★ 今日は朝から英検。検定試験は多々あるが、やはり英検の人気が高い。近隣の中学校は明日から2泊3日の修学旅行(信州方面)。ここ数年、コロナ禍で中止されていたが、少しずつ日常に戻りつつあるようだ。
★ さて、昨日はまず、石持浅海さんの「心臓と左手」(光文社文庫)から「罠の名前」を読んだ。過激派の内部抗争。武闘派が穏健派シンパの弁護士を拉致した。そのアジトを、警視庁のSATが急襲するのだが、ミッションは失敗に終わる。警視庁の大迫警視は、ハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と焼肉を食べながら、事件のからくりを考察する。
★ 次に、伊集院静さんの「三年坂」(講談社文庫)から「水澄」を読んだ。「みずすまし」と読むんだね。元高校球児。県大会の決勝戦まで進むものの、敗戦。その後は転落の人生だった。どの仕事も長続きせず。転職をすればするほど条件は悪くなる。詐欺まがいの今の仕事ももはや限界。公園でぼんやりしていると、草野球が始まった。
★ いろいろあって(ここが面白いのだが)、男はあることに気付く。「自分は危険な道ばかり選んできたのでは」と。どうやら男の再生が始まるようだ。
★ 人間、いつでもやり直しができる。切羽詰まるとマイナス思考が先行し、自分から不幸に陥ってしまう。主人公は自意識が高い分、苦悩も深かったのではなかろうか。マイナス思考からプラス思考への転換。この「気づき」が再生への鍵なのかも知れない。
★ さて、昨日はまず、石持浅海さんの「心臓と左手」(光文社文庫)から「罠の名前」を読んだ。過激派の内部抗争。武闘派が穏健派シンパの弁護士を拉致した。そのアジトを、警視庁のSATが急襲するのだが、ミッションは失敗に終わる。警視庁の大迫警視は、ハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と焼肉を食べながら、事件のからくりを考察する。
★ 次に、伊集院静さんの「三年坂」(講談社文庫)から「水澄」を読んだ。「みずすまし」と読むんだね。元高校球児。県大会の決勝戦まで進むものの、敗戦。その後は転落の人生だった。どの仕事も長続きせず。転職をすればするほど条件は悪くなる。詐欺まがいの今の仕事ももはや限界。公園でぼんやりしていると、草野球が始まった。
★ いろいろあって(ここが面白いのだが)、男はあることに気付く。「自分は危険な道ばかり選んできたのでは」と。どうやら男の再生が始まるようだ。
★ 人間、いつでもやり直しができる。切羽詰まるとマイナス思考が先行し、自分から不幸に陥ってしまう。主人公は自意識が高い分、苦悩も深かったのではなかろうか。マイナス思考からプラス思考への転換。この「気づき」が再生への鍵なのかも知れない。