毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
立てこもり
愛知県長久手町で発生した立てこもり事件は、犯人が所持していた銃からの発砲で警察官2名が死傷するという凄惨な事態にまで発展した。長久手町といえば、愛知万博の開かれた会場であり、私の住む市に隣接している町である。事件が発生した日の夕方から塾の生徒も話題にしていたが、一夜明けても解決していなかった。午前中、たまたま近くまで行く用事があった私は、事件の推移を気にかけながらも出かけた。
家を出て車で15分足らずで現場近くに着いたが、交差点に警察車両と何人かの警察官が立っていて、通行が禁止されている。現場に通じる道路は封鎖されているため、通行する車は一台もいない。私は近くのコンビニに車を停めてこの写真を撮ったのだが、コンビニの店員たちの表情にも緊張感がにじみ出ているような気がした。私の行き先に通じる道も通れなくなっていたので、仕方なく裏道を通ることにしたのだが、道には人通りがまったくない。小中学校は生徒の安全を考慮して休校になったが、さすがに外出する者たちはいないようだ。こうした事件が起こると様々なところに影響が出るものなんだなと思い知らされる。裏道をまっすぐ進んで行ったら、先に人だかりが見えた、報道陣だ!
しまった、どうやら現場近くまで来てしまったようだ。取材のための機材を持った報道陣が取材の許されたギリギリのところに集まっているのだろう。周りには彼らの乗ってきた車やタクシーが数多く停車している。私は慌ててその場から離れたが、こんなに近くで大勢の報道陣を見たことがなかったので、驚きと緊張のため心拍数が上がってしまった(というものの思わず携帯で写真は撮ってしまったが)。少し離れた道路には警察車両が鈴なりになっていて、物々しい厳戒態勢が敷かれていた。
近辺の警察官全員に招集を掛けたかのような状況だ。至る所に警察官が配置されていて、不測の事態に備えているようだ。これ以上私のような者がうろちょろしていては迷惑をかけるだけなので、目的地まで迂回していくことにした。流れ弾などの危険を考慮して周囲500mは立ち入り禁止になっていたため現場からかなり離れた地点であったのだろうが、それでも緊迫した空気は十分伝わってきた。車に乗っていても恐怖さえ感じるほどだった。
午後3時近くに人質となっていた女性が自力で逃げ出し、その後膠着状態が続いたものの、8時半過ぎに家を出て来た立てこもり犯の身柄が拘束されて、29時間ぶりに一応の解決をみた。だが、銃撃されて死亡した林一歩巡査部長は帰って来ない。機動隊のSATに所属する23歳の若者の死は、いくら職務遂行のためとは言え、余りにも若過ぎる。前途を嘱望された彼の無念の死を思えば、立てこもり犯に対する怒りが私の心にふつふつと沸き起こってくる。よくもぬけぬけと・・・。
日本国内に5万丁もあるといわれる銃器を使った犯罪がこのところ目立つ。こんな理不尽な事件によって尊い命が失われるようなことが二度と繰り返されてはならない。銃の一層の取締りを望んでやまない。
家を出て車で15分足らずで現場近くに着いたが、交差点に警察車両と何人かの警察官が立っていて、通行が禁止されている。現場に通じる道路は封鎖されているため、通行する車は一台もいない。私は近くのコンビニに車を停めてこの写真を撮ったのだが、コンビニの店員たちの表情にも緊張感がにじみ出ているような気がした。私の行き先に通じる道も通れなくなっていたので、仕方なく裏道を通ることにしたのだが、道には人通りがまったくない。小中学校は生徒の安全を考慮して休校になったが、さすがに外出する者たちはいないようだ。こうした事件が起こると様々なところに影響が出るものなんだなと思い知らされる。裏道をまっすぐ進んで行ったら、先に人だかりが見えた、報道陣だ!
しまった、どうやら現場近くまで来てしまったようだ。取材のための機材を持った報道陣が取材の許されたギリギリのところに集まっているのだろう。周りには彼らの乗ってきた車やタクシーが数多く停車している。私は慌ててその場から離れたが、こんなに近くで大勢の報道陣を見たことがなかったので、驚きと緊張のため心拍数が上がってしまった(というものの思わず携帯で写真は撮ってしまったが)。少し離れた道路には警察車両が鈴なりになっていて、物々しい厳戒態勢が敷かれていた。
近辺の警察官全員に招集を掛けたかのような状況だ。至る所に警察官が配置されていて、不測の事態に備えているようだ。これ以上私のような者がうろちょろしていては迷惑をかけるだけなので、目的地まで迂回していくことにした。流れ弾などの危険を考慮して周囲500mは立ち入り禁止になっていたため現場からかなり離れた地点であったのだろうが、それでも緊迫した空気は十分伝わってきた。車に乗っていても恐怖さえ感じるほどだった。
午後3時近くに人質となっていた女性が自力で逃げ出し、その後膠着状態が続いたものの、8時半過ぎに家を出て来た立てこもり犯の身柄が拘束されて、29時間ぶりに一応の解決をみた。だが、銃撃されて死亡した林一歩巡査部長は帰って来ない。機動隊のSATに所属する23歳の若者の死は、いくら職務遂行のためとは言え、余りにも若過ぎる。前途を嘱望された彼の無念の死を思えば、立てこもり犯に対する怒りが私の心にふつふつと沸き起こってくる。よくもぬけぬけと・・・。
日本国内に5万丁もあるといわれる銃器を使った犯罪がこのところ目立つ。こんな理不尽な事件によって尊い命が失われるようなことが二度と繰り返されてはならない。銃の一層の取締りを望んでやまない。
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