東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

昔の農機具展示室

2024-07-31 | 風景

  農業公園にある昔の「農機具展示室」、
  何年か前にリニューアルされてさっぱりしたようです。
  冷房が効いてるので暑さしのぎに入ってみました、
  子どものころ見た農機具がいっぱいで昔を思い出したり。

 

   今でこそこの辺りでは田んぼを見ないけど
   私が東京へ来たころにはまだ田んぼがいっぱいあった。

 

 

   中へ入ってみると「古っ」と言いたいけど
   懐かしいモノがいっぱい、子どものころに見たものばかりが。
   大八車なんてその最たるものだ。

 

 

   藁切り機。藁を細かく、そうね一寸とか二寸くらいに切る道具。
   切った藁は田んぼに撒いて肥料にするとか牛とか馬のエサにする。

 

 

   脱穀機と唐箕(とうみ)。脱穀機は人力とか原動機で回し
   イネとか麦を脱穀する、原動機には焼玉エンジンなんてのが使われていた。

 

 

   すき(鋤)と「田打ち車。すきは田んぼを掘り起こして肥料を入れる、
   大きいものは牛とか馬に引かせて。
   田打ち車は植えた稲の間の雑草を排除するため人が押して使った。

 

 

   子どものころは大八車がどこででも見られた、
   時代が下ると木の車輪からゴムタイヤに代わっていった。

 

 

   踏車。低い川から水をくみ上げ田んぼへ送る。
   踏車に人間が乗って水車を回して水を高所へくみ上げる。

 

 

   唐箕(とうみ)。唐箕は米や麦などの穀物から籾殻やごみなどを
   風を吹き付けてより分ける道具です。
   臼で撞いてもみ殻を外したものを上の容器に入れ右のハンドルを回すと
   木製の風車が回りその風で穀物ともみ殻など不要なものをより分ける。

   以上見てきたものは私が子供ころはよく使われ見てきたものです、
   懐かしいというかよく残っていたなと思うものがずらり。
   そして自分の年齢を改めて感じるものばかりで
   そろそろ私も自身が博物館行きかなと思わせるものでした。

 

       data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 7月23 日  都市農業公園

        

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真夏の農業公園を行く

2024-07-30 | 風景

  青い空に誘われて農業公園へ、
  外へ出れば猛暑であることは分かっているんだけど
  秋を思わせる雲が浮かんだ青い空を見ると
  つい出かけてしまうんだよね。

 

   河川敷から土手に上がったら秋の空のようだ、
   この日の最高気温は34.5℃。

 

 

   河川敷に植えられていた「40」に見えた植物群。
   大きくなって形が崩れモヤモヤに。
   農業公園は1984年に生まれた、40周年記念のヒマワリかな。

 

 

   管理棟に入ってみた、公園で収穫された野菜などが販売されている。

 

 

   そして窓際には「お盆の飾りつけ」が、
   バックには8月13~16日お盆とはっきり、8月のお盆は全国区なんだね。

 

 

   畑を覗いてみると炎天下にイチゴが赤くなっている、
   ここのイチゴは真冬から真夏まで赤い実をつけている。

 

 

   ゴーヤのトンネル、外から見ると涼しそうだけど中は蒸し風呂だろうね。

 

 

   ブルーベリーもきれいに熟れてきた、
   熟れたのから順次採集して管理棟で売りさばく。

 

 

   ヤマブドウもたわわに実をつけてきた、
   これには袋をかけないで黒く熟れるまで放っておく。

 

 

   池の周りに「ラクウショウ(落羽松)」、
   いっぱい付いている実を見ながら歩くとどこか人の顔に似た実が、
   数百個の実を全部見られないけど中には笑っちゃうような表情も見られる。

   秋に羽状の葉が枝ごと落ちることからラクウショウ(落羽松)という。
   漢字で書くと、松の字があるが、マツの仲間ではなくスギの仲間だとか。

 

       data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。  撮影 7月 23日  都市農業公園

       

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ひそかに近づく秋の気配

2024-07-29 | 季節の花

  秋来ぬと目にはさやかに見えねども、、、
  連日猛暑のこの頃なれどふと周りを見渡せば
  忍び寄る秋の気配を感じたりします。
  花たちは私たちをより早く秋の世界へ誘ってくれるのかな。

 

   ヘビウリの花は咲けども実の一つだになきぞ哀しき・・・
   早く実ができないかな、ヘビみたいなニョロニョロの実。

 

 

   タマアジサイ、無くなったかと思ったけど
   わずかに残っていたようだ、来月になれば花が見られるだろね。

 

 

   タヌキマメ(マメ科タヌキマメ属)。花の後、萼(がく)が大きくなり、
   茶色い粗めの毛がふさふさと生え、果実をすっぽりと包みます。
   その毛をタヌキの体毛に見立てての命名です。

 

 

   マツムシソウ。今までマツムシソウが生えていたところに
   タヌキマメが植えられてしまった、追い出されたマツムシソウは
   園内の草地であっちに一本こっちに一本と肩身の狭い思いをしている。

 

 

