神エホバはモーセを通して、近所の仲間が貧しくなり生計が立てられなくなった場合の支え方の法令を与え、決して仲間を残酷に扱ってはならない、ことを命じられていました。引き続き神エホバは民の福祉を考慮し、イスラエル人が貧しくなり外国人に身売りをしなければならない場合の法令を次の通り与えておられました。
「一方、イスラエルの中にいる外国人居住者や移住者が裕福になり、近所に住む(イスラエル人の)仲間が貧しくなって、その外国人居住者や移住者、外国人居住者の家族に自分を売らなければならない場合、自分を売った後も、買い戻しの権利がある。その人の兄弟が買い戻せる。あるいは、おじかおじの子が買い戻せる。さらに、近い親族の誰か、家族の1人が買い戻せる。
また、その人(身を売った人)自身が裕福になったなら、自分でも買い戻せる。自分を買った人と一緒に、自分を売った年からヨベルの年までの期間を計算する。その年数に応じて金額が決まる。その期間の労働は雇われた労働者の場合と同じように評価される。まだ(ヨベルの年まで)何年もあるなら、残りの年数に応じて買い戻し額を支払うべきである。しかし、ヨベルの年までの年数がわずかなら、自分で計算する。残っている年数に応じ買い戻し額を支払うべきである。仕えている間は、雇われた労働者のように扱われるべきである。あなたは、その人が残酷な扱いを受けないように注意すべきである。しかし、以上のようにして自分を買い戻すことができなければ、ヨベルの年に自由になる。子供も連れて行く。
イスラエル人は私(エホバ)の奴隷なのである。私(エホバ)がエジプトから連れ出した奴隷である。私はあなたたちの神エホバである」(レビ記25:47~55)。
上の聖句に記されている通り神エホバはモーセを通し民に、イスラエル人が貧しくなって外国人に身を売った場合の買い戻しの権利を法令で与え、民の福祉を考慮されました。買い戻しの金額もヨエルの年を基準にして計算し、公正な金額の支払いができるようにされていました。
次に神エホバはモーセを通し、偶像崇拝が無益であることを民に教えておられますので、その内容を次回にお伝え致します。
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