東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

縁起のいい花、吉祥草

2017-12-31 | 日記
  キチジョウソウ(吉祥草)という花があります、
  めったに咲かないので咲くと吉事、よいことがあるとされているけど
  実は毎年ちゃんと咲きます、葉に隠れて見えづらいだけ。
  そんな吉祥草、今年はちゃんと見つけました。


  

     ユリ科の花、見ての通り特にきれいでも目立つ花でもないけど
     なぜか吉事、吉祥、咲くとよいことがあるとされています。




  

     花は根元に咲くのでちょっと見つけづらい。
     下部は両性花、上部は雌蕊のない雄花が混じり面白い構成となっている。




  

     日陰でも育つので日本庭園の下草として使われることが多い、
     耐陰性があるので、半日陰地のグランドカバーに利用されるので
     なおさら花は目立たない、見つからないとなる。
     でもいい名前を付けてもらったので本人?は喜んでいるのかもしれないね。




  

     そして赤いボケ、
     このボケは四季咲きみたいで気がつけば咲いている。




  

     さらに真っ白な八重咲のサザンカ。

     これでこっちも紅白そろっておめでたい、
     年の瀬、お正月を控えておめでたいことはいいけど
     浮かれていないで締まっていきましょう。

                                             12月13日 向島百花園
          


  

     東京では朝のうち雪が舞ったりしましたが。
     「とにかくも あなた任せのとしの暮」   一茶


     さて、泣いても笑っても、、、と死語となった言葉を使うときがきました。
     紅白を見なくなって幾久しいけどそろそろ始まる時間です、
     知らない人が出て知らない歌を聞かされるのは拷問に等しい。
     私はとりあえず録画したままになっている映画でも見ておこう、
     1986年公開のトム・クルーズ主演「トップガン」。
     BSプレミアムからの録画、CMなしで1時間51分ばっちり楽しみます。

     今年も一年間このブログを見ていただいて本当にありがとうございました、
     今年は故あって皆勤賞は取れなかったけど来年こそは頑張って皆勤賞を狙いましょう。
     来年も皆様にとって幸せな年になりますように。

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春を待つ百花園

2017-12-30 | 風景
  生きとし生けるものみな息をひそめ
  時間が止まってしまったような百花園、
  冬至を過ぎ太陽が復活し始めた今
  来たるべく春に向けて息を吹き返そうとしている。


  

     いま咲いている花はツバキ、サザンカなどツバキの仲間だけ、
     そのツバキの仲間オトメツバキは葉の陰にひっそりと。




  

     ツバキは長持ちしますね、
     園内トップで咲き始めまだツボミを持っている。




  1
     段違い平行棒ならぬ段違いスカイツリー、
     冬だけの景色だね、空気が澄んでないと撮る気がしない。




  

     今年はどうかなと思っていたがやっと一個見っけ、網ほおずき。




  

     トウバイ(唐梅)も綻んできた、まだ数輪だけど春の息吹だ。




  

     帰り際に振り返ってみた庭園入り口、
     まだモミジが残っていた。

     これから約一か月百花園は春の準備に入る、
     いろいろな花たちは満を持して春が来るのを待つ。
     春よ来い来い早く来い、
     考えてみれば今が一番いい時期かもしれない。


                                             12月22日 向島百花園
          

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納めの不動

2017-12-29 | イベント
  飛不動尊は古くより、旅人の守り本尊として、
  旅先まで飛んできて守ってくださる「空飛ぶお不動様」。
  また病魔や災難等を飛ばしてくださる
  「厄飛ばしのお不動様」として信仰されてきました。


  

     お不動さんの縁日は28日、12月28日は納めの不動ということで
     職場から歩いて10分の「飛不動」へ行ってみました。
     民家の間にあって赤い幟がなければ通り過ぎちゃいそう。




  

     中も狭いけどまあ下町のお不動さんですから。




          

          航空安全、交通安全、いろいろなお守りがいっぱいありますね。




  

     こんな絵馬もありました、
     この頃は外国語の絵馬もちらほらと見られるようになりましたね。




  

     六地蔵は近年の作でしょうね、現代的な姿、顔立ちです。




  

     仁王様が並んで、
     ヒゲの仁王様ってあまり見ないような。




  

     不動明王は元々ヒンドゥー教の三大神の一人「シヴァ」とされているけど
     それから先はややこしくて私には理解できない。
     怖い様相から「戦いの仏」のように見えるけど、
     実際は迷いの世界から煩悩を断ち切るよう導いてくれる慈悲深い仏様のようです。




  

     飛不動のお守りはJAXAにも飾られてあります、
     ノンフィクション作家の山根一眞氏から奉納された写真。
     「はやぶさ」が帰ってきて大気圏に再突入したときです。
     右下の光っているのが「はやぶさ」本体で右下から左上への軌道、
     左先端に持って帰ったカプセルが本体に先行する形で飛行しています。
     左のオレンジと中ほどに本堂の屋根が写り込んで、、、
     周りをぐるっと移動してみたけど逃げようがなかった。


     近代に入り、航空機の発達と空飛ぶお不動様が結びつき、
     航空関係に携わる人たちや海外旅行等で飛行機を利用する多くの人が、
     航空安全や道中安泰、旅行安泰を願い参拝している。
     時代の最先端を行くJAXAも飛不動には一目置いているようだね。

