東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

旧日光街道に将軍家の痕跡が

2023-07-31 | 散歩

  帰りは増田橋跡まで行って
  旧日光街道を帰りましょう、
  旧日光街道には徳川将軍の
  痕跡が残っています。

 

   島根鷲神社には吉宗公の
   訪れた足跡が残っています。

 

 

   島根村は徳川家の鷹狩場だったそうで吉宗も訪れたと伝わる「将軍石」。
   左の石に腰を下ろして休憩をとったと伝わります。

 

 

   島根鷲神社本殿東に区内最古の学問所跡、
   吉田順庵先生の島根学問所跡があります。
   「徳川実紀」には島根村の村医である、
   吉田順庵先生が自宅に子どもたちを集め、
   手習いを教えていたことが記されています。

 

 

   1716年(享保6年)10月28日、鷹狩りの途中八代将軍・徳川吉宗公が
   学問所に立ち寄った際に、その行為に感銘を受け、
   翌日褒美として白銀10枚を与えられたそうです。
   吉宗ではなく"家光"の時代の価値として考えると今の約3,500万円くらいですか。

 

 

   さらに帰り道に国土安穏寺が。
   ここは旧日光街道だけど別れて奥の国土安穏寺に向かう
   道は松並木が並んでいたと伝わります。

 

 

   国土安穏寺の山門、仁王門です。
   内側から見た門扉には燦然と輝く三つ葉の御紋が。

 

 

   本堂の扁額の下にもやっぱり三つ葉葵の御紋が。

 

 

   本堂の横には家光公お手植えの松。
   何代目かでしょうけど立派な松です。

 

 

   先年本堂の屋根が大修理されました、
   そのとき下ろした鬼瓦にも真ん中に葵の御紋。
   ここには将軍が使用した什器などが保存されているとか。

 

 

   すぐ近くまで帰ってきました、
   旧日光街道沿いにデザインマンホール。
   この通りには他にはないので目立ちます、
   設置されたころにはファンが写真を撮る姿が見られました。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月 22日  旧日光街道、徳川家の痕跡

          

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マンホール街道を歩いてみた

2023-07-30 | 散歩

  炎天寺から少し歩くと
  カラーマンホールが密集した道に出る。
  これがまた半端じゃなくて両側の歩道にびっしりと
  誰だぁこんなの作ったのは。

 

   炎天寺の前は六月町公園、
   源義家がつけた名前がそのまま残っている。

 

 

   ちょっと歩いて旧日光街道の増田橋跡へ、
   道標が立っている。
   「西へ旧赤山道、北へ旧日光道中」。
   この赤山道へ入ります。

 

 

   交差点を過ぎるとすぐにマンホールが、
   すぐそこが炎天寺なのでカエルをモチーフにしたのが多い。

 

 

   マンホールだけではなくプレートも敷かれている。

 

 

   街路樹の根元にはカエルさんが飛び跳ねて。

 

 

   ふと上を見るとサルスベリも花を咲かせている、
   真夏のサルスベリはいいね。

 

 

   ベルモント公園のマンホール、
   オーストラリアのカワセミが描かれている。
   オーストラリアにはワライカワセミというのがいて
   人が笑っているような声で鳴くそうです。

 

 

   カラータイルのモザイクもそこここに見られる。

 

 

   カッパのプレート、昔カッパがいたのかな。

 

 

   道路の両側の歩道には隙間なくカラーマンホールが、
   このマンホールは誰がどうして、、、。
   当時区役所に勤務する人がこの地域の下水道整備に当たって
   これを考え出したそうです。

   「私の「若さゆえの情熱」とでも言えばいいでしょうか。
   当時、他自治体のカラーマンホールの事例集を見て私も挑みたくなりました。
   当時は働き盛りでしたので挑戦心や冒険心にあふれていたのでしょうね」。
   「足立区の歴史をより区民に、さらには他区他県の人にも知ってもらいたい
   というコンセプトでデザインしてただきました」。
   「完成後は「足立区の魅力を再発見できた!」と好意的な声をいただけました」。
   一人の職員の「若さゆえの情熱」で作られたものだったですね。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月 22日  赤山街道はマンホールロード

          

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カエルがいっぱい炎天寺

2023-07-29 | 散歩

  さて隣の炎天寺へ行ってみましょう、
  一茶の寺カエルの寺ということで
  カエルがいっぱい。
  蝉しぐれの中でカエルを見てるとちょっと涼しい。

 

   炎天寺。
   天嘉4(1056)年、奥州鎮定に赴いた源頼義・義家父子が必勝祈願の成就を感謝して、
   幡(旗)勝(正)山成就院炎天寺としたといいます。源氏ゆかりの寺です。

 

 

   天嘉四年(1056)炎天続きの旧暦六月奥州の安倍一族の反乱を鎮定に従く源頼義、
   八幡太郎義家父子のひきいる軍勢が野武士と激しく戦いきわめて苦戦となったが、
   京の岩清水の八幡宮に祈念し、ようやく勝利を得ることができた。

   そこで寺の隣りに八幡宮を建立、地名を六月村と改め、
   寺名を源氏の白旗(幡)が勝ったので幡勝山、戦勝祈願が成就したので成就院、
   気候が炎天続きだったので炎天寺と改めたと伝えられる源氏ゆかりの寺です。

 

 

   炎天寺本堂の脇には大きなカエル
   これはやせガエルではありませんねぇ。

 

