てるけど花の時期が遅く花の色も白い。
     咲いてきたら撮れるかな?。
                                                                    3月23日 向島百花園
              

 
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すもももももももものうち

2016-03-27 | 季節の花
  「スモモも桃も桃のうち」というけど桃とは異なる種みたい。
  スモモは自分の花粉では結実しにくい自家不和合性なので
  ほとんどの品種で受粉樹が必要となり、同じバラ科サクラ属の
  梅、杏、桃の花粉を利用して人工授粉させることが多いとのことです。


  

     ちょっと遅くなってしまいました、スモモ。
     何とか形は残っているけど終わった花が多く切り取るのに苦労したりして。




  

     スモモの果実はモモに比べて酸味が強いことが和名の由来に、漢字では「李」と。
     英語では「prune(プルーン)」、「plum(プラム)」などと呼ばれるけど
     ウメも「プラム」と呼ばれることがありますね、外国でもウメかモモかで混乱してる。




  

     これはモモ、うん桃色ですね。
     これからで咲き始めたところだけど木が若いので実はまだ無理です。




  

     ハナモモです、観賞に耐える花はこれだけしか残ってなかった。

     原産地は中国、日本で数多くの品種改良が行われました。
     観賞用のハナモモとして改良が行われたのは江戸時代に入ってからで、
     現在の園芸品種の多くは江戸時代のものが多い。
     結実するが実は小さく、食用には適さないそうです。
                                                                   3月25日 都市農業公園
              

     ベニバスモモ(紅葉スモモ)

  

     サクラはどうかなとベルモント公園に寄ってみたけど
     サクラはまだでその代わりにベニバスモモなんて花が咲いていた。
     スモモの園芸種で新芽は紫紅色、秋にはさらに濃くなるそうだ。

     相変わらずの曇り空、家に帰ってきた頃やっと薄日が漏れてきたり・・・する。
     ここへきて寒さがぶり返し桜の開花が足踏みしてるらしい、
     花冷え、、、聞くとロマンチックだけどちょっとご免蒙りたいな。

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