東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

お富士さんの植木市

2019-06-30 | イベント
  山開きの前の日、聖天様の近くの富士神社で
  植木市が開かれました。
  残念なお天気のうえ朝も早かったので人出はぼちぼち、
  毎年のことだけど山開きは雨になっちゃうのね。


  

     朝から雨、このころになると霧雨より小さい霧かなと思うような細かい雨、
     時間も早かったのでいつもなら埋まるはずのこの道もガラガラです。
     私の背中は言問通りを挟んで浅草観音堂、ここは浅草寺のすぐ裏ですね。




  

     まずはぐっと渋いところから、
     植木市と銘打っているのでこんな商品もいっぱい。




  

     うす紫のきれいなムクゲがあったけど雨に濡れて、、、
     細か~い霧雨なのでこんな水玉になるのかな。




  

     錦鯉の子ども?1匹500エンだって!、
     隣には200エン、100エンのもあったけど・・・
     こんな小さなの一匹づつ分けるのって大変だろうね。




  

     やっぱり草花とか花の咲く木の姿が多いよね、
     お詣りの帰りに買いやすいもんね。




  

     ウツボカズラなんかがぶら下がっていました、
     観葉植物なんかのお店みたいです。




  

     これなもう街中の花屋さんみたい、
     お天気が良かったらお客さんが集まるのでしょうね。




  

     釣りしのぶのお店がありました、
     お天気が良く暑かったらきっと売れたんだろうけどねぇ。




  

     浅草浅間神社、場所的には職場に近いけど初めてです。
     こうして単独であるのは珍しいのかな、大抵はどこかの神社の中に同居している。




  

     もちろん富士山もあります、浅草富士
     頂上にはかわいい祠もありますね。




  

     拝殿へ向かう前にはしっかりと茅の輪が、
     今年はいろいろな所でたくさん見たけどみんなそれぞれ特徴があって面白い。




  

     こんなお天気にも関らず社務所は大忙し、
     みんな御朱印を求めてなんですね、いまのトレンドです。

     職場から歩いて10分くらい、言問通りから入って職場の近くに抜けてきた。
     傘は要らないかなと傾けてみると顔に針先で突かれたみたいな刺激、
     細か~い雨が降っている目には見えない、霧みたいだね。
     お天気が良かったら混みあうだろうけど植木市、
     明日の山開きはどうなんだろう、歩いて10分の"小野照さま"だけど。

          data: PowerShot G12 。 撮影 6月29日 お富士さんの植木市
          
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雨が止んだので氷川神社へ

2019-06-29 | 風景
  すごい降りだったけど30分くらいで止んでくれた、
  完全に止んだみたいなので近くの氷川神社まで足を延ばしてみよう。
  千住「仲町氷川神社」初めてだけどよく通る道の途中にある、
  この辺はもうどこを通ってもよく通る道なのである。


  

     足立市場の前から日光街道と袂を分かつように狭い道が延びます、
     旧日光街道ですね当然芭蕉はこの道を往くことになるわけだけど
     この芭蕉さん、さっきの絵の芭蕉さんとちょっと違うような。
     細かいことは放っておいて芭蕉さん気をつけて行ってらっしゃ~い。




  

     私も日光街道に別れを告げ墨堤通りに入り向島の方向へ。
     この道は家から真っすぐに百花園に行くとき通ります、
     また、百花園からの帰りに風が強く河川敷を走れないときはこの道を。
     最近は通っていないけど今回はほんの200mくらいだけ、
     左へ入って「仲町氷川神社」がありました。
     ご祭神は素戔嗚尊ですね。




  

     拝殿、ここでは拝殿と本殿が独立しており渡り廊下で繋がっていて奥に本殿がある。
     ちょっと珍しい構造だけど王子の紀州神社も同じ造りだったかな。




  

     横には拝殿より大きいみたいな社務所、
     拝殿は近年改修されたようできれいだったけど社務所はそのままだったのかな。




  