 

   「福蛙」と看板を背負っているけど
   どんな福を招くのだろう。

 

 

   江戸時代の俳人小林一茶は、江戸に住んでいた時に当寺をたびたび訪れており、
   この寺で小林一茶はいくつかの名句を残している。
   「やせ蛙負けるな一茶是にあり」
   「蝉鳴くや六月村の炎天寺」。
   久しぶりに見た一茶さんすっかりきれいになっていました、お化粧直しをしたんだね。

 

 

   句碑の前ではカエルの相撲が、
   見ているカエルたちがいっぱい。

 

 

   いろいろなカエルが集まって応援合戦かな。

 

 

   徳利を抱えての相撲見物かえ、
   難しいポーズのカエルもいるねぇ。

 

 

   ふと足元を見ると
   とんでもない大きなカエル、びっくりしたなもう。

 

 

   「蝉鳴くや六月村の炎天寺」
   この時期まで行くのを待っていました、
   やっぱりここは蝉しぐれの中で見るべき寺です。

   このあとはやっぱりアレを見なくちゃね、
   近くのマンホールロード。
   カエルさんたちのカラーマンホールがずらっと並んでいます、
   何回も行ったけど何回見てもいいなぁ。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月 22日  炎天寺

          

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足立区の古奥州街道を歩く

2023-07-28 | 散歩

  連日の猛暑日でヘロヘロになっています、
  遠くへ行けないときは近くを歩いてみよう。
  足立区には古奥州街道を行った源義家の痕跡が残ります、
  わずかな距離に幽かに残っているだけだど散歩がてらに。

 

   始まりは栗原氷川神社から。
   「平安時代以来陸羽街道の交通を得、往還の一斑を古老伝えるに
   天喜年中(てんきねんちゅう)陸奥守源頼義公奥州東征のみぎり
   当社にご休憩ありという」。
   ご由緒にはこのような記述があります。

 

 

   ちょっと進むと古色蒼然とした屋敷の前に道標あり。
   「是より左 旧奥州街道」と。

 

 

   「此の道は文治五年(1189)源頼朝が奥州平泉豪族藤原泰衡追討の時大群を率いて
   この道を往来したと伝えられる区内唯一の由緒ある古道である」。

 

 

   六月八幡神社。
   「奥羽平定の帰途この地に社を建立す、これすなわち八幡神社にて
   その傍に寺を置き土地の名を六月村、寺の名を炎天寺とした」。

 

 

   旗掛の松
   「小高い丘に義家軍源氏の白旗を立てかけた松の大木ありという、
   "旗掛の松"と伝承され村人たちによりその松の木は
   植え継がれて今日に及んでいる」。

 

 

   六月八幡神社拝殿。
   ちょっと見かけない立派な拝殿です、
   屋根の上の飾りが凄いね。

 

 

   この日は夏の虫干しの日だったのかな、
   神楽殿の中のものが曇り空の下だったけど虫干しされていた。

 

 

   拝殿にもいろいろなお面が並んでいた、
   神楽で使用するお面なんだろうね。

 

 

   何やら貴重な品かな、箱に入れたまま虫干しされている。

 

 

   ここからが面白いところで八幡様の隣に炎天時の本堂が。
   見た通り間を隔てるものは何もない、
   神仏習合の世界だ。
   元々一緒に造られたらしいので分離するわけにいかないのかな。

   次回はこの炎天寺へ、
   「やせ蛙負けるな一茶是にあり」と一茶が詠んだ句が残ります、
   また「蝉鳴くや六月村の炎天寺」の句もここで詠まれました。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月 22日  六月八幡神社

          

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梅雨明け間近の風景

2023-07-27 | 散歩

  関東は22日に梅雨明けが発表されました、
  これはそれ以前に撮った写真ですが。
  明けても暮れてもどんよりとした空
  梅雨明け宣言が待たれるころの写真です。

 

   5時半ごろの空、うろこ雲が広がって
   秋の空を思わせる空が広がりました。
   梅雨明け間近の空ですね。

 

 

   6時過ぎ、こっちは雲一つない空
   と言いたいけど画面中央にちっちゃな雲がひとつ。

 

 

   いつか屋根の上にいたニャンコが今朝は路上に、
   私を見張っているんかい。

 

 

   上を見ながら歩いていたらふと視線を感じた、
   なんだ!?と改めて見たらこんなものが私を見ていた。
   歩きながら一瞬ドキッとしたけどね。
   ガチャムクみたいな視線。

 

 

   民家のフェンスにルコウソウが咲いていました、
   お、いいね。ルコウソウが咲く季節か。

 

 

   この花好きなんだけどなかなか見られない、
   散歩道で見られるとは思わなかった。

 

 

   タイタンビカスも咲いていました、
   鉢植えみたいだったけどこの花もいいね。

 

 

   晴れていたので夕方にもちょっと出て見ました、
   夕方の晴れた空が見られるなんて久しぶり。

 

 

   土手へ上がってみたらこれも久しぶり、
   スカイツリーを見たのは何日ぶりだろう。

 

 

   帰り道の空にはこんな雲が、
   まだまだ安心できない空のようです。
   毎日うんざりするような空を見続けていただけに
   久しぶりの青空は新鮮でした。
   梅雨明けしたらしたでこんな空も見られることでしょう。

 

          data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影  7月  日  梅雨明け間近

          

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