東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

山谷堀の切れっぱし見っけ

2020-05-31 | 散歩
  王子から吉原を抜けて隅田川まで流れていた山谷堀、
  今は埋め立てられ山谷堀公園となっている。
  隅田川から遡って吉原大門のあたりまでは痕跡が残っているけど
  その先の痕跡は残ってない。が、飛んで三ノ輪にその切れ端があった。


  

     大関横丁で日光街道と交差したあと向島の方へ向かう明治通り、
     これから左へ曲がるけど右のほうへ、浅草方向へ向かう道があります。
     これが山谷堀の土手、今でいう土手通りで
     山谷堀は無くなったけど土手は残り隅田川へと続いています。




  

     もうちょっと進んでみましょう、左へ明治通り正面が土手通りです。
     そして正面のビルが並ぶあたりに山谷堀が流れていました、土手通りは文字通りその土手だったのです、
     電柱の向こうに左へ入る道、この小さな道へ入ります。




  

     突然目の前に小さな児童公園が現れます、
     これが山谷堀の跡に出来た公園なんですね。
     いまは改修されきれいになった山谷堀公園も前はこうした公園が続いていました。




  

     周りを建物で囲まれパンダが遊ぶ小さな公園、
     ここを江戸のころには山谷堀が吉原を横に見ながら隅田川まで流れていたのです。
     向こうが根岸でその流れは王子の音無川に端を発しここを流れていました。




  

     吉原方向です、この山谷堀を舟でまた土手通りを歩いたり、駕籠で吉原へ向かったのでしょう。
     当時の王子はまだキツネがいたころ?、根岸方面からの人が多かったのかな。




  

     この公園から歩いて1,2分のところに投げ込み寺として有名な浄閑寺があります。
     吉原で亡くなった身寄りのない遊女などは山谷堀を舟で運ばれこの寺に投げ込まれたと伝わります。




  

     これが江戸期のみならず大正の時代まで続いたというから驚きです、
     まあ吉原自体は昭和の中ごろまで営業していましたけど。




  

     浄閑寺全景。
     本堂の裏に「新吉原総慰霊塔」とか永井荷風の詩碑、
     花又花酔の「生まれては苦界、死しては浄閑寺」
     を彫り込んだ銘板などがあります。

     根岸を歩くとかつての山谷堀の跡も見られるけど
     その向こうにはもう痕跡はないのだろうか、
     調べてみて何かあるようだったらまた歩いてみたいと思います。
     雨がポツポツと落ちる中でのコンデジ撮影、
     画質がイマイチでしたね。m(_ _)m

          data: PowerShot G12。 撮影 5月23日 台東区・三ノ輪あたり
          
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公園でのウォーキングは?

2020-05-30 | 風景
  外出自粛は解除されたけど
  果たしてコロナ以前の状態には戻れるのかな、
  電車も道路も混んできたけど公園は?
  ここで安心して羽目を外すといつか来た道へ?。


  

     荒川自然公園のウォーキングルートにはところどころに子規の句が嵌めこまれている、
     「芹薺(せりなずな) 汽車道超えて 三河島」 明治35年春の作らしい。
     現在の水再生センターの前身は旧三河島汚水処分場、私にはこの名前の方が愛着がある。
     三河島と言えば1962年には旧国鉄三河島駅で二重衝突事故が発生し死者160人を出しているが。




  

     「朝霜や 青菜つみ出す 三河島」 これはいつの句か分からないけど同じころの句だろうか、
     当時この辺りは野菜の産地だったんだね。
     今でこそ三河島には縁がなくなってしまったけど地下鉄が無かったころは常磐線で上野まで行っていた、
     また仕事で足立区に行き来していたころは近くの道路をよく通っていた。
     三河島は私にとって懐かしい響きを持っている。




  

     そのコース近くでおねえさんが踊っていた、踊るのではなく体操かな飛んだり跳ねたり。
     この後またウオーキングかジョギングに戻るのかもしれない。




  

     一週間ぶり?もしかしたら10日ぶりかもしれない、やっと空が晴れた。
     見上げた空にモミジのタケコプター、この青空の下どこかに飛んで行きたいね。




  

     ヤマボウシが満開になっていた、
     日差しが強く個々の花は白が飛んでしまって撮れないので団体で撮ってごまかす。




  

     スイレンもたくさん咲いている、大好きな"おちょぼ口"なんか撮ってみる。




  

     もうそろそろハスも咲いてくるね、ということは梅雨に入るんだ。




  

     パックマンがいっぱい、パク、パク、パク。




  

     熱帯スイレンを思わせる派手な花、
     そう言えばしばらく熱帯スイレンを見ていない、どこかに咲いてないかなぁ。




  

     珍しく看板を背負ったバラが一輪。

     -Diana.Princess of Wales-
     「ダイアナ元王妃の暖かい人柄や美貌が
     表現された美しいバラです。
     売り上げの一部が基金に活用され
     姿だけではなく心も記念する品種です。」

     1999年、アメリカで作出されたバラらしい。

     あの人いまでもテレビなんかで見ますね。
     子どもたちもあんなに大きくなって?
     いろいろとお騒がせもしてるけど
     人気は一向に衰えないみたい、美人はいいなぁ。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 5月24日 荒川自然公園
          
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水辺の花と小さな木の花

2020-05-29 | 風景
  水辺にいろいろな花が咲いてきました、
  だんだん暑くなってくると水辺に足が向くようになります。
  また草花に代わって小さな木も花をつけています、
  久しぶりに更新された荒川自然公園のHPにつられて行ってみました。


