毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
書店
先週の木曜日、いつもの書店に行ったらびっくりした。一番奥の書棚に本がない!!そこは高校生用の参考書や問題集が並べられていた棚で、この書店に行く度に必ずたたずむ場所だけに、本当に驚いた。「棚卸しかな?」とも思ったので、店員さんに聞いてみた。すると、なんだか奥歯に物が挟まったように、
「撤去したんです」
「撤去?問題集を?」
「はい・・」
「なんで?」
「社長が高校生の問題集はもう片付けろ、って言ったものですから・・。」
「売れないから?」
「まあ・・、そうですね・・」
と苦笑いする。
「今の高校生は本当に勉強しないものね」
と私が常日頃感じていることを正直に言うと、
「そういうことです」
と力なく答えた。
でも、私は困ってしまう。高校生用の問題集はなかなかいいものが売っている書店が少なく、この店が売らなくなってしまったら、少し遠くまで探しに行かなければならなくなる。
「困ったなあ・・」
と私がため息をつくと、
「すみません」
と店員は言ってくれたが、彼に非があるわけではないからそれ以上何も言えなかった。
一週間経った昨日、また同じ書店に行ったが、棚は空っぽのままだった。
開いたスペースをどう利用しようか決めかねているのだろうが、これだけガランとした空間があると、どうにもみすぼらしい。こんな状態を続けるなら、売れなくてもまだ参考書や問題集を並べておいたほうがずっと見栄えがする。どうしてすぐにでも善後策を講じないのか、まったく不思議だ。
私が思うに、書店を利用する人は大まかに分けて、
①週刊誌や月刊情報誌などを買う人
②マンガ本を買う人
③文芸書を買う人
④学習参考書や問題集を買う人
⑤趣味や娯楽のための本を買う人
⑥仕事関連の本を買う人
などに分けられると思うが、このうちの④をこの書店では半分放棄したわけだから、いくら大きな建物であっても、書店としての中身はかなり薄っぺらなものになってしまったように思う。ここ数年は、私の欲しい問題集がだんだん見つけられなくなってきて、他の書店に行く回数が増えてきたから不便は感じていたし、書店としての「気概」というものがだんだん萎んできているのではないか、と密かに心配していた。(書店にはその地域の文化を先導する役目があると思う。大げさな言葉を使えば、書店は、その地域の人々を啓蒙し、地域文化を活性化させようという「気概」を持つべきだと思う)その流れから言えば、こうした事態を予想できなかったわけではないが、それでもまさか高校生用の問題集を一切置かなくなるとまでは思いもしなかった。この書店を私は長い間利用していて、無理を聞いてもらったこともたびたびあり、少なからず恩義を感じている。その書店がこんな惨めな姿をいつまでもさらしているのはあまりに忍びない・・・。
私は今ちょっと迷っている。今までのように毎週この書店へ行くのを続けるべきかどうか・・。いくら世話になって来たといっても、欲しい本が見つからない書店などに行っても意味がない。しかし、サインをするだけで本を買うことができ、月ごとに清算してもらいまとめて支払いをする、こうした便宜を図ってくれる書店が果たして他にあるだろうか。その辺りを調べてからでないとなかなか結論は出ないような気がしている。
「撤去したんです」
「撤去?問題集を?」
「はい・・」
「なんで?」
「社長が高校生の問題集はもう片付けろ、って言ったものですから・・。」
「売れないから?」
「まあ・・、そうですね・・」
と苦笑いする。
「今の高校生は本当に勉強しないものね」
と私が常日頃感じていることを正直に言うと、
「そういうことです」
と力なく答えた。
でも、私は困ってしまう。高校生用の問題集はなかなかいいものが売っている書店が少なく、この店が売らなくなってしまったら、少し遠くまで探しに行かなければならなくなる。
「困ったなあ・・」
と私がため息をつくと、
「すみません」
と店員は言ってくれたが、彼に非があるわけではないからそれ以上何も言えなかった。
一週間経った昨日、また同じ書店に行ったが、棚は空っぽのままだった。
開いたスペースをどう利用しようか決めかねているのだろうが、これだけガランとした空間があると、どうにもみすぼらしい。こんな状態を続けるなら、売れなくてもまだ参考書や問題集を並べておいたほうがずっと見栄えがする。どうしてすぐにでも善後策を講じないのか、まったく不思議だ。
私が思うに、書店を利用する人は大まかに分けて、
①週刊誌や月刊情報誌などを買う人
②マンガ本を買う人
③文芸書を買う人
④学習参考書や問題集を買う人
⑤趣味や娯楽のための本を買う人
⑥仕事関連の本を買う人
などに分けられると思うが、このうちの④をこの書店では半分放棄したわけだから、いくら大きな建物であっても、書店としての中身はかなり薄っぺらなものになってしまったように思う。ここ数年は、私の欲しい問題集がだんだん見つけられなくなってきて、他の書店に行く回数が増えてきたから不便は感じていたし、書店としての「気概」というものがだんだん萎んできているのではないか、と密かに心配していた。(書店にはその地域の文化を先導する役目があると思う。大げさな言葉を使えば、書店は、その地域の人々を啓蒙し、地域文化を活性化させようという「気概」を持つべきだと思う)その流れから言えば、こうした事態を予想できなかったわけではないが、それでもまさか高校生用の問題集を一切置かなくなるとまでは思いもしなかった。この書店を私は長い間利用していて、無理を聞いてもらったこともたびたびあり、少なからず恩義を感じている。その書店がこんな惨めな姿をいつまでもさらしているのはあまりに忍びない・・・。
私は今ちょっと迷っている。今までのように毎週この書店へ行くのを続けるべきかどうか・・。いくら世話になって来たといっても、欲しい本が見つからない書店などに行っても意味がない。しかし、サインをするだけで本を買うことができ、月ごとに清算してもらいまとめて支払いをする、こうした便宜を図ってくれる書店が果たして他にあるだろうか。その辺りを調べてからでないとなかなか結論は出ないような気がしている。
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