ショックなことが2つ。
僕も一時はお世話になったことがある全国規模の写真屋さん「55Station」が一昨日、会社更生法の申請をしました。
「55ステーション更生法申請 提携解消で負債127億」 - gooニュース(共同通信)
前職、写真屋で店長をやっていた人間としては、その当時ライバルだったとはいえ、業界のリーダー的な会社が、このようなかたちになったのは非常にショックです。
以前、その勤めていた写真屋が倒産し、プーの頃、ほんの1ヵ月という短い間でしたが、バイトとしてお世話になったこともありました。
それに、どの55stationのお店に出しても綺麗なプリントがかえってくる、その画一化された現像品質の高さは、さすがだなぁ、と思っていましたし、今まで生き残っていた証拠だったと思います。
お店の営業は今までどおり続けられる予定なので、綺麗なプリントはこれまでどおり提供されます。
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もう一つは、
このブログでも、とりあげたりしておりましたが、京セラが「CONTAX」ブランドのカメラ事業の終了を発表しました。
これも非常にショックです。
一時期の僕の表現活動(おおげさですが)を支えていたCONTAXのカメラ。35ミリフィルム用一眼レフカメラでカール・ツァイスが使えないのは非常に痛いです。
初めて、CONTAXのカメラでカール・ツァイスを使い、仕上がったプリントを見た時の驚きは今でも忘れることができません。一目瞭然だったその違いは、その後の写真に対する考え方に大きな影響を与えました。そして今回の件も僕と写真との今後の関係に大きな影響を与えるかもしれません。
どちらの件にしても、時代が写真に与えた大きな節目あるいは転換期を感じずにはいられません。
もちろん単にアナログ→デジタルへの移行が上手くいかなかったということなんでしょうが、どちらも優良な品質を維持することを続けていた会社ですから、なんとかならなかったものか?と切に思うのです。
っていうか、やっぱりそれだけ不景気だという部分もあるんですよね。
郵便局でもめてる場合じゃないんだよ、Dr.マシリト、じゃなかった、小泉さん。
TB。--------
哀しいトラックバック………。