毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
06 ヒット商品
昨年の今頃「05 ヒット商品」という記事を書いた。今年も4日に同じSMBCコンサルティング(東京)から、06年版が発表されたので、それを載せてみる。
東 西
「ニンテンドーDS Lite」と対応ソフト (横綱) 該当無し
休場 (大関) mixi
『ダ・ヴィンチ・コード』 (関脇) 「ワゴンR」
「TSUBAKI」 (小結) 「植物性乳酸菌ラブレ」
薄型テレビ (前頭1) 「オシャレ魔女ラブandベリー」
ワンセグ (前頭2) 『国家の品格』
王ジャパン&ハンカチ王子 (前頭3) 荒川静香
「ルックきれいのミスト」 (前頭4) 「黒烏龍茶OTPP」
「TRUE」 (前頭5) 男前豆腐店
「ウイルスセキュリティZERO」 (前頭6) 駅ナカ
<今後の注目株> Wii
総評として『2006年は、緩やかな景気回復が持続したにもかかわらず、個人の消費行動の多様化・細分化が進んでおり総じてヒット商品が小粒になり、番付においても西の横綱が「該当なし」、東の大関が「休場」となった。そのなかでヒット商品番付に名を連ねた商品を見ると、「新たな顧客の創造」というキーワードが見えてきた』とあるが、確かにこの番付を見ても、大ヒットしたと思うような商品は少ない。以下に、これらの商品に大した知識もない私が少しばかりの論評を加えてみる。
(横綱)の「DS Lite」は、娘が持っていて一度だけ「脳を鍛える・・」というソフトを試したことがあるが、ちょっとばかり悲しい結果が出た。中学生の間でも、DS は人気があり、塾の行き帰りのバスの中で、固まってわいわいやっている。(注目株)とされた新型ゲーム機 Wii を早くも買った生徒がいて、まだまだゲーム市場は活況を呈しているような気がする。
(大関)のmixi は、すでに入会している人の紹介がなければ入会できないというプロセスが必要なため、ある程度安心できるという、居心地のよいネット空間を作り出したのだそうだ。そのため、会員数が2006年11月には660万人へと急拡大したようだが、これは今までのネットの世界が匿名性をかさにきた横暴がまかり通っていたことへの抗議なのかもしれない。
(関脇)の「ダ・ヴィンチコード」は、映画も見ていないし、原作も読んでいないから何も言えないが、あっという間にDVD化されたのには驚いた。「ワゴンR」は原油高から低燃費の軽自動車の販売が好調な中、23ヶ月売上高首位を独走しているそうだ。
(小結)の「TSUBAKI」は、年間50億円を投じたCMによって、シャンプーリンス市場でトップシェアに踊り出たということだ。このCM曲「ディア・ウーマン」はSMAPが歌っているため、家で何度も聞いた。
「植物性乳酸菌ラブレ」は、「すぐき漬け」という漬物に生息する植物性乳酸菌を使用、健康志向が強い人の支持を得て新しい顧客を生み出したと言われているが、私には吉永小百合をCMに起用したのがよかったと思う。何度か飲んだことがあるが、微妙な味わいである・・。
(前頭)では、「ワンセグ」が、出先でもテレビを楽しみたいという顧客のニーズを掴んだ。カードゲームの「オシャレ魔女ラブandベリー」は、主人公の少女がおしゃれやダンスを楽しむという遊び方が小学生の女児に受け、10月末までの累計で2億1500万枚のカードが売れる大ヒットになったらしいが、私はまったく知らなかった。「何、それ?」って感じがする。同じく「男前豆腐店」って何?と思った私は妻に聞いてみた。すると、「じゃあ、買ってくる」と、スーパーで買ってきてくれた。
まだ食べていないので味は分からないが、食べるのが楽しみだ。もう一つ、「黒烏龍茶OTPP」はウーロン茶好きの私はもちろん知っていたが、その色合いがいかにも苦そうなので一度も飲んだことがなかった。だが、これを機会に飲んでみた。「なんだ、苦くない」--ウーロン茶重合ポリフェノールの働きによって食後の血中中性脂肪の上昇を抑えることをアピールし、脂っこい料理が好きな人を顧客層に引き込んだ。厚生労働省が発表したメタボリックシンドロームという言葉も追い風となったようだ。
最後に、多くの人がただ通り過ぎるだけだった「駅ナカ」にすばらしい集客力があることに気づいた鉄道会社は、「駅ナカ」を商業施設に替えることで新たな需要を掘り起こしたとの説明がある。今年もSMAPのライブや藤原竜也の舞台のために何度も東京へ行った妻は、「駅ナカってすごいよ」と言っているが、どうすごいのか私にはまったく分からない。
だけど、この商品すべてがすぐ分かる人の生活って、流行の先端を行っていることになるのだろうか?
東 西
「ニンテンドーDS Lite」と対応ソフト (横綱) 該当無し
休場 (大関) mixi
『ダ・ヴィンチ・コード』 (関脇) 「ワゴンR」
「TSUBAKI」 (小結) 「植物性乳酸菌ラブレ」
薄型テレビ (前頭1) 「オシャレ魔女ラブandベリー」
ワンセグ (前頭2) 『国家の品格』
王ジャパン&ハンカチ王子 (前頭3) 荒川静香
「ルックきれいのミスト」 (前頭4) 「黒烏龍茶OTPP」
「TRUE」 (前頭5) 男前豆腐店
「ウイルスセキュリティZERO」 (前頭6) 駅ナカ
<今後の注目株> Wii
総評として『2006年は、緩やかな景気回復が持続したにもかかわらず、個人の消費行動の多様化・細分化が進んでおり総じてヒット商品が小粒になり、番付においても西の横綱が「該当なし」、東の大関が「休場」となった。そのなかでヒット商品番付に名を連ねた商品を見ると、「新たな顧客の創造」というキーワードが見えてきた』とあるが、確かにこの番付を見ても、大ヒットしたと思うような商品は少ない。以下に、これらの商品に大した知識もない私が少しばかりの論評を加えてみる。
(横綱)の「DS Lite」は、娘が持っていて一度だけ「脳を鍛える・・」というソフトを試したことがあるが、ちょっとばかり悲しい結果が出た。中学生の間でも、DS は人気があり、塾の行き帰りのバスの中で、固まってわいわいやっている。(注目株)とされた新型ゲーム機 Wii を早くも買った生徒がいて、まだまだゲーム市場は活況を呈しているような気がする。
(大関)のmixi は、すでに入会している人の紹介がなければ入会できないというプロセスが必要なため、ある程度安心できるという、居心地のよいネット空間を作り出したのだそうだ。そのため、会員数が2006年11月には660万人へと急拡大したようだが、これは今までのネットの世界が匿名性をかさにきた横暴がまかり通っていたことへの抗議なのかもしれない。
(関脇)の「ダ・ヴィンチコード」は、映画も見ていないし、原作も読んでいないから何も言えないが、あっという間にDVD化されたのには驚いた。「ワゴンR」は原油高から低燃費の軽自動車の販売が好調な中、23ヶ月売上高首位を独走しているそうだ。
(小結)の「TSUBAKI」は、年間50億円を投じたCMによって、シャンプーリンス市場でトップシェアに踊り出たということだ。このCM曲「ディア・ウーマン」はSMAPが歌っているため、家で何度も聞いた。
「植物性乳酸菌ラブレ」は、「すぐき漬け」という漬物に生息する植物性乳酸菌を使用、健康志向が強い人の支持を得て新しい顧客を生み出したと言われているが、私には吉永小百合をCMに起用したのがよかったと思う。何度か飲んだことがあるが、微妙な味わいである・・。
(前頭)では、「ワンセグ」が、出先でもテレビを楽しみたいという顧客のニーズを掴んだ。カードゲームの「オシャレ魔女ラブandベリー」は、主人公の少女がおしゃれやダンスを楽しむという遊び方が小学生の女児に受け、10月末までの累計で2億1500万枚のカードが売れる大ヒットになったらしいが、私はまったく知らなかった。「何、それ?」って感じがする。同じく「男前豆腐店」って何?と思った私は妻に聞いてみた。すると、「じゃあ、買ってくる」と、スーパーで買ってきてくれた。
まだ食べていないので味は分からないが、食べるのが楽しみだ。もう一つ、「黒烏龍茶OTPP」はウーロン茶好きの私はもちろん知っていたが、その色合いがいかにも苦そうなので一度も飲んだことがなかった。だが、これを機会に飲んでみた。「なんだ、苦くない」--ウーロン茶重合ポリフェノールの働きによって食後の血中中性脂肪の上昇を抑えることをアピールし、脂っこい料理が好きな人を顧客層に引き込んだ。厚生労働省が発表したメタボリックシンドロームという言葉も追い風となったようだ。
最後に、多くの人がただ通り過ぎるだけだった「駅ナカ」にすばらしい集客力があることに気づいた鉄道会社は、「駅ナカ」を商業施設に替えることで新たな需要を掘り起こしたとの説明がある。今年もSMAPのライブや藤原竜也の舞台のために何度も東京へ行った妻は、「駅ナカってすごいよ」と言っているが、どうすごいのか私にはまったく分からない。
だけど、この商品すべてがすぐ分かる人の生活って、流行の先端を行っていることになるのだろうか?
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )