毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
Excel
塾の月謝は、大部分の生徒に銀行振り替えの手続きをしてもらっている。月謝袋を使っている生徒も何人かいるが、今では少数だ。銀行振り替えの方が安全だし、塾側としても管理がし易いので、できるだけ銀行振り替えにしてもらっている。毎月始めに、各生徒の振り替え金額を書いた依頼書を銀行に提出するのだが、その役目は私がすることになっている。銀行が引き落とし先の氏名を書いた用紙を作ってくれるので、それに金額を書けばいいだけだが、何せお金に関することだけに間違いがあってはならない。その用紙に書き込む前に私がExcelを使って下書きを作り、それをもとに用紙に書き込んだり、各生徒に配る振り替え明細を作ったりしている。
3年ほど前までは、銀行に届ける用紙をコピーして、そこに金額を手書きしてから計算機で合計金額を出していた。子供の頃にそろばんを習ったおかげで、暗算にはかなり自信があった私だが、寄る年波には勝てず、計算間違いをすることがたびたびあり、何度も銀行に迷惑をかけた。このままじゃちょっとまずいだろうと、知恵を絞ってみたところ、Excelを使って表計算までしてもらえば、そんな間違いもなくなるだろうと思い至った。それまで一度もExcelを開いたことはなかったので、入門書を片手に試行錯誤を繰り返しながら、かなり難しかったが、それでも何とか形を整えることに成功して、それ以来ずっとExcelで下書きを作るようになった。
7月の振り替え用紙もそろそろ銀行に提出しなければならないな、と思ったのが数日前。Excelを開いて、「月謝」をクリックしてみたが、「ファイルが見つかりません」と出てしまった。なに?と思いながら繰り返しても結果は同じ。どういうこと?と途方にくれかけたとき、重大なことを思い出した。最近またPCが重くなってきて動きが悪くなってきたものだから、要らぬものは整理しようと、あれこれゴミ箱に入れていたときに、「マイドキュメント」にあった「月謝」というファイルを捨てたのを思い出した。ひょっとしたらあれがExcelのファイルだったのだろうか?ExcelはExcelの中に記憶されるんじゃないの?違うのかなあ?
事情通の妻に聞いたところ、「何バカなことやってるの?」の一言で片付けられてしまった。「ゴミ箱から拾ってくればいいじゃん」「ゴミ箱も空にしちゃったから」「データのバックアップはしてないの?」「うん・・」「ちゃんとするように言ってるでしょ、いつも」「うん・・」「まったく・・。じゃあ、ファイルを復元してみたら。うまくいく可能性は少ないかもしれないけど、探せば色々無料ソフトはあると思うよ」「やってみる・・」
確かに「ファイル復元ソフト」はネット上にいくつもあった。うまくいくかな?と半信半疑でダウンロードしてみた。試してみたら、ファイルを見つけることはできたが、開いてみたら文字化けみたいになっていて何が何やら分からない状態で、とても使い物にならなかった。「だめだ、こりゃ・・」。だが、銀行に提出する期限はだんだん近づいてくるし、グズグズしている訳にはいかない。「作り直すか」と気を取り直して、もう一度初めからExcelで作り直すことにした。
いくら一度作ったことがあるといっても、3年も前の話だし、普段は数字を入力するだけで、どうやって表を作ったのかまったく覚えていない。妻が昔通っていたパソコン教室のテキストを借りてきて、その通りにやろうとしたが、説明を読むのが面倒で、途中でイヤになってくる。結局は生徒の氏名を入れて、月謝や問題集代、模擬試験代などという明細を入力したら、それが縦と横に自動で足し算されるようにすればいいだけだから、それほど難しくはないはずだ。関数式を入力して、などという説明はよく分からないが、今までも∑を使ったことは何度もあるのだから、それを利用すれば横列の足し算はすぐにできる。後はそれをすべての行で自動的に計算してくれるようにできればいいのだが・・・。どうやるんだろう?
