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ジブリ美術館

 先週土曜日、妻と娘は稲垣吾郎の「魔法の万年筆」を観劇するために上京した。その夜は息子のアパートに泊まって、翌日曜日には「三鷹の森ジブリ美術館」を見学してきた。前から行きたかったそうだが、なかなか予約が取れず今回もダメもとで申し込んだところ、運良く予約が取れたのだそうだ。楽しかった記念にと、ロボット兵の写真を撮って送ってくれた。

「天空の城ラピュタ」はジブリの作品の中でも私の一番のお気に入りなので、このロボット兵の写真は気に入っている。
 だが、問題なのはジブリ美術館で買ってきてくれたお土産だ。1つは「空想の空とぶ機械達」というブラスエッチングモデル、もう一つは「トトロぴょんぴょん」というペーパークラフト、どちらも組み立てなければならないものだ。「こういうの好きでしょ?」と妻から渡されたが、正直言って細かい作業は得意ではない。今までこのブログに、プラネタリウムや万華鏡を組み立てた記事を載せたことはあるが余りいい出来ではなかった。しかし、お土産と言われて「出来ませんでした」と言うのも悔しいから一生懸命作ってみた。
 最初に飛行機を組み立ててみた。しかし、何と言っても両翼が5.5cmほどの小さなキットであり、しかも真鍮が柔らかくちょっと力を入れると変形してしまうため作業は難航した。

  

 

本当は、主翼にある細いリブの穴の中に直径0.5mmほどの真鍮の主翼桁というものを左右2本ずつ通さねばならないのだが、何度やっても出来なかったので断念した。こんな作業をうまく出来るのはよっぽどのマニアしかいないだろうと少々腹が立ったが、マニア向けの模型なのかもしれないから、的外れの不満なのかもしれない。だが、それ以外は何とか作り上げて、プラスチック製の箱に入れて飾ってみるとなかなかいい感じである。苦労しただけに完成品(中途半端だが)を眺めるのは気分がいい。
 次にペーパークラフトに挑戦したのだが、こちらは簡単にできるだろうと高をくくっていたら、案外そうではなかった。まず全ての部品を紙から切り取らねばならなかった。ミシン目が入っていてはさみなど使わずにすむと思っていただけに少々骨が折れた。組み立てるのも簡単ではない。うまい具合にのりしろや切れ込みが作られていて、ほおっと感心することも多かったが、その分作業は細かくて厄介だった。

  


これは一体何なのか、作る途中は分からなかったが、完成したものを妻に見せたら、「これと同じようなものが美術館においてあった」と教えてくれた。「中心棒をくるくる回せばアニメみたいに見える」と妻がやって見せてくれた。それほど感心もしなかったが、まあ完成できてよかった。

 そう言えば、この美術館の入場券が洒落ている。アニメのネガが入場券に貼り付けてある。透かしてみると一場面が確かに見える。

 

目を凝らしてみたら、「魔女の宅急便」だ!!

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