大震災後、地震と津波は自然の起こすものですから、なくすことはできないですが、
原発に関する事故については、人間の作った原発によるものですから、なくせるものだとの思いを強くしています。
今回の地震と津波は未曾有の大きさで、被害も計り知れない。
それだけでも、大変なことなのに、原発の事故は、さらに追い討ちをかけるような事態で、本当に余計な事だとの感がしています。
しかしながら、起きてしまったことを後ろ向きに、ゴチャゴチャ言っていても仕方ない。
ちょうど、先日、藤原新也さんのサイトで、フランスの放射線防護原子力安全研究所(IRSN)が公開した、客観的で信頼できるとしているデータを紹介されていたので、こちらでも紹介して、今後の生活の参考としていただきたいです。。
「藤原新也オフィシャルサイト:Shinya talk:生活改善と自己防御のための放射能汚染データ」
上記の記事で、直接紹介されている、IRSNのデータは、→こちら。
また、IRSNのサイトへ直接いってみると、下記のようなページを発見。
「Earthquake and nuclear crisis in Japan」
こちらのページでは、日本語のPDFファイルも用意されており、さらに詳細な情報が得られそうです。
それにしても、藤原さんも仰っていますが、なぜ、このような具体的なデータを日本のなんらかの機関が公開しないのか、不思議でなりません。
また、藤原さんは、上記の記事にて、
汚染した塵や花粉が体内に入るのを防ぐために、マスクの着用をすすめています。
「マスク着用程度のことによって放射線は当然防御できないが、汚染物質のついた塵や花粉などは防御できるわけである。体内被曝を最小限に抑えるという意味でもマスク着用は有効でないわけではない。」(記事より)
それから、何よりも、
「重ねて言うが記載の汚染データは恐怖心を煽るものではなく、そのデータを見ることによってそれぞれの人が汚染の実態を目で把握し、それぞれが取りうる汚染の防御策を考えるヒントのための記載である。」
ということです。参考にしてください。
●
また、先ほど、NHK教育で放送されていた、
ETV特集「原発災害の地にて~対談 玄侑宗久 吉岡忍~」
では、
放射線量を測定していた、モニタリングポストの数値や気象庁の風向のデータまでもが、情報操作されていた意図を感じることのできる事実が明らかにされていました。
もし、パニックを起こさないための情報操作なら、それは、逆に不安を煽る結果となる、という指摘や、そのほか、政府やマスコミの情報公開の考え方、農作物の出荷停止あり方等の曖昧さについて、鋭く切り込んでいました。
他の日本のマスコミもこれほど核心にせまった内容を報じていないこの時期に、このような鋭い内容の番組を放送するのは、大きな意義を感じました。一部、情報によると、放送するか否か、NHK内にも圧力があったということも聞いていましたが、放送されてよかったのではないか、と思います。
そんな体質?風潮?がある日本の政府、日本のマスコミ、ゆえに、上記の藤原さんが紹介している、フランス・IRSNのデータや、この番組の中でも、オーストラリアの機関が公開していた、同じような結果のデータが紹介されていましたが、このような、日本の政府などが公開しないようなデータが、貴重な情報となるわけです。
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