毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
土砂崩れ
水曜日の朝、窓の外の話し声で目が覚めた。8時前・・。私の部屋は崖の下にあるため、外から話し声が聞こえることなどめったにない。不思議に思って窓を開けたら、ヘルメットをかぶった人たちが何人かいた。青いビニールシートをはがそうとしているようだ。「あそこか、土砂崩れがあったというのは・・」
前日、裏の家の横手が崖から崩れてきた土砂で埋まってしまい、みんなで土砂を掻き出した、という話を妻がしていたが、私は午後から始まる保護者面談の準備で忙しく、その話にあまり注意を払わなかった。「そんなにすごいことだったのか・・」と、驚きながら、思わず携帯で写真を撮った。

階下におりていくとちょうど父が外から戻ってきたところだった。
「工事の人がいるねえ」
「そうか、土砂崩れを直してるんだろう」
「そんなにひどかったの?」
「日曜の夕方に大雨が降っただろう。その後夜中に崩れてきたらしい。昨日市役所に電話したら、応急処置にシートをかぶせて行ったらしいが、今から土留めをするんだろうなあ」
私はまったく知らなかったが、結構大変なことが起きたようだ。その後集めた情報によれば、崖の上に立っている大きな社員アパートの排水溝が、長い間掃除もせずに放置してあったため、豪雨で溜まった水があふれ出して、一気に土砂を流したらしい。もともとここ最近の雨で地盤が緩んでいたせいもあるのだろうが、日曜夕方の大雨は確かにそれほどひどいものだった。塾から自宅まで20mほど歩く間に傘をさしていてもずぶ濡れになってしまった。あっという間に川が増水して恐ろしい音を立てながら流れていた。一旦は収まったものの、夜になってまた降り出したので臨界点を超えてしまったのだろう・・。
我が家からではどれだけ崖が崩れたのかよく分からなかったので、裏の家を訪ねてみた。

近くへ行って驚いた。これほど崩れているとは・・。思わず写真を撮ったが、被害の大きさに動揺したようで、ピントがうまく合っていない。幅5m以上にわたってごっそり崩れている。作業員が数人がかりで、土嚢を並べて土留めをしているようだが、近付いていくと泥のにおいが立ち込めて臭い・・。

1枚だけ写真を撮らせてもらった。きっと崖の上から見たら、もっと生々しい爪あとが見られるだろうが、作業の邪魔になってもいけないから自重した。今は崖全体が草木で覆われていて、とても土砂崩れなどおきそうもないように思うが、崩れるときは草木もねこそぎ押し流してしまうようだ。そう言えば、もう何十年も前、私の母がもう一軒裏の家で話をしていた時に、土砂崩れがおきて家が埋まってしまい、命からがら逃げ出した、という話を聞いたことがある。その後砂防ダムやブロックなどで土砂崩れが起きないような処置はあれこれ行われたはずだが、それでも長雨が続くと、いつ何時崩れるかもしれない、ということを今回の土砂崩れは教えてくれた。
それにしても自分の寝ていた目と鼻の先でこんな異変が起こったのもつゆ知らず、ぐっすり眠り呆けていた私はなんて鈍感な幸せ者だろう。だが、まだまだ梅雨は明けていない。梅雨の終わりには激しい雨が降ることがよくある。大雨が降れば、土砂崩れがまた起こるかもしれない・・。警戒を怠ってはならない。面倒だけど、何が起こってもいいように、心の準備だけはしておかねばならない。
もし万一、雨が降った翌日にこのブログが更新されなかったら、私に何かあった印だと思って下され・・・。
前日、裏の家の横手が崖から崩れてきた土砂で埋まってしまい、みんなで土砂を掻き出した、という話を妻がしていたが、私は午後から始まる保護者面談の準備で忙しく、その話にあまり注意を払わなかった。「そんなにすごいことだったのか・・」と、驚きながら、思わず携帯で写真を撮った。


階下におりていくとちょうど父が外から戻ってきたところだった。
「工事の人がいるねえ」
「そうか、土砂崩れを直してるんだろう」
「そんなにひどかったの?」
「日曜の夕方に大雨が降っただろう。その後夜中に崩れてきたらしい。昨日市役所に電話したら、応急処置にシートをかぶせて行ったらしいが、今から土留めをするんだろうなあ」
私はまったく知らなかったが、結構大変なことが起きたようだ。その後集めた情報によれば、崖の上に立っている大きな社員アパートの排水溝が、長い間掃除もせずに放置してあったため、豪雨で溜まった水があふれ出して、一気に土砂を流したらしい。もともとここ最近の雨で地盤が緩んでいたせいもあるのだろうが、日曜夕方の大雨は確かにそれほどひどいものだった。塾から自宅まで20mほど歩く間に傘をさしていてもずぶ濡れになってしまった。あっという間に川が増水して恐ろしい音を立てながら流れていた。一旦は収まったものの、夜になってまた降り出したので臨界点を超えてしまったのだろう・・。
我が家からではどれだけ崖が崩れたのかよく分からなかったので、裏の家を訪ねてみた。

近くへ行って驚いた。これほど崩れているとは・・。思わず写真を撮ったが、被害の大きさに動揺したようで、ピントがうまく合っていない。幅5m以上にわたってごっそり崩れている。作業員が数人がかりで、土嚢を並べて土留めをしているようだが、近付いていくと泥のにおいが立ち込めて臭い・・。

1枚だけ写真を撮らせてもらった。きっと崖の上から見たら、もっと生々しい爪あとが見られるだろうが、作業の邪魔になってもいけないから自重した。今は崖全体が草木で覆われていて、とても土砂崩れなどおきそうもないように思うが、崩れるときは草木もねこそぎ押し流してしまうようだ。そう言えば、もう何十年も前、私の母がもう一軒裏の家で話をしていた時に、土砂崩れがおきて家が埋まってしまい、命からがら逃げ出した、という話を聞いたことがある。その後砂防ダムやブロックなどで土砂崩れが起きないような処置はあれこれ行われたはずだが、それでも長雨が続くと、いつ何時崩れるかもしれない、ということを今回の土砂崩れは教えてくれた。
それにしても自分の寝ていた目と鼻の先でこんな異変が起こったのもつゆ知らず、ぐっすり眠り呆けていた私はなんて鈍感な幸せ者だろう。だが、まだまだ梅雨は明けていない。梅雨の終わりには激しい雨が降ることがよくある。大雨が降れば、土砂崩れがまた起こるかもしれない・・。警戒を怠ってはならない。面倒だけど、何が起こってもいいように、心の準備だけはしておかねばならない。
もし万一、雨が降った翌日にこのブログが更新されなかったら、私に何かあった印だと思って下され・・・。
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