  

     この池は上から見ると荒川区の形をしているそうだけど、
     その片隅の入り江みたいなところにスイレンが咲きます。
     この奥の方が入り江になっている、珍しく反対側から撮ったりして。




  

     主のいなくなった白鳥小屋のあたりまでは水が循環するのかな、
     底も見えていてコイなどが泳ぐ姿も見られます。
     こっち側から撮るのも悪くないね。




  

     水辺にはキショウブの姿も見られます、
     紫のカキツバタも見られるけど遠いので「ああ咲いてるな」くらい。
     もうちょっと近くに咲いているといいけどね。




  

     バイカウツギがまだ残っていた、
     というか咲く時期がほかの公園とは微妙に違うんだね。




  

     エゴノキ、ここのはきれいに花開いていた。
     いま、あちこちで見られますね。




  

     スイカズラ。
     農業公園にはたくさん咲くけど珍しくもないので撮らなかった、
     行けなくなった今になったらこれは撮っておかなくちゃ。




  

     スイカズラは初め白く咲いてだんだん黄色くなってくるところから
     金銀花などと呼ばれたりもする。
     とても香りがいいので香水やアロマオイルとしても人気の花です。




  

     カルミア、
     花もいいけどつぼみの形が好きで毎年撮っていた。
     今年は見られないかなと思っていたら
     こんなところで見られ、これはありがたや。

     今年はこんな状況なので今まで普通に見られていた花が
     見られなくなってしまったとか混乱してしまったが、
     よくしたもので気をつけてみるとほかの公園などでも咲いている。
     これを機にあちこち行ったところで気をつけてみれば
     案外今までみられなかった花も見つけられるかもしれないね。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 5月24日 荒川自然公園
          
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ついでにベルモント公園へ

2020-05-28 | 風景
  ここまで来たならついでに行っちゃおベルモント公園、
  一度帰ってカメラを持ち換えてやってきたので
  もうちょっと足を延ばしてベルモント公園へも行っちゃいました。
  カメラにはタムキュー、タムロンの90ミリマクロがついています。


  

     いえね、ユキノシタを撮ったのでついでにドクダミでも撮ろうかと、、、
     でも散発的にパラパラと咲いてるだけだった。
     最新の百花園のTwitterでは八重のドクダミを見せてくれてるけどね。




  

     いつ降ったんだろう葉っぱには水滴がいっぱい、
     いつ降ってもおかしくない空、自転車には傘が積みっぱなしです。




  

     いま来ているのは北園の方、ここにもブラシの木があるけど
     南園のとはちょっと違うみたい。、
     葉が細いですね違う種類なんだろうか。
     その代わりに先年から残っている実、タネがよく分かる
     こうして去年、一昨年、その前とタネを残したままで枝が伸びていきます。




  

     南園に戻ったらカルガモのお家がある池の中の小島に
     物々しい防御策が施されていました、空からの敵に対する防御ですね。
     上からの攻撃には目玉バルーン、下からの攻撃にはネットとね、仮想敵はカラスです。
     真ん中の細い道がカルガモの通り道なのでここを狙われないようにね。




  

     カルガモ一家はお昼寝タイムなのかな、
     池の中で遊んでいるコもいたけど集まってないと危ないよ。




  

     ギャラリーの皆さんは相変わらずです、
     カルガモのヒナと同じでこちらも危ないですよ、気をつけましょうね。




  

     池のほとりのカシワバアジサイもすっかり咲きそろってきました、
     アジサイの季節がそこまでやってきているようです。




  

     バラも有終の美というところでしょうか。
     これくらい離れて見るとまだ見られるけど
     一輪をアップで撮ることは出来ません。
     でもこうして離れて見るのもいいですね。

     バラが終わるとアジサイの季節がやって来ます、
     ベルモント公園ってアジサイはあったっけ。

          data: EOS70D/TAMURON SP 90mm f2.8 MACRO。 撮影 5月22日 ベルモント公園
          
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雨がくれた贈りもの

2020-05-27 | 季節の花
  毎日うっとおしいお天気が続き
  電車通勤を余儀なくされているが、
  そう悪いことばかりでもないようで
  ちょっといいようなこともあったみたい。


  

     いつものように駐輪場から自転車を出して帰ろうとしたら
     隣の民家の壁際に何やら白い花が咲いていた。
     なんだろうと見てみたらこれがユキノシタ、え、こんなところにユキノシタが1?。




  

     これはこれはおありがとうござい、
     思ってもみなかったところに思ってもみなかった花が。




  

     壁際なので無機質だな、ちょっと色気が足らないか。




  

     うん、これでちょっと色気が出てきた?
     ユキノシタの葉っぱってそれだけでも絵になるよね。




  

     今年はユキノシタは見られないと諦めていた、
     百花園でも農業公園でも見られることがあるが
     文字通り 「ことがある・・・」、ハズレることが多いし
     今は両方の公園とも休園中だしね。




  

     ま、これも雨で電車で行ったおかげ、
     雨に感謝しなくちゃいけないのかな。




  

     ユキノシタの葉っぱのてんぶらって美味しいよね、
     子どものころ母が裏の方へ行きユキノシタの葉を取ってきて
     てんぷらの材料に足していた。
     片面にだけ衣をつけてさっと揚げるとパリパリで美味しい、
     取れたて揚げたてなのでこれ以上の贅沢はないというところかな。

          data: EOS70D/TAMURON SP 90mm f2.8 MACRO。 撮影 5月22日 駅近の駐輪場
          
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