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白菜とカニ

 先日このブログにゴジ健さんがニュースを貼り付けて下さったように、豊作で価格が低迷している白菜を生産調整するため、全国の産地で、トラクターで踏みつける方法を使い、白菜の廃棄処分が行われているようだ。
 白菜は、今年は天気がよすぎて例年よりも大豊作となったため、売っても赤字になってしまい、折角作ったのに廃棄にするしかないのだそうだ。なんでも、涼しかった去年の価格と比べると、今年は約3分の2以下の10kg250円程度。この値段で売ったとしても出荷するためには、箱代が80円、流通経費が200円かかるそうなので、売価250円よりも経費280円の方が多くなってしまう。したがって、赤字になるくらいなら廃棄処分にしたほうがいい、という判断のようだが、実にもったいない話であるが、同時に仕方のない話でもある。
 
 私の父の畑でも豊作だったようで、連日畑から白菜をとってきては近所に配ったりしている。もちろん自分でも漬物にするため、作業を続けているようだ。父の作業所を覗いてみたら、白菜だらけだった。

 

塩や唐辛子などと一緒にポリ製の大きな樽に漬けてある。まだ一樽しかできていなかったが、大きな漬物石が上に乗せてあったので、きっとおいしいものができるだろう。まだこれから何樽も漬けるようなので、出来上がったら家族でせっせと食べなければならないだろう。
 もちろん今でも白菜は食卓によくのぼる。日曜日は、到来物のカニと一緒に鍋にして食べた。

  


  

カニは殻から身をとるのが面倒なので、私はあまり好きではないのだが、このカニはあらかじめ身が殻から外してあったため、あれこれせずにすぐに食べられた。しかも肉厚なので、カニのうまみを十分味わうことができた。白菜がカニのエキスを吸い込んで、口に入れて噛んでいると、じゅわっと海の味が広がる。アツアツの白菜をふーふー言いながら食べていると、体が暖まってきて汗さえ出そうになる。鍋料理の醍醐味を味わうにはまだ幾分気温が高めな日ではあったが、冷えたビール片手に鍋をつついていると、まさしく至高のひと時をすごすことができた。ああ、満足・・・

 って、一体何が言いたかったのかよく分からなくなってしまったが、最近我が家はカニに恵まれている。こんなものももらった。

 
おいしそう・・・


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