毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
はしか
首都圏で大学生を中心にしてはしかが流行していることは半月以上前から知っていた。最初は一校だけだったのが次第に感染が広がり、休校する大学も多くなってきた。いつか息子の通う大学にも流行し始めるのではと心配していたら、21日になって、
「本日 午前11時の段階で学生30人の麻疹(はしか)の感染が確認されました。
本学としては二次感染を防止することが最優先であると判断し、下記のとおり全面的に休講ならびに出席停止措置をとります。
1.期間と対象キャンパス
1)期間 5月21日(月)4時限~5月29日(火)終日
2)立ち入り禁止キャンパス 全キャンパス
5) 期間中は、原則として自宅学習とします。
と発表された。はしかの感染力は非常に強く、患者のせきなどで空気感染するといわれている。潜伏期間は10日~12日で、初期は風邪の症状と似ていて医師でも見分けにくいらしい。息子の大学のように学生数が多いところでは、あっという間に蔓延する危険性が高いだろうから、休校という措置は妥当だと言えるだろう。
息子は生まれてすぐに予防接種をしたため、今まではしかにかかったことはない。母子手帳で確認したから確実なのだろうが、予防接種を打ってあるからといっても安心できないのだそうだ。予防接種を打たずにはしかにかかっていれば、抗体ができて通常は二度とかからないそうだが、予防接種の抗体は弱くて時間が経つと免疫力が薄れてくるらしい。だから、抗体検査をして、弱くなっていれば予防接種をし直さなければならない、と息子がずっとお世話になってきた小児科医に妻が電話して教えてもらった。大学でそうした検査をしてくれるかどうかを調べてみるようにと、妻が息子に連絡した矢先に休校になってしまったので大学に頼ることはできなくなってしまった。こうなったら自分で医療機関に出向くしかないのだが、果たして息子がそんなことをするだろうか、疑問だ。
月曜の毎日新聞夕刊がこのはしか流行について記事を載せていた。その中に「今までかかった病気の中で一番つらかった」というはしかにかかった大学生のコメントが紹介されていた。以前このブログに書いたが、私も15年ほど前に風疹(三日はしか)にかかってフーフー言ったことがあるから、その気持ちはよく分かる。高熱はでるし、全身が真っ赤になってしまうし、人生最悪の一週間だった。もちろん風疹とはしかは症状が違うし、つらさも違うだろうが、同病相哀れむという気がする。
しかし、なぜ今大学生の間ではしかが流行したりするのだろう。毎日新聞は、「日本では1976年に定期予防接種が導入された。89年春には、はしか、おたふくかぜ、風疹を予防するためのMMR(新3種混合)ワクチンも導入されたが、副作用で死亡したり重度障害を負うケースが相次いだ。MMRが中止された93年までの4年間は接種率が落ちた。その後は接種が徹底されつつある。」今回のはしかが「当時、接種を控えた世代で流行した可能性はある。」という医師の分析を紹介している。さらに「近年、大きな感染症の流行がなくなり、ウイルスにさらされて免疫を増強する機会が減ったことも原因の一つ」だとしている。タイムリーな記事でなるほどと思った。
大学がとった休校という措置によってはしかの流行が一日も早く収束することを望むだけだが、学生には思わぬ休暇が与えられた。一応は自宅学習をするようにと通達が出ているが、じっとしているような学生は少ないだろう。息子には妻が「帰省すれば」とメールを送ったが、返事が帰って来ないそうだ。電話もしたようだが、つながらないとぼやいていた。だが、それこそ元気で学生生活を楽しんでいる証拠なのだから、とやかく言う筋合いではないのかもしれない。
でも、やっぱり抗体検査だけはすぐに受けるように言わなければならないだろう。
「本日 午前11時の段階で学生30人の麻疹(はしか)の感染が確認されました。
本学としては二次感染を防止することが最優先であると判断し、下記のとおり全面的に休講ならびに出席停止措置をとります。
1.期間と対象キャンパス
1)期間 5月21日(月)4時限~5月29日(火)終日
2)立ち入り禁止キャンパス 全キャンパス
5) 期間中は、原則として自宅学習とします。
と発表された。はしかの感染力は非常に強く、患者のせきなどで空気感染するといわれている。潜伏期間は10日~12日で、初期は風邪の症状と似ていて医師でも見分けにくいらしい。息子の大学のように学生数が多いところでは、あっという間に蔓延する危険性が高いだろうから、休校という措置は妥当だと言えるだろう。
息子は生まれてすぐに予防接種をしたため、今まではしかにかかったことはない。母子手帳で確認したから確実なのだろうが、予防接種を打ってあるからといっても安心できないのだそうだ。予防接種を打たずにはしかにかかっていれば、抗体ができて通常は二度とかからないそうだが、予防接種の抗体は弱くて時間が経つと免疫力が薄れてくるらしい。だから、抗体検査をして、弱くなっていれば予防接種をし直さなければならない、と息子がずっとお世話になってきた小児科医に妻が電話して教えてもらった。大学でそうした検査をしてくれるかどうかを調べてみるようにと、妻が息子に連絡した矢先に休校になってしまったので大学に頼ることはできなくなってしまった。こうなったら自分で医療機関に出向くしかないのだが、果たして息子がそんなことをするだろうか、疑問だ。
月曜の毎日新聞夕刊がこのはしか流行について記事を載せていた。その中に「今までかかった病気の中で一番つらかった」というはしかにかかった大学生のコメントが紹介されていた。以前このブログに書いたが、私も15年ほど前に風疹(三日はしか)にかかってフーフー言ったことがあるから、その気持ちはよく分かる。高熱はでるし、全身が真っ赤になってしまうし、人生最悪の一週間だった。もちろん風疹とはしかは症状が違うし、つらさも違うだろうが、同病相哀れむという気がする。
しかし、なぜ今大学生の間ではしかが流行したりするのだろう。毎日新聞は、「日本では1976年に定期予防接種が導入された。89年春には、はしか、おたふくかぜ、風疹を予防するためのMMR(新3種混合)ワクチンも導入されたが、副作用で死亡したり重度障害を負うケースが相次いだ。MMRが中止された93年までの4年間は接種率が落ちた。その後は接種が徹底されつつある。」今回のはしかが「当時、接種を控えた世代で流行した可能性はある。」という医師の分析を紹介している。さらに「近年、大きな感染症の流行がなくなり、ウイルスにさらされて免疫を増強する機会が減ったことも原因の一つ」だとしている。タイムリーな記事でなるほどと思った。
大学がとった休校という措置によってはしかの流行が一日も早く収束することを望むだけだが、学生には思わぬ休暇が与えられた。一応は自宅学習をするようにと通達が出ているが、じっとしているような学生は少ないだろう。息子には妻が「帰省すれば」とメールを送ったが、返事が帰って来ないそうだ。電話もしたようだが、つながらないとぼやいていた。だが、それこそ元気で学生生活を楽しんでいる証拠なのだから、とやかく言う筋合いではないのかもしれない。
でも、やっぱり抗体検査だけはすぐに受けるように言わなければならないだろう。
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