                                           12月28日 台東区・飛不動
          

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西新井大師を見る

2017-12-28 | 風景
  先日行った西新井大師は弘法大師が開いた寺で伝えに曰く、
  「天長の昔、弘法大使がこの地を訪れたところ村人が悪病に悩んでいた。
  十一面観音と自分の像を彫り二十一日間護摩祈願をしたところ
  今まで枯れていた井戸から清水が湧きだし悪病は平癒した。
  お堂の西から新しい井戸が湧いたため「西新井」の地名となった・・・」と。


  

     参道、門前町を歩いてみたが昔と違って店も少なくなり人通りも寂しい、
     前は縁日というとごった返して歩けないくらいだったけどね。
     だるま屋さん、草加せんべい、草だんごなどの店が並ぶ。




  

     山門の前には向かい合って2軒の草だんご屋さんがある、
     両方の店が声を張り上げてお客を奪い合っているのがいつ見ても面白い。




  

     山門を入ってすぐに「塩地蔵」。

     立札に曰く
     「ここに安置される地蔵菩薩は江戸時代より
     特にいぼ取りその他に霊験ありと伝えられ
     御堂内の塩をいただきその功徳ある時
     倍の塩をお返しするところから塩地蔵と申し
     諸人の信仰盛んなり」。





          

          ちょっと奥の方に「さざえ堂」

          三重の塔に見えるけど、江戸時代に流行した三匝堂(さんそうどう)で、
          俗に栄螺堂(さざえどう)と言われる仏堂の一形式。
          中の階段がさざえのようにらせん状に登っていくのでさざえ堂と名前がついた、
          関東以北の寺院に相当建てられたらしいが、今に残る遺構は非常に少ない。
          都内では明治十七年改築とはいえこの堂だけで、とても貴重な建築物です。




  


     本堂横に弘法大師像。
     前はここに芍薬園が広がっていて春になると大勢の見物客でにぎわった、
     牡丹と芍薬はここ西新井の名物となり西新井橋の欄干には牡丹の透かし彫りがある。
     その芍薬園がなくなりこんな風景になってしまって寂しい限りだ。




  

     本堂前の広場を見下ろしてみた、
     平日は車の安全祈願なども行われるためここに車が並ぶことも多い。




  

     真言宗豊山派の寺で正式には五智山遍照院總持寺、
     西新井大師(にしあらいだいし)の通称で知られている。

     江戸時代中期に建立された本堂は、昭和41年(1966年)火災により焼亡したが本尊は難を逃れた、
     そのあと本堂は昭和46年(1971年)に再建され今に至っている。

     川崎大師などと共に「厄除け関東三大師」の一つに数えられ、毎年の正月には初詣の参拝客で賑わう。
     異論もあるかもしれないが、西新井大師・川崎大師・観福寺大師堂がこれに当たり
     単に関東三大師といえば、佐野厄除け大師・青柳大師・川越大師となる。

     俗にいう三大〇〇と言えばつい地元の〇〇を入れたくなり
     万人が認める三大なんとかにはなかなか巡り合えないね。

                                             12月21日 西新井大師
          

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日本橋はお正月

2017-12-27 | 散歩
  銀座と違って日本橋ではクリスマスは控えめ?
  どちらかというと新年・お正月が目立ったみたいでした。
  まぁあくまで主観ですけどなんとなくお正月ムード、
  この辺のビミョーな違いが面白いですね。


  

     銀座から京橋を過ぎ日本橋へやってきました。
     日本橋高島屋ではめったに立ち止まらないけど今日は珍しく足を止めたり、、、
     久しぶりに見たようなスノーマン、懐かしい。




  

     そして高島屋の入り口にはメリーゴーランドが。
     いくらデパートとはいえ店内にメリーゴーランドを作るなんて驚いた、
     小さな子供がいたら喜んでくれるかもね。




  

     日本橋には交通規制のお知らせ。
     お正月は箱根駅伝ですね、
     都内では往路と復路が違うようで日本橋は復路で通ります。




  

     日本橋三越本店。
     三越は入口から数メートルのここまではよく入るけどこれ以上はちょっと、
     もうちょっと進むと天女(まごころ)の像が左手に。




  

  鶴屋吉信 TOKYO MISE。
  三越前にある京都の和菓子屋さん、
  店内にはカウンターがあって作り立ての和菓子が味わえるそうです。




  

     COREDO室町
     さすがにここはシックに和のテイスト。




  

     COREDO室町に並んで福徳稲荷神社。
     家康なども参拝した古い神社で1,100年以上の歴史があるとか、
     宝くじ当選のご利益があるそうでそっちの方を期待してのお詣りも多いとか。




  


     にんべんのおせち。

     日本橋は和の街、銀座とは違いますね。
     同じ日に歩いたけどクリスマスはぐっと減ってお正月が前面に、
     2キロくらいな距離だけど街並みはぐっとシックになってくる。
     華やかな銀座、落ち着いた日本橋というところかな、
     時期的に遅くなってしまったけど違いを見ていただけましたでしょうか。

                                            12月15日 日本橋を歩く
          

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