     拝殿と社務所の間の奥に天神さま、「関屋天満宮」。
     でも鳥居の先までは進めなかったのでここまで。
     ご神体は菅公自ら彫刻した尊像百体のうち一体であると伝えられる。




  

     社殿右側に合殿で稲荷神社と三峯神社が鎮座している。
     改修でもなされるのだろうか鉄パイプが組まれていた。




  

     さらに江島神社、いわゆる弁天様がある。
     ただここのは庚申塔となっており
     いつもの優しい弁天さまと違って剣を持っていらっしゃる。




  

     弁天像供養庚申塔。
     元禄二年と刻まれている庚申塔、
     弁天様を主尊とした庚申塔は東京ではここだけとか。
     よく見る弁天様と違って
     右手に剣を握り左手には宝珠を持っています。
     左右には雌雄の鶏、下には三猿が刻まれているとあるけど
     三猿は見えたが雌雄の鶏は確認できなかった。

     氷川神社、まだあるけどこのあとイベントを追いかけるので
     いったんお休みします、引き続きもう一回イベントが控えているけど
     上手く間に入ればいいね、ちょっと忙しくなりそうです。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4 。 撮影 6月22日 仲町氷川神社
          
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雨の中決死隊!

2019-06-28 | 風景
  ここのところ"雨上がり決死隊"なる人たちがテレビを賑わせておりますが
  私はその人たちを見たことないからよく分からない。
  それより前に私はど~なる?
  雨の中決死隊を決行しなくちゃいけないの!?。


  

     三ノ輪からは自転車で通勤するときの通いなれた道、日光街道に入ります。

     円通寺。
     慶応4年の戊辰戦争(上野戦争)で亡くなった彰義隊の隊士たちは
     賊軍として扱われ遺体の回収もなくそのまま打ち捨てられていた。
     円通寺の住職は新政府の許可のもとこれらの遺体の火葬や葬儀を行い
     この寺に墓を建てた。




  

     上野・寛永寺の総門である通称「黒門」はこの戦争で壊されたが
     後に円通寺に移築・復元された、
     見ると全体に銃弾の跡が残り戦闘の激しさを物語っている。
     この黒門があった辺りが黒門町と呼ばれその名は湯島の下あたりに今も残っており
     「黒門町の伝七」が活躍する「伝七捕り物帖」は映画・テレビで映像化され今もテレビ埼玉で放送中です。




  

     彰義隊隊士の墓。
     遺骸266体を上野で荼毘に付しここにその墓を建てた。
     上野の西郷さんの近くにその碑があるがその辺りで荼毘に付したという。

     残念ながらここにはアジサイはありませんでした、
     が、しかし、雨がちょっと強くなってきましたねぇ。




  

     5分ばかり走って素戔嗚(スサノオ)神社へ逃げ込みます、広いし雨宿りの場所はたくさんありそう。

     素戔嗚神社、春先には2000体ともいわれるおひなさまが展示されます、
     また芭蕉の奥の細道への旅立ちの様子などジオラマで表現され
     この地から旅立ったかなと思わせるけど実際はちょっと先の千住大橋からですね。




  

     拝殿前には立派な茅の輪が準備されていました、
     30日は「大祓の儀式」が執り行われます。




  

     東京の神社にはかなりの比率で富士塚・浅間神社などがあります、
     ここもその例にもれず富士塚があって浅間神社が祀ってあります。
     その富士塚を背にアジサイが咲いていました。




  

     「夏越しの祓」の幟は大祓の儀式のものですね。
     ここの写真はみんな雨の中でです、カメラにハンカチ被せながら。
     雷は鳴らないので驟雨でしょうか、夕方でもないので夕立ちではない。

     「夏の雨は馬の背を分ける」と言いますね、
     馬の背を見ると片側は濡れているのに反対側はなんでもなく乾いている、
     ことほど左様に勝手な雨で今降った雨はもうよそへ行っている。
     15分くらいで止んだのでまた動きましょう。




