毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
鳥オルガン
大人の科学vol.20の付録「手回し鳥オルガン」を作ってみた。(と言っても、夏休みになる前のことだが・・)。「鳥に歌を教えるオルガンがありました」と表紙に書いてあったから、さぞやきれいな音が出るんだろうな、と楽しみにしながら作った。


製作時間は約30分とあったが、「大人の科学」の付録をかなり作り慣れてきた私には、たいして困ることもなく、順調に作り上げることができた。ただ、作りながら、いったいどうやって音が出るようになっているのか、不思議に思った。特別音を創り出す装置が組み込まれているわけではない。構造から考えて、パイプオルガンの仕組みと同じ理論かな、と推理してみたが、パイプオルガンの仕組み自体を知らない私であるから、とてもそれ以上のことは分からない。それでは面白くないから、少し丁寧に説明書きを読んでみた。それによると、オルガンの構造は大きく分けて、『空気を送り込む部分』『空気を溜めておく部分』『音程・音色を決定する笛』の3つに分けることができるそうだ。この鳥オルガンもそれを踏まえて構造になっている。
『空気を送り込む部分』・・ハンドルと連動して上下するピストンがふいごの役割を果たして、空気を送り出す。ピストンが1つしかないので、空気を送る時間と吸い込む時間が交互にできて、ピヨピヨという音が出る。


『空気を溜めておく部分』・・送られてきた空気は本体部分に溜められて、それがさらにピストンで押されて上部の穴からパイプへ送り込まれる。


『音程・音色を決定する部分』・・パイプは笛の役目を果たす。ウレタンの入れ加減によって管の長さが調節でき、音程・音色を決めることができる。送り込まれた空気のゆれが振動となり、笛の長さに共鳴して音が鳴る。


半分くらいしか理解できないが、空気を送ることで音を出していることだけは分かった。どんな音が出るのかは、添付されていたパンチカードに穴を開け、それをオルガンの中に差し込んで、グルグルハンドルを回すとカードが中に入っていき、空けた穴を通って空気が送られ、音を奏でる。穴の位置によって音程が決まるようだ。まずはチューング用のカードで試してみた。


さあ、どんな音が出るか。(ということで、最初の動画に戻ってね)
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