毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
なでしこジャパン
昨日、一昨日と2日連続でドーハ・アジア大会の中継を見た。一昨日が女子バレーの決勝、昨日が女子サッカーの決勝だった。2日とも深夜1時半過ぎにテレビをつけたら、たまたま中継が行われていた。
女子バレーは、何だかいつでも世界大会をやっているような気がしていささか食傷気味だ。大会が近くなると、中継するTV局があの手この手を使って宣伝に努める。選手もバラエティー番組に出演したりして、ちょっとしたタレントのようだ。そうした番組を見ていると、日本の女子バレーはかなり強いような気がしてくるが、大会が始まるとそれが単なる幻想であったことがすぐに分かってしまう。スポーツなんだから、純粋に選手の必死な姿を映し出すだけで十分だと思うが、TV局は過剰な演出をしなければ気がすまないようで、真剣に見ているこちらがバカらしくなってしまうことさえある。確かに選手を強化するにはお金もいるから、そうした方面に選手の力を借りるのは仕方ないのかもしれないが、余りにそれが前面に出てしまうと、見る者の興味が半減してしまうということにもういい加減気づいてくれてもいい頃なのに、と残念に思う。
決勝は中国との対戦だった。ドーハで開催されているため、あの「ニッポン、ニッポン!!」という大声援がない分、落ち着いて選手のプレーに集中できた。第一セットをあれよあれよと言う間もなく日本が先取した。先の世界選手権では1セットも取れなかったそうだから、幸先のよいスタートではあったが、ここまで見たら2時半を過ぎてしまったので、結果を楽しみにしながら布団に入った。翌朝、もしかしたら、と楽しみにして結果を調べたら、期待に反して、第二セットから3セット連続で奪われて、惜しくも中国に敗れてしまっていた。「やっぱり・・」とがっかりしたが、少しは明るさが見える結果ではないのだろうかと、余りバレーに詳しくない私ではあるが、今後に希望をもった。
昨日のサッカーは、北朝鮮が相手だった。後半から見始めたのだが、私には初めての女子サッカー観戦だった。なので、選手を一人も知らないし、男子と同じ45分ハーフであるのも初めて知った。グランドも男子と同じ大きさなので、選手一人一人の体格が男子選手よりもかなり小さい女子選手は、TVでは本当に小さく見えた。しかし、選手の動きは皆速いし、とにかく走り回る。スピード感は男子の試合よりもあるように思えた。選手同士の当たりも厳しいものがあるし、反則すれすれのタックルも随所に見せた。前半をシュート0本で終わってしまった日本は後半に入っても、守勢に回ることが多かったが、キーパーのファインセーブもあって、なんとか北朝鮮の攻撃をしのいでいる、という状況だった。
「面白いなあ」と思わず声が出てしまうほどだったが、息を呑むような試合展開に集中していると、一人の選手が気になりだした。縦横無尽に走り回り、攻撃から守備、守備から攻撃と、まさに八面六臂の活躍をしていた選手だ。私が注目したのは、そのプレースタイルもさることながら、彼女のヘアースタイルに驚いてしまったからだ。
この男子日本代表ディフェンダー・中澤佑二なみのボンバーヘッドをした選手は、背番号11のフォワード、荒木理恵子選手だ。見ていて華麗なプレーをする選手ではなさそうだが、ボールへの集中力はすごいプレーヤーだと思った。
結局この試合は、PK戦の末日本が敗れてしまったが、この荒木選手を知っただけでも私は観戦してよかったと思う。彼女について少し調べて、
『スーパーマーケットの西友でレジ打ちのアルバイトをしながらサッカー選手をしており、L・リーグという女子サッカー選手の「もうひとつの顔」として話題になった。2005年元旦に配られた西友の折込広告では、社のイメージキャラクターとして起用され、晴れ着姿で登場した』。
というプロフィールを知ってから、一層彼女のファンになってしまった。華やかなスポットライトを浴びているバレー選手に比べると、認知度はかなり低い女子サッカーではあるが、こうした地道な努力を重ねる選手が続けば、いつかは花開くときが来るだろう。
頑張れ、女子サッカー!
女子バレーは、何だかいつでも世界大会をやっているような気がしていささか食傷気味だ。大会が近くなると、中継するTV局があの手この手を使って宣伝に努める。選手もバラエティー番組に出演したりして、ちょっとしたタレントのようだ。そうした番組を見ていると、日本の女子バレーはかなり強いような気がしてくるが、大会が始まるとそれが単なる幻想であったことがすぐに分かってしまう。スポーツなんだから、純粋に選手の必死な姿を映し出すだけで十分だと思うが、TV局は過剰な演出をしなければ気がすまないようで、真剣に見ているこちらがバカらしくなってしまうことさえある。確かに選手を強化するにはお金もいるから、そうした方面に選手の力を借りるのは仕方ないのかもしれないが、余りにそれが前面に出てしまうと、見る者の興味が半減してしまうということにもういい加減気づいてくれてもいい頃なのに、と残念に思う。
決勝は中国との対戦だった。ドーハで開催されているため、あの「ニッポン、ニッポン!!」という大声援がない分、落ち着いて選手のプレーに集中できた。第一セットをあれよあれよと言う間もなく日本が先取した。先の世界選手権では1セットも取れなかったそうだから、幸先のよいスタートではあったが、ここまで見たら2時半を過ぎてしまったので、結果を楽しみにしながら布団に入った。翌朝、もしかしたら、と楽しみにして結果を調べたら、期待に反して、第二セットから3セット連続で奪われて、惜しくも中国に敗れてしまっていた。「やっぱり・・」とがっかりしたが、少しは明るさが見える結果ではないのだろうかと、余りバレーに詳しくない私ではあるが、今後に希望をもった。
昨日のサッカーは、北朝鮮が相手だった。後半から見始めたのだが、私には初めての女子サッカー観戦だった。なので、選手を一人も知らないし、男子と同じ45分ハーフであるのも初めて知った。グランドも男子と同じ大きさなので、選手一人一人の体格が男子選手よりもかなり小さい女子選手は、TVでは本当に小さく見えた。しかし、選手の動きは皆速いし、とにかく走り回る。スピード感は男子の試合よりもあるように思えた。選手同士の当たりも厳しいものがあるし、反則すれすれのタックルも随所に見せた。前半をシュート0本で終わってしまった日本は後半に入っても、守勢に回ることが多かったが、キーパーのファインセーブもあって、なんとか北朝鮮の攻撃をしのいでいる、という状況だった。
「面白いなあ」と思わず声が出てしまうほどだったが、息を呑むような試合展開に集中していると、一人の選手が気になりだした。縦横無尽に走り回り、攻撃から守備、守備から攻撃と、まさに八面六臂の活躍をしていた選手だ。私が注目したのは、そのプレースタイルもさることながら、彼女のヘアースタイルに驚いてしまったからだ。
この男子日本代表ディフェンダー・中澤佑二なみのボンバーヘッドをした選手は、背番号11のフォワード、荒木理恵子選手だ。見ていて華麗なプレーをする選手ではなさそうだが、ボールへの集中力はすごいプレーヤーだと思った。
結局この試合は、PK戦の末日本が敗れてしまったが、この荒木選手を知っただけでも私は観戦してよかったと思う。彼女について少し調べて、
『スーパーマーケットの西友でレジ打ちのアルバイトをしながらサッカー選手をしており、L・リーグという女子サッカー選手の「もうひとつの顔」として話題になった。2005年元旦に配られた西友の折込広告では、社のイメージキャラクターとして起用され、晴れ着姿で登場した』。
というプロフィールを知ってから、一層彼女のファンになってしまった。華やかなスポットライトを浴びているバレー選手に比べると、認知度はかなり低い女子サッカーではあるが、こうした地道な努力を重ねる選手が続けば、いつかは花開くときが来るだろう。
頑張れ、女子サッカー!
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