毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
ロッキー
日曜日、塾が終わってTVをつけたら「ロッキー」がやっていた。「ああ、そうか、今日はWOWOWでロッキー特集が放送されるんだった・・」新聞で確認すると、そのとき放送されていたのは「ロッキー4・炎の友情」だった。見始めたのは、かつての宿敵であり、後にロッキーの親友となったアポロがソ連のボクサー・ドラゴに試合中に殴り殺されたシーンだった。もう半分くらい終わっていたようだが、後半の試合こそがロッキーの見せ場だ。亡き友の弔い合戦に立ち上がったロッキーが激しいトレーニングを開始する。1990年に上映された映画なので、まだソ連が解体していない頃だったのだろう。トレーナーと数人で敵地に乗り込んで試合をするということになったようだったが、あの頃のソ連に、アメリカ人がボクシングの試合に行くなんて可能だったのだろうか。いかにも設定が荒唐無稽に思えて、その後の試合のシーンも現実感のないTVゲームを見ているような気がして、映画の中に入り込めなかった。もちろん延々と殴り合って、血だらけ傷だらけになった果てにロッキーが勝利したが、それもお約束過ぎて面白くなかった。試合開始当初は激しい罵声を浴びせていたロシア人たちが、試合の終わりには「ロッキー!!」と大声援を送るようになり、国家間の憎しみあいなど人間同士の熱い思いの前には氷解するものだ、などというメッセージを伝えようとしたのだろうが、あまりに見え見えすぎて反ってしらけてしまった。
もちろん私は一人の男として、1976年の「ロッキー」には感動した。どんなにパンチを食らっても不屈の闘志で立ち上がり、王者アポロをもう一歩のところまで追い詰める、その迫力ある映像には心が震えた。TVで放送されるのも何度か見て、そのたびに新たな感動を得た。単純な物語ではあるが、それ故に見る者の心にストレートに訴えかけてくる力強さを持った名作だと思う。
しかし、その後作られた続編は「ロッキー2」をTVで1度見たことがあるくらいで、他の作品はまったく見たことがなかった。2を見たときに不満が残ったため、続編はもう見ないほうが最初の「ロッキー」のイメージを崩さずにすむと思ったからかもしれない。日曜日もあえて見るつもりはなかったが、たまたまやっていたので、ボーっと見てしまったに過ぎない。そして、やっぱりつまらなかった・・。
その後、8時ごろになって再びTVをつけたら、まだ「ロッキー」がやっていた。今度は昨年公開されたばかりの「ロッキー・ザ・ファイナル」だった。1985年公開の「ロッキー4」のスタローンには何も違和感を感じなかったが、その20年後に作られた「ファイナル」の中のスタローンはもうかなり老け込んでいて、ボクシング場面での彼の肉体は、鍛え上げられてはいるのだろうが、年齢が正直に現れていて、どうしてこんな老いさらばえたロッキーを見なくてはいけないのか、と悲しくさえなった。それならすぐにチャンネルを変えればいいものを、「ファイナル」と名がついている以上本当にこれが最後のロッキーなんだといささかの感慨が浮かんできて、そのまま最後まで見てしまった。
こちらも後半部を見ただけなので、どういういきさつなのかよく分からなかったが、無敗の現役チャンピオンとエキジビションマッチで戦うことになったロッキーが体を鍛え上げて戦いに臨む、といったお馴染みのパターンで、ボロボロになりながらも最後まで倒れずに戦い続ける・・・。もうここまでくると感動なんてものよりも、「60歳を超えたスタローン、そんなに激しく動いて大丈夫か?」などと心配になったが、そんなことを考えては失礼なのだろう。老いを隠すことなくそのまま見せてくれた勇気には恐れ入るが、それでもやっぱり無理があるよな、いくらなんでも・・。
今年になって、スタローンは「ランボー」も公開したが、そこではかつての輝きはそのままだったのだろうか。ハリソンフォードの「インディージョーンズ」も公開されているが、こちらは新聞などでの評価はまちまちである。以前の名作とどう比べるかによって、人それぞれの評価を下しているようだ。暴れまくる「ランボー」は見たいとは思わないが、「インディージョーンズ」なら見てもいいかなと思っている。
もちろん私は一人の男として、1976年の「ロッキー」には感動した。どんなにパンチを食らっても不屈の闘志で立ち上がり、王者アポロをもう一歩のところまで追い詰める、その迫力ある映像には心が震えた。TVで放送されるのも何度か見て、そのたびに新たな感動を得た。単純な物語ではあるが、それ故に見る者の心にストレートに訴えかけてくる力強さを持った名作だと思う。
しかし、その後作られた続編は「ロッキー2」をTVで1度見たことがあるくらいで、他の作品はまったく見たことがなかった。2を見たときに不満が残ったため、続編はもう見ないほうが最初の「ロッキー」のイメージを崩さずにすむと思ったからかもしれない。日曜日もあえて見るつもりはなかったが、たまたまやっていたので、ボーっと見てしまったに過ぎない。そして、やっぱりつまらなかった・・。
その後、8時ごろになって再びTVをつけたら、まだ「ロッキー」がやっていた。今度は昨年公開されたばかりの「ロッキー・ザ・ファイナル」だった。1985年公開の「ロッキー4」のスタローンには何も違和感を感じなかったが、その20年後に作られた「ファイナル」の中のスタローンはもうかなり老け込んでいて、ボクシング場面での彼の肉体は、鍛え上げられてはいるのだろうが、年齢が正直に現れていて、どうしてこんな老いさらばえたロッキーを見なくてはいけないのか、と悲しくさえなった。それならすぐにチャンネルを変えればいいものを、「ファイナル」と名がついている以上本当にこれが最後のロッキーなんだといささかの感慨が浮かんできて、そのまま最後まで見てしまった。
こちらも後半部を見ただけなので、どういういきさつなのかよく分からなかったが、無敗の現役チャンピオンとエキジビションマッチで戦うことになったロッキーが体を鍛え上げて戦いに臨む、といったお馴染みのパターンで、ボロボロになりながらも最後まで倒れずに戦い続ける・・・。もうここまでくると感動なんてものよりも、「60歳を超えたスタローン、そんなに激しく動いて大丈夫か?」などと心配になったが、そんなことを考えては失礼なのだろう。老いを隠すことなくそのまま見せてくれた勇気には恐れ入るが、それでもやっぱり無理があるよな、いくらなんでも・・。
今年になって、スタローンは「ランボー」も公開したが、そこではかつての輝きはそのままだったのだろうか。ハリソンフォードの「インディージョーンズ」も公開されているが、こちらは新聞などでの評価はまちまちである。以前の名作とどう比べるかによって、人それぞれの評価を下しているようだ。暴れまくる「ランボー」は見たいとは思わないが、「インディージョーンズ」なら見てもいいかなと思っている。
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