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夏織り てふき

 もうこうなると単なるおまけとは呼べないよなあ、などという思いで集めたサントリー「伊右衛門」に付いていた「夏織り てふき」。綿で作られていて、袋から取り出して触ると少しゴワゴワするが、何度か水洗いするうちにきっと手に馴染んでくるのだろう。柄の描かれた少し厚手の布地の裏に、ガーゼ状の布がもう一枚重ねられていて、これなら案外長い間使えるかもしれない。中国製だけに縫製がイマイチかなと思わないでもないが、まあ、おまけだからそのあたりは大目に見なくてはいけないだろう。
 私がこの「てふき」を気に入った一番の理由は、なんと言っても表地に描かれた柄の綺麗さだ。「夏織り」と銘打つだけに日本の夏を感じさせる風物が6種類描かれている。いるかどこかで見たことのある図柄ばかりだが、それがかえって郷愁を誘うような気がする・・。

 

「細渦」


 

「青海波」


 

「竹縞」


 

「花火」


 

「金魚」


 

「朝顔」


 愛知県では梅雨が明けたとの発表はまだないが、昨日は35℃近くまで気温が上昇し、昨年の猛暑の再現か!と少々気持ちがげんなりした。しかし、たとえどんな酷暑であっても、吹き出る汗を拭いながら何とか乗り切らねばならない。そのためには、この「てふき」がきっと役に立ってくれるだろう。いつもポケットに入れておこう。
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