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元ちとせ 「死んだ女の子」 =思い出す音楽 その134=

2023年08月06日 08時15分17秒 | 音楽

公式の動画ではありませんんし、確かテレビ番組の一部だったように記憶していますので、すぐに観れなくなる可能性があります。ご了承ください。
しかしながら、広島原爆ドームの前で坂本龍一さんのピアノ、元ちとせさんの歌唱でのこの曲は当時かなりのインパクトがありました。
僕の記憶が正しければ、確か「筑紫哲也 NEWS23」での生放送の動画だったと思いますのでTBSさんには公式にこの動画を公開して、いつでも観れるようにしておいていただきたいと強く思います。


今日は8月6日です。
これしかないと思い、元ちとせさんが歌う「死んだ女の子」を取り上げます。
Wikipediaによると元々はトルコの詩人ナジム=ヒクメットさんが1956年に発表した詩で、1970年代には世界中で歌われるようになったようです。
日本では、高石ともやさんが外山雄三さん作曲によるものをカバー(日本語訳:中本信幸さん)。同じ外山さん作曲のものを元ちとせさんもカバーしていますが、坂本龍一さんプロデュースで2005年8月5日から15日まで期間限定で配信されました。(その後も毎年夏に期間限定配信されています)
その初日に「筑紫哲也 NEWS23」の番組の中で生放送された動画が冒頭にアップした動画と思われます。
残念ながら、坂本さんはご存知のように今年3月28日、外山さんも先月11日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りすると同時にこの曲の重要性を認識しお二人が携わっていたことに敬意を表します。

さて、坂本龍一プロデュースということで坂本さんが編曲を担当したのですが、最初、話は元さんから坂本さんに依頼されたということです。「筑紫哲也 NEWS23」の番組の中では坂本さんは元さんから依頼を受けた時に「これはやらなきゃ」ということで快諾されたそうです。
それだけに、今冒頭の動画を観ても平和への並々ならぬ想いが坂本さんも元さんからも伝わってきます。特によく演奏を観てきた者として坂本さんのピアノの弾き方は何かいつもと違うものを感じます。

そして、ここに共有する平和への想いは日本だけでなく世界に向けても発信されるべきものでありますし、時間軸としても永久に僕らの子供や孫世代、さらなる先の世代に引き継がれるべきものです。
今現在も、世界ではウクライナをはじめとしていろいろなところで紛争など平和ではない状態がつづいているところがあります。
そして、そのことを憂い平和を希求し続けることが、本当の意味での生きる道=日常生活を守ることにつながります。

今年で戦後78年となり日本でも先の大戦の惨禍を経験された方が非常に少なくなり戦争の語り部が貴重になっている中、今年、坂本さんをはじめ平和をいろいろなかたちで希求していた方たちを個人的にも亡くす経験をして、今さらではありますが自分自身も何か行動を起こさないといけないという衝動に突き動かされています。何をするかは模索中であり、いつになるかもわかりませんし月並みなものになるかもしれませんが、「新たな戦前」と言われる今、何か一矢報いたい決意であります。

関連リンク。========
iTunes Music Store Japan いよいよ8/4に発表か? - junzirogoo!!!(2005年7月31日・最初の期間限定配信は、現 iTunes Storeの日本での始まりの時期とほぼ同時期でした。その当時の記事です。)


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