じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

相場英雄「十二桜」

2022-05-24 14:30:33 | Weblog
★ たまたまながら警察小説が続いた。相場英雄さんの「ナンバー」(双葉文庫)から「十二桜」を読んだ。

★ この話は警視庁捜査二課が舞台。殺人などを扱う捜査一課とは違って、二課は横領・詐欺などの知能犯を扱う。二課の新人・西澤はミスを繰り返し上司に叱責される。そんな彼を励ましてくれたのは退職間近のベテラン刑事・大岩だった。

★ 今回、西澤が追うのは大手デパートの子会社に勤める男。派手な衣装に身を包み、連日女性と豪遊。実家が金持ちでいくら独身とはいえ、その行動は度が過ぎている。会社のカネを横領しているのでは、というのが狙いだ。

★ 捜査を進めていくと思わぬ進展が。

★ 「十二桜」とは本部の刑事部長賞だ。金、銀、銅の三種類あり、12個揃うと満開賞となる。子どもじみているとは思うが、こんなことでもしなければなければやっていけない、警察官の仕事は過酷なんだろうね。

☆ 録画してあったNHKのドキュメンタリー「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」を観始めた。1950年代から2010年代まで、アメリカの現代史ともいえる。全8回。第1回は「理想の50’s」、第2回は「闘争の60’s」。6月は「幻想の70’s」「葛藤の80’s」、そのあと「喪失の90’s」「不信の2000’s」「分断の10’s」最後に「フランス 興亡の60’s」が放映されるという。

☆ オープニングのタイトルで、時代を象徴する大統領の映像が流された。ケネディ、ニクソン、レーガン、クリントン、オバマ、そしてトランプ。そうそうたるメンバーだ。
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