さすがにここだけはテキストを隅々まで読んだ。すると、「数式をコピーする」という項目が見つかった。それによれば、一番上の横列に∑を使って右端のセルに合計を出しておき、「マウスポインタをそのセルの右下のフィルハンドルの部分に近づけ」ると「ポインタの形が+に変わる」ので、「そのままその計算をしたい行までまっすぐ下方向にドラッグ」すればいいことが分かった。なるほど、そういえばかつて昔もそんなことをしたような記憶がある。最近はまったく忘れてしまっていて、新しく行を加えると、計算を自動的にしてくれないのでその都度、∑を使って足し算していただけに、新しい発見をしたようで嬉しかった。この技を使えば、これからはずいぶん楽になりそうだ。
などと2時間ほどかかかってやっと完成した表は、以前のものとまったく同じものとなった。これで来月からは数字を入力すればいいだけだ。よかった、よかった。
おっと、バックアップはしておかなくちゃね。
3年ほど前までは、銀行に届ける用紙をコピーして、そこに金額を手書きしてから計算機で合計金額を出していた。子供の頃にそろばんを習ったおかげで、暗算にはかなり自信があった私だが、寄る年波には勝てず、計算間違いをすることがたびたびあり、何度も銀行に迷惑をかけた。このままじゃちょっとまずいだろうと、知恵を絞ってみたところ、Excelを使って表計算までしてもらえば、そんな間違いもなくなるだろうと思い至った。それまで一度もExcelを開いたことはなかったので、入門書を片手に試行錯誤を繰り返しながら、かなり難しかったが、それでも何とか形を整えることに成功して、それ以来ずっとExcelで下書きを作るようになった。
7月の振り替え用紙もそろそろ銀行に提出しなければならないな、と思ったのが数日前。Excelを開いて、「月謝」をクリックしてみたが、「ファイルが見つかりません」と出てしまった。なに?と思いながら繰り返しても結果は同じ。どういうこと?と途方にくれかけたとき、重大なことを思い出した。最近またPCが重くなってきて動きが悪くなってきたものだから、要らぬものは整理しようと、あれこれゴミ箱に入れていたときに、「マイドキュメント」にあった「月謝」というファイルを捨てたのを思い出した。ひょっとしたらあれがExcelのファイルだったのだろうか?ExcelはExcelの中に記憶されるんじゃないの?違うのかなあ?
事情通の妻に聞いたところ、「何バカなことやってるの?」の一言で片付けられてしまった。「ゴミ箱から拾ってくればいいじゃん」「ゴミ箱も空にしちゃったから」「データのバックアップはしてないの?」「うん・・」「ちゃんとするように言ってるでしょ、いつも」「うん・・」「まったく・・。じゃあ、ファイルを復元してみたら。うまくいく可能性は少ないかもしれないけど、探せば色々無料ソフトはあると思うよ」「やってみる・・」
確かに「ファイル復元ソフト」はネット上にいくつもあった。うまくいくかな?と半信半疑でダウンロードしてみた。試してみたら、ファイルを見つけることはできたが、開いてみたら文字化けみたいになっていて何が何やら分からない状態で、とても使い物にならなかった。「だめだ、こりゃ・・」。だが、銀行に提出する期限はだんだん近づいてくるし、グズグズしている訳にはいかない。「作り直すか」と気を取り直して、もう一度初めからExcelで作り直すことにした。
いくら一度作ったことがあるといっても、3年も前の話だし、普段は数字を入力するだけで、どうやって表を作ったのかまったく覚えていない。妻が昔通っていたパソコン教室のテキストを借りてきて、その通りにやろうとしたが、説明を読むのが面倒で、途中でイヤになってくる。結局は生徒の氏名を入れて、月謝や問題集代、模擬試験代などという明細を入力したら、それが縦と横に自動で足し算されるようにすればいいだけだから、それほど難しくはないはずだ。関数式を入力して、などという説明はよく分からないが、今までも∑を使ったことは何度もあるのだから、それを利用すれば横列の足し算はすぐにできる。後はそれをすべての行で自動的に計算してくれるようにできればいいのだが・・・。どうやるんだろう?
さすがにここだけはテキストを隅々まで読んだ。すると、「数式をコピーする」という項目が見つかった。それによれば、一番上の横列に∑を使って右端のセルに合計を出しておき、「マウスポインタをそのセルの右下のフィルハンドルの部分に近づけ」ると「ポインタの形が+に変わる」ので、「そのままその計算をしたい行までまっすぐ下方向にドラッグ」すればいいことが分かった。なるほど、そういえばかつて昔もそんなことをしたような記憶がある。最近はまったく忘れてしまっていて、新しく行を加えると、計算を自動的にしてくれないのでその都度、∑を使って足し算していただけに、新しい発見をしたようで嬉しかった。この技を使えば、これからはずいぶん楽になりそうだ。
などと2時間ほどかかかってやっと完成した表は、以前のものとまったく同じものとなった。これで来月からは数字を入力すればいいだけだ。よかった、よかった。
おっと、バックアップはしておかなくちゃね。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )