東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

きらめいて

2016-11-30 | 風景
  この日行ったのはそう早い時間でもなかったけど
  前日の雨粒が花びらに、葉の片隅に残っていた。
  空は快晴で日差しは強く
  残っていた雨粒がキラリ、キラリ。


  

     私はキクの名前はほとんど分からない、
     このキクもノコンギク(野紺菊)かなと思っていたらコンギク(紺菊)と名札が出た。
     小さな雨粒がキラリ、
     よ~く見ないと分からないけどキラリ。




  

     雨粒といっても小さな小さな雨粒、
     仁丹の粒よりずっと小さい。
     ほんのちょっと位置がずれるともう光らない、
     息を止めてそ~っと少しづつ、、、キラリ。
     サザンカにキラリ。




  

     こっちはいっぱいキラキラキラ、
     決してきれいな水ではないけどいっぱいの陽を浴びてキラキラキラ。


     寒くなって来るとお日さまが恋しくなってくる、
     お日さまの光に恋焦がれる。
     たとえ風が冷たくても
     お日さまの光さえあればほっこりできる。


     イソップの「北風と太陽」
     これを書くにあたって調べてみたら
     私たちが思っているのと違っていろいろな”意味”があるようで
     お日さまエライと喜んでばかりいられない。 !?
                                                                    11月25日 向島百花園
              

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ムラサキシキブの思い出

2016-11-29 | 季節の花
  ムラサキシキブが最後の輝きを見せている、
  その紫色の小さな実は秋の陽に映えてとてもきれいだ。
  コムラサキほどの華やかさはないが、
  その静かな佇まいは平安の昔を偲ばせてくれる。


  

     この姿が見られたのはほんの数分間、
     木漏れ日はスポットライトのように小さな実を照らす。




  

     青空に映える紫の実、
     江戸の植木職人が名づけたという説がある。
     やっぱり紫式部を意識したのだろう、
     この木が売れるように、広まるようにと。




  
     
     その昔、まだ見ぬムラサキシキブの名に惹かれて
     赤羽自然公園を探し回った、
     ここにあるとの僅かな情報に望みをかけて。

     当時はネットなどの情報はほとんどなく
     紙の図鑑が頼り、
     その中で僅かな足がかりを得て探したが見つからなかった。

     後年、向島百花園に足を運ぶようになりここで見つけることができた。
     あの頃の思い出と共に見るムラサキシキブは
     私の花の写真に新たな一枚を加える。
                                                                    11月18日 向島百花園
              

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白いツバキはピンクの斑入り

2016-11-28 | 季節の花
  寒つばきに続いて白いツバキ、
  真っ白じゃなくところどころにピンクの斑入りとなっている。
  このピンクの斑がまたいい、
  寒さの中どこかほっこりさせる白いツバキ。


  

     一日中日陰、午前中の30分くらいわずかに日光が当たる、
     そのときがチャンス、白いツバキが浮き上がる。




  

     幸いなことに私の行く時間と一致する。




  

     願わくば咲いてすぐ、シベが変色しないうちに、
     花びらが傷まないうちにね。




  

     毎年撮っているけど今年はいい感じ、
     なかなか巡り合えない最高の瞬間。

     ツバキもいろいろあるけど
     どうもこのツバキしか撮る気にならない、
     どうにも困った性格である、、、みたい。
                                                                    11月25日 向島百花園
              

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密やかに寒つばき

2016-11-27 | 季節の花
  木々の色づきが最高潮を迎えるころ
  足元ではひっそりと寒椿が花開いてくる。
  やや抑えた色調の赤は
  これからの厳しい冬を乗り切る覚悟か。


  

     サザンカに似て非なり、
     見て、なんとなくサザンカと違うなと感じる程度。
     でも、「あ、寒つばき」、、、とも感じる。





  

     去年までは近くまで行けたのに今年は柵が作られた、
     通路からしか撮れない。
     不自由という枷がまた写欲を刺激する。




  

     晩秋の陽を浴びて暖かそうな寒つばき、
     寒さに耐えて咲き続けて貰いたいね。


     ツバキと名がついているが散るときは
     普通のツバキのように花ごとポタと落ちるのではなく、
     サザンカと同じように花びらが一枚づつハラハラと散る。

     サザンカと寒つばきの区別は難しく専門家もお手上げ状態とか、
     いっそ区別するのを止めようかとの声もある。
     でもサザンカと寒つばきではやっぱり寒つばきの方が夢がある、
     絵になるし、句にもなる、寒つばきのままでいて欲しい。
                                                                    11月18日 向島百花園
              

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イチョウはちょっとだけ早い?

2016-11-26 | 風景
  梢の方にちょっとだけまだ緑が見える、
  まっ黄っ黄になるのにはあと数日かな。
  気象庁は「いちょうの黄葉日」というのを発表しているけど
  去年は11月30日、今年は何日となるのだろう。


  

     一見最高潮みたいに見えるけど肉眼で見ると
     テッペンがまだほんのちょっと未完成かな、
     人々がどう見るかによるだろうけど。




  

     ここには大きな木が2本、黄葉度は同じくらい、
     まだ下の地面には落ち葉の姿は見られない。




  

     東京では明治神宮外苑、北海道では北大構内のイチョウ並木が有名。
     その他全国に名所があるだろうけど、それぞれの様子はどうなんだろう。




              

              大きな木の幹から生まれたおチビさん、
              一丁前に紅葉している。
              「栴檀は双葉より芳し」・・・。




  

     後から思うに多分この日は最高のお天気だったと思う、
     このイチョウの葉が落ちる前にまたこんな日は来るのか。

     運というかツキというかいい日にぶつかったが、
     さて問題は紅葉の雄、モミジ。
     行くか行かないか、いつ行くか、
     月末くらいかな狙い目は。

     吉と出るか凶と出るか自転車で1時間・・・。
                                                                    11月18日 向島百花園
              


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