★ 5月も中盤。中学、高校では中間テストが始まる。ということで、今日も朝から何人かが塾に来てテスト対策(中には必死で提出物をしている人も)に頑張っている。
★ 合間を縫って、向田邦子さんの「思い出のトランプ」(新潮文庫)から「ダウト」を読んだ。
★ 主人公の男性は病室で父親を見守っている。元校長の父親は2度目の卒中に倒れ、どうやら今回はダメらしい。大きなイビキとともに父親の口からは発する口臭(もはや腐敗が始まっているのか)に耐えきれず、束の間、病室を後にした。再び病室に戻った時、父親は息を引き取っていた。
★ 葬儀の席で、主人公は父親とのある出来事を思い出す。どうやら父親はキセル乗車が見つかったようだった。人格者と言われる父親の汚点を知って、主人公は幼いながらも戸惑った覚えがある。
★ 主人公もまた、上司を失脚させ、(結果的にではあるが)その地位を奪った経験をもつ。その企みを従兄弟に聞かれたのではとの疑いを持ち続けている。人の心に潜むちょっとした悪意。善人であるがゆえに、それをいつまでも気にすることになる。
★ 最近、アラン・ウォーカーの「Faded」が心から離れない。まだ20歳になったばかりのアーチスト。この作品を作ったのは10代半ばのようだ。ユーチューブでの再生回数は既に24億回。すごいなぁ。
★ 山田五郎さんの「おとなの教養講座」、みうらじゅんさんとのコラボで、仏像の魅力が語られていた。とても参考になった。
★ 合間を縫って、向田邦子さんの「思い出のトランプ」(新潮文庫)から「ダウト」を読んだ。
★ 主人公の男性は病室で父親を見守っている。元校長の父親は2度目の卒中に倒れ、どうやら今回はダメらしい。大きなイビキとともに父親の口からは発する口臭(もはや腐敗が始まっているのか)に耐えきれず、束の間、病室を後にした。再び病室に戻った時、父親は息を引き取っていた。
★ 葬儀の席で、主人公は父親とのある出来事を思い出す。どうやら父親はキセル乗車が見つかったようだった。人格者と言われる父親の汚点を知って、主人公は幼いながらも戸惑った覚えがある。
★ 主人公もまた、上司を失脚させ、(結果的にではあるが)その地位を奪った経験をもつ。その企みを従兄弟に聞かれたのではとの疑いを持ち続けている。人の心に潜むちょっとした悪意。善人であるがゆえに、それをいつまでも気にすることになる。
★ 最近、アラン・ウォーカーの「Faded」が心から離れない。まだ20歳になったばかりのアーチスト。この作品を作ったのは10代半ばのようだ。ユーチューブでの再生回数は既に24億回。すごいなぁ。
★ 山田五郎さんの「おとなの教養講座」、みうらじゅんさんとのコラボで、仏像の魅力が語られていた。とても参考になった。