  

     千住大橋から隅田川の川辺に降りてみました、清洲橋辺りから船でここまで来て上陸、
     ここから陸路で奥州へ旅立った場所です。
     その胸にはいろいろなことが去来したことでしょう、
     頑張って、芭蕉さん。




  

     ようやく足立市場まで帰ってきました、
     が、この空。

     2020年7月19日、オリンピックの聖火はここへやってきます。
     各日の最終自治体では、セレブレーションと呼ばれるイベントが開催されますが
     足立区内の最終ポイントはここ千住の足立市場。
     一定規模のスペースが確保できるため、セレブレーションに適すると判断し、
     決定したようですが詳細はこれからとか。


     このときはまだ降っていなかったけど少し走ったら天の底が抜けたような豪雨、
     たまらず近くにあった車庫へ避難、テレビでよく見るようなものすごい降り。
     ま、止まなかった雨は無いし諦めて止むのを待つしかないよねぇ・・・。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4 。 撮影 6月22日 あんときゃ土砂降り雨ン中
          
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山谷堀から三ノ輪まで

2019-06-27 | 風景
  山谷堀は王子の音無川から根岸・三ノ輪・吉原を通って隅田川に至る運河です。
  江戸の頃には舟で隅田川から遡って吉原へ行くのが"通"とされ
  日暮れ時ともなると猪牙(ちょき)舟で混みあったようですが
  私は"通"ではないのでママチャリでね。


  

     聖天さまと今戸神社の間にある山谷堀、ここから三ノ輪へ向かいましょう。

     今戸橋は山谷堀が隅田川に流入するところにあり
     吉原への入り口でした。
     今は埋め立てられ親柱だけが残っています。
     そして江戸時代には「今戸焼」と呼ばれる焼き物の産地でした、
     今戸神社の招き猫も今戸焼で作られたんですね。




  

     今戸橋から吉原の近くまでは山谷堀を埋め立てた山谷堀公園が続きます、
     約700mの公園は春には桜の並木がきれいです。




  

     途中までしばらくの間は水の流れなどしつらえてあり
     夏場には子どもたちの絶好の遊び場に。




  

     子規の句碑があります。
     牡丹載せて 今戸へ帰る小舟かな  子規

     この"牡丹"は本当の牡丹の花なのか、はたまた遊女なのか
     議論の分かれるところですが、、、。
     根岸に住んでいた子規は猪牙(ちょき)舟で山谷堀を遊んだのでしょうか、
     三ノ輪からほど近い朝顔市で有名な入谷鬼子母神(真源寺)にも句碑がありますね。




  

     紙洗橋
     江戸時代は今に勝るリサイクルの時代、トイレットペーパーは
     "浅草紙"と呼ばれ街で回収された古紙はこの辺りで再生された。
     古紙を煮て溶かした後この山谷堀の水で冷やして作る、
     職人は冷えるまでヒマなので近くの吉原で遊女などをからかう。
     買う気もないのにちょっかいを出すのを「冷かす」というのは
     ここから来たと、、、wikiには無かったかな。

     山谷堀公園はもう少しあるけどこの辺から土手通りに出て三ノ輪へ向かいましょう。




  

     浄閑寺へやって来ました、しばらくぶりです。
     しかしさっきから雨が落ちてきました、雷のない雷雨みたい
     空が暗くなりひょっとするとひょっとするかもです。




          

          新吉原総霊塔
          明暦の大火が起きるまで吉原は今の人形町のあたりにありましたが
          火事のあと吉原は浅草に移され以降「新吉原」と呼ばれました。

          慰霊塔のお地蔵様の上の空間には遊女たちのためにいろいろな供え物が、
          化粧品、アクセサリー、髪飾り、、、今でも贈る人は絶えません。




  

     その横には花又花酔の有名な 「生れては苦界 死しては浄閑寺」の碑。




  