   池を覗いてみたら白いハスのつぼみが。
   すっかり遅くなっちゃったな、今から咲いてもいいのかな?。

 

 

   池のほとりにはガマの穂が。
   冬になるとこの花穂の中から綿毛がブワーッと出てきて飛散する。
   1本の花穂から出る綿毛には約10万個のタネがあるらしい。

 

 

   オニユリに滴が残っていた、昨夜の花火大会を中止させた雨は
   朝方近くまで降っていたのでその滴かな。

 

 

   コンニャクが一時姿を消したけど
   新しいコンニャク芋が植えられたみたい。
   斑点のある若芽がいっぱい伸びてきた、
   今ごろ新しく植えていいのかな
   秋になったら赤い実が見られるだろうか。

 

        data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。  撮影 7月 21日  向島百花園

        

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そこはかとなく忍び寄る秋

2024-07-28 | 季節の花

  百花園で風鈴がつり下げられ
  日傘が貸し出される頃になると
  日差しは暑いもののそこはかとなく秋の気配が、
  でも今年は無茶苦茶暑いので秋はまだ彼方かな。

 

   というわけで四阿(あずまや)とか藤棚の下や葛棚の下
   その他日陰になるところに風鈴がぶら下がりました。

 

 

   そして入口には無料の日傘貸し出しも、
   でもこの暑さなので客さんも少なく日傘を差す人はほとんど見ません。

 

 

   そんな中、棚からぶら下がる果実が多く見られるように、
   これは「福禄寿瓜」、日本ではほとんど見られないウリですね。

 

 

   熟すとこんな色・形になります、瓜と名前がつくけど実質カボチャかな。
   ネットで探すとまず百花園、そして中国語のサイトに登場します。
   「科属: 葫芦科 南瓜属」 なんて書いてあるけど
   中国ではこれを食べているのだろうか。

 

 

   鉢植えのハスの花が暑い中を頑張っている。

 

 

   そして花托も、ハスは花もいいけどこの花托がいいね。

 

 

   ニワフジがまた咲いていた、藤と同じで二度咲きするのかな。
   藤と同じくマメ科なんだけど属が違う。

 

 

   そして早くもススキの姿が見られた、
   茶室の窓と相まって秋の気配が漂う。
   毎日暑いけど植物の世界では
   早くも秋が忍び寄っているみたい。

 

        data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 7月 21日  向島百花園

        

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兵(つわもの)どもが夢の跡

2024-07-27 | 風景

  7月20日恒例の「足立の花火」が予定されていた、
  天気予報は午後から、夕方から雷雨に注意と。
  去年は74万人が押しかけたらしい、
  広い荒川河川敷だけど立つ場所もないだろうに。

 

   ある日の夕方、ふと荒川土手まで行ってみた。
   そっかぁ週末には花火大会があるんだ、
   準備もすっかり終わったみたいだね、荒川左岸です。

 

 

   左岸のこの辺だけに階段状の観覧席みたいな段差が造られている、
   花火大会のためではないだろうけど花火は対岸正面から上がるので
   ちょうど特等席になる。ブルーシートにはNoが振ってあり有料席だね。

 

 

   こっちは貴賓席かな白いイスが並んでいる。
   右岸の打ち上げ場所の正面、
   スターマインなど芸にある花火は対岸の正面から打ち上げられる。

   夕方になりドーンドーンと何やら音が響いてくる
   私は見に行かないでTVで見ようと録画予約もしてある。
   さてドーンドーンの音の中で開始時刻の7時になった。

 

 

   テレビをつけたらいきなりこんな画面が、
   ドーンドーンは花火ではなく雷鳴が轟いていたんだ。
   開始20分前の中止宣言、現地ではブーイングの嵐だろうな。

 

 

   足立区長が苦渋の表情で中止を告げる。
   でもこの判断は間違っていなかった、
   観客が引き上げる途中から雷雨が襲ってきた、
   決断が遅かったら悲惨な状況になっただろう、区長は正しかった。

 

 

   花火大会じゃなく稲光大会になってしまった、
   最寄り駅近くではずぶ濡れの観客が多数目撃されている。
   なお延期じゃなく中止と発表された。

 

 

   すぐにSNSでいろいろな写真が追いかけてきた、
   これじゃ花火大会ではなく稲光大会だよ。
   本当にこれだけ落雷があったのか時間をかけて撮ったのかは分からない。

 

 

   翌朝、向島百花園へ行くため右岸を走る、
   兵(つわもの)どもが夢の跡。

 

 

   夢の跡というものは空しい、一年に一回の花火大会
   夢を持って期待を込めて遠路来た人もいただろうに。

 

 

   ほとんど乱れていない右岸の有料席
   観客のマナーもよくなったみたいだね。

 

 

   2017年の大会から、
   このころはまだ多少の余裕はあった、土手から自由に見られた。

 

 

   今はガッチガチの規制があって近づくことさえできない。
   この「足立の花火」が始まったころは土手に寝転んで見ていた、
   今からン十年前、世の中はまだのんびりしていた時代だったんだなぁ。

     data:EOS70D/EF70-200 1:2.8 L。 撮影 7月 21 日  「足立の花火」の顛末

     

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