神エホバはモーセを通して、会見の天幕で用いる銀の燭台で明かりを取るように命じられていました。さらにパンの捧げ物も純金の食卓の上に置き、捧げるようにも命じられていました。引き続、神モーセはモーセを通して与えた、イスラエル人とエジプト人がけんかした時の裁きの内容が次の通り記されています。
「さて民の中に、イスラエル人女性の息子で父親がエジプト人の人がいた。宿営の中で、その人とあるイスラエル人男性とがけんかを始めた。イスラエル人の女性の息子が神の名をののしって冒涜しだしたので、人々はその人をモーセの所に連れて行った。ところで、その人の母親はダン族のディブリの娘で、シェロミトといった。人々はエホバの決定が明らかになるまでその人を拘禁した。
エホバはモーセに言った。「ののしった人を宿営の外に連れ出しなさい。その言葉(ののしった言葉)を聞いた人全員が手をその人の頭に置き、それから民全体はその人を石打ちにしなければならない。あなた(モーセ)はイスラエル人にこう告げなさい。「神(エホバ)を冒涜する人がいるなら、その人は罪の責任を負う。エホバの名をののしった人は必ず死刑にされるべきである。民全体はその人を必ず石打ちにする。外国人居住者も、あなたたちと同じく、神(エホバ)の名をののしるなら死刑にされるべきである。
人が誰かの命を取るなら、必ず死刑にされるべきである。家畜を打って殺した人は、弁償すべきである。命には命である。人が仲間に傷を負わせた場合、その人にも同じことがなられるべきである。骨折には骨折、目には目、歯には歯である。負わせたのと同様の傷を負わせる。動物を打って殺した人は弁償すべきであるが、人を打って殺した人は死刑にされるべきである。
イスラエル人にも外国人居住者にも、同じ法規が適用される。私はあなたたちの神エホバだからである」」。
モーセはイスラエル人に話し、民は、冒涜した人を宿営の外に連れ出して、石打ちにした。イスラエル人はエホバがモーセに命じた通りにした」(レビ記24:10~23)。
上の聖句に記されている通り、イスラエル人とエジプト人がけんかをした場合、神エホバの決定が明らかになるまでその人を拘禁したことが分かります。神エホバの公正な裁きを待ったことが分かります。さらに、神エホバをののしったり冒涜した人は石打ちの刑、すなち死刑に処せられる法規が与えられています。他にも他の人に損害を与えたなら、目には目、歯には歯、つまり等価のもので償いをしなければならない法規の内容となっています。他の人を打ちたたき死に至らせれば、当然その人は死刑でした。
引き続き神エホバはモーセを通し、土地に対する安息年の法規を与えていますので、その内容を次回にお伝え致します。
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