     向かいにある永井荷風の文学碑にはどこかのグループが、
     リーダーがついていていろいろ説明していたけど雨が本降りに。




  

     期待はしていなかったけどここにはアジサイはありませんでした。
     藤棚の下でしばし雨宿り、
     見上げると藤の花が咲いていたけど喜んでいる場合じゃないよ。

     ここからは自転車での通勤コースを帰ります、
     途中の神社や寺に寄りながらアジサイを見つけようという思いだったけど
     その前に帰られるかどうかが大問題です。
     日光街道を傘さして自転車で帰るわけにもいかないしねえ、、、。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4 。 撮影 6月22日 山谷堀、吉原から三ノ輪まで
          

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浅草にアジサイの名所が?

2019-06-26 | 風景
  テレビ東京で「朝の散歩道」という番組を放送している、
  先日はアジサイの名所を訪ねていたがこともあろうに浅草にも。
  どうして浅草がアジサイの名所?結局食べ歩きになってしまったけどね、
  そっかぁ浅草だってアジサイがあるかも?と歩いてみた。


  

     浅草でアジサイならとりあえず隅田公園だな、道路脇の待乳山聖天さまから見てみよう。

     待乳山聖天(まつちやましょうでん)、地元では単に聖天さまと呼ぶ。
     浅草寺の北東、隅田川西岸にある待乳山の高さ約10mの丘の上ににあります。
     縁起には一夜のうちに現れた霊山で、そのとき金龍が舞い降り山を廻り守護したと。




  

     聖天様は通称で正式には大聖歓喜大自在天、略して歓喜天とも。
     トレードマークは何やら意味ありげな二股大根です、
     二股大根は無病息災、夫婦和合、子孫繁栄をそれぞれ意味します。




  

     境内中央の階段を上ると本堂があり、
     開堂時間内であれば中に入ることができるという。
     とは言うものの私はちょっと、、、ご遠慮申し上げました。




  

     というわけでお供え物は大根です。
     社務所でも売っているけど畑でとれた大根をお供えすれば喜んでもらえるかも。
     大根は深い迷いの心の毒を表し、
     ここに鎮座する聖天様にお供えすることによって、心の毒を清めてくれるのだそうですよ。




  

     結局聖天さまにアジサイは見られなかったけど
     道の向こうの隅田公園にはたくさんのアジサイが。




  

     隅田川沿いの隅田公園に並行しているこの道は
     このまま行くと百花園の近くまでいきます。
     川の反対側の道は向島の花街を抜けてこれも百花園の近くまで、
     ここからなら約10分くらいかな、走り慣れた道です。




          

          そのまま行って2,3分、招き猫発祥の地として有名な今戸神社。

          昔近所に住んでいた老女、貧しさのため飼っていた猫を手放した、
          夢枕に現れた猫、「自分の姿を人形にしたら福徳を授かる」と。
          その猫の姿を今戸焼にして浅草神社の鳥居横で売ったら
          たちまち大評判になったという。
          これがここの招き猫発祥の由来ですが他にも発祥の地があるようで・・・。




  

     ここは縁結びの神社ということでお詣りに来るのはほとんどが女性、
     おっさんがウロウロしていると通報されかねない?。




  

     境内は招き猫を描いた円い絵馬があちこちに鈴なり、
     アジサイが遠慮がちに顔を出していました。




  

     小さな社務所脇にもアジサイが、
     百花園とか農業公園のアジサイはそろそろ終わりなんだけど
     こうして見てみるとまだまだあちこちで咲いていそう。
     これはさらに歩いて見たくなってきた、
     調子に乗って歩いたら止まらなくなっちゃったぞ。

     次回は山谷堀から三ノ輪まで、久しぶりに浄閑寺なんか行ったけど雨が!!。

          data: EOS70D/EF17-40mm 1:4 。 撮影 6月22日 浅草でアジサイを
          
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