毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
オブジェ
塾の横にある珪砂工場の倉庫、そこのちょっとした空き地に琉球朝顔が咲き始めた。
これだけ見ているなら鮮やかな濃紺の大きな花弁が見事で、なかなかの景観ではあるが、昨年塾舎の玄関口に父が植えた琉球朝顔が夏を過ぎ、秋を過ぎても毎日咲き誇って、寒気を感じ始めた頃でも相変わらずの勢いを保っていたのを見て、その生命力の強さに少しばかり不気味なものを感じて、根こそぎ抜いてしまった。もう二度と琉球朝顔は植えないでくれ、と父に頼んでおいたので、今年は昔ながらの朝顔を鉢に植えて育てている。種を蒔いてしばらくしても芽が出てこなかったため、心配していたが、このところ次々と芽が出始め、今までの鬱憤を晴らすようにぐんぐん成長を始めたので、父が竹で支えを作ってくれた。
この朝顔なら、夏の風物詩として季節感を味あわせてくれる。しかし、いつまでも枯れずにいる琉球朝顔は、風流心を解さない花のように思えて、本当は上の写真の琉球朝顔も抜いてしまいたいぐらいだが、他所の土地に生えているものであり、そんな酷いことをしたなら逆に私こそ「モノノアハレ」が分からない鈍物になってしまうので、我慢している・・。
景観として琉球朝顔をどう評価するかは人によるだろうが、最近橋を渡ったところにあるタイル工場に面白いオブジェ(?)が並べられて、近所でちょっとした話題になっている。この工場では、多くの南米人が働いている。一週間ほど前、その中の一人が、工場の敷地と道路の境界にレンガを並べて高さ30~50cmほどの壁を10mほど作った。タイル工場で働いている人にしては、専門家のような腕前でなかなかの出来栄えだ。
やはり赤レンガというのはいい。大学の校舎を思い出したりして、なぜか郷愁を誘う。よく見れば薄汚いレンガだが、まっすぐに並べられていると颯爽とした感じがしていい。普段は粉塵や騒音を撒き散らす公害企業だが、たまには洒落たこともするものだ、と私なりに高評価を与えていたこのレンガの壁に、2、3日前一風変わった物が並べられた。遠目で見ては何なのかよく分からなかったので、近づいてみた。
魚だ。魚の形をしたタイルだ。黒、白、茶の3種類の魚がずらっと並べられている。特別綺麗なものでもなく、形に工夫がされているわけでもないが、どことなく可愛らしい。何でこんなものを、と思いながら触ってみたら、持ち上げることができた。接着剤などで貼り付けられているのではなく、ただそこに乗せられているだけだ。これじゃあ、道行く人が持っていってしまうかも、と思ったが、持って行って使い道などあまりないだろうし、飾るにもさほど魅力的なものでもないから、そんな心配などしなくてもいいかもしれない・・。
それでも、ちょっと面白い。
これだけ見ているなら鮮やかな濃紺の大きな花弁が見事で、なかなかの景観ではあるが、昨年塾舎の玄関口に父が植えた琉球朝顔が夏を過ぎ、秋を過ぎても毎日咲き誇って、寒気を感じ始めた頃でも相変わらずの勢いを保っていたのを見て、その生命力の強さに少しばかり不気味なものを感じて、根こそぎ抜いてしまった。もう二度と琉球朝顔は植えないでくれ、と父に頼んでおいたので、今年は昔ながらの朝顔を鉢に植えて育てている。種を蒔いてしばらくしても芽が出てこなかったため、心配していたが、このところ次々と芽が出始め、今までの鬱憤を晴らすようにぐんぐん成長を始めたので、父が竹で支えを作ってくれた。
この朝顔なら、夏の風物詩として季節感を味あわせてくれる。しかし、いつまでも枯れずにいる琉球朝顔は、風流心を解さない花のように思えて、本当は上の写真の琉球朝顔も抜いてしまいたいぐらいだが、他所の土地に生えているものであり、そんな酷いことをしたなら逆に私こそ「モノノアハレ」が分からない鈍物になってしまうので、我慢している・・。
景観として琉球朝顔をどう評価するかは人によるだろうが、最近橋を渡ったところにあるタイル工場に面白いオブジェ(?)が並べられて、近所でちょっとした話題になっている。この工場では、多くの南米人が働いている。一週間ほど前、その中の一人が、工場の敷地と道路の境界にレンガを並べて高さ30~50cmほどの壁を10mほど作った。タイル工場で働いている人にしては、専門家のような腕前でなかなかの出来栄えだ。
やはり赤レンガというのはいい。大学の校舎を思い出したりして、なぜか郷愁を誘う。よく見れば薄汚いレンガだが、まっすぐに並べられていると颯爽とした感じがしていい。普段は粉塵や騒音を撒き散らす公害企業だが、たまには洒落たこともするものだ、と私なりに高評価を与えていたこのレンガの壁に、2、3日前一風変わった物が並べられた。遠目で見ては何なのかよく分からなかったので、近づいてみた。
魚だ。魚の形をしたタイルだ。黒、白、茶の3種類の魚がずらっと並べられている。特別綺麗なものでもなく、形に工夫がされているわけでもないが、どことなく可愛らしい。何でこんなものを、と思いながら触ってみたら、持ち上げることができた。接着剤などで貼り付けられているのではなく、ただそこに乗せられているだけだ。これじゃあ、道行く人が持っていってしまうかも、と思ったが、持って行って使い道などあまりないだろうし、飾るにもさほど魅力的なものでもないから、そんな心配などしなくてもいいかもしれない・・。
それでも、ちょっと面白い。
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