はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

須磨アルプスを歩きました(後)

2025-01-28 19:15:15 | 山歩き
須磨アルプスハイキングの後編です。
前半は素晴らしい景色を楽しみながら歩きましたが、後半はいよいよメインの「須磨アルプス」を歩きます。

横尾山を出発です。(前回、おにぎりを横尾山で食べたと書きましたが、正しくは栂尾山でした)


明石海峡をゆく船を眺めながら歩きます。


しかし、のんびりと景色を眺めるのもそこまでです。いよいよ鎖場があらわれました。


本コースのメインイベントの須磨アルプスが見えてきました。


風化した花崗岩の山稜が続いています。


標高は300mにも満たない山ですが、この景観が「アルプス」と呼ばれる所以でしょう。


この部分だけを切り取ればまさに「アルプス」です。


しかし、すぐ近くには町並みが見えるのも面白いところです。


それでは核心部に向かいましょう。


鞍部になっているので風が吹き抜けます。


ここももちろん「六甲全山縦走路」です。


振り返ります。


「馬の背」と呼ばれる通り、痩せ尾根になっています。


小さな子どもを連れたファミリーが慎重に通り抜けて行きました。


両側は切れ落ちていますが、道幅があるのでそれほど怖くはありません。


無事に難所を越えることが出来ました。


最後のピーク東山に到着です。
当初は板宿駅に下山予定でしたが、もう少し「全縦」に沿って妙法寺駅まで歩くことにしました。
こちらの方が距離が短かったこともあります(笑)


「全山縦走」では次に向かう山が高取山です。


再び町の中に出てきました。ここで「全山縦走路」ともお別れです。


妙法寺駅から神戸市営地下鉄に乗って帰路につきました。


今回は、鉢伏山・旗振山・鉄拐山・高倉山・栂尾山・横尾山・東山と多くのピークを越えていくコースでした。
一番高い横尾山で312mなのでそんなにキツくはありませんが、やはりアップダウンが多いのは疲れました。
「六甲全山縦走路」の序盤の部分でもありますが、全体の1/6といったところでしょうか。
全山縦走のハードさを改めて実感しました。(この先にある菊水山や摩耶山の登りはなかなかのものです)
最後になりましたが、今回もMさんとSさんの3人で歩きました。

※登山日 2025.1.26

須磨アルプスを歩きました(前)

2025-01-27 19:15:15 | 山歩き
須磨アルプスを歩いてきました。
須磨アルプスは六甲山系の西端になり、「六甲山全山縦走」の序盤のコースでもあります。
10年以上前に「全縦」をしましたが(3回に分けてですが)その時以来の須磨アルプスになりました。

山陽電鉄の須磨浦公園駅が登山口になります。山陽電車に乗るのも久しぶりでした。


須磨浦公園駅です。日曜日でしたが思ったよりは登山者は少なかったです。10時前といこともあったのでしょう。


目の前は海です。須磨海釣り公園も見えます。


いきなり旗振山です。実は須磨浦公園駅からロープウェイで登ってきました(笑)


旗振茶屋です。「左塩屋」とありますが前回は塩屋から登ってきました。


旗振山からは素晴らしい展望が開けています。明石海峡大橋がよく見えました。


こちらは神戸側の景色です。手前の砂浜は須磨海水浴場です。


次は鉄拐山をめざします。低いピークをいくつも越えながら歩きます。


全体的に道はよく整備されています。標識も多く道迷いの心配はありません。


鉄拐山(てっかいざん)に到着です。


下には高速道路の料金所が見えます。


右手に海を眺めながら歩きます。


ウバメガシの林を歩きます。


高倉山に到着です。


ここも景色が良いです。


次は階段を下って町の方に向かいます。


町の中を通るのがこのコースの面白いところです。加藤文太郎が歩いた頃は里山だったのでしょう。


こんな橋のところにも「全縦」の案内があります。


スーパーマーケットもあります。


団地の間から次に向かう栂尾山の恐怖の階段が見えました。


そして、その階段に到着です。どこまでも続く階段です。少しパラっときました。


階段の途中から振り返りました。歩いてきた山も見えます。


「栂尾山・須磨アルプス」の名前も出てきました。もう少しで栂尾山です。


栂尾山あたりからの眺めです。


横尾山に到着です。ここでお昼のおにぎりを食べました。


<つづきます>

※登山日 2025.1.26

いつか歩きたい熊野古道 中辺路

2025-01-26 18:25:25 | 街道歩き
熊野古道のことはみなさんよくご存知と思います。
熊野古道は部分的には歩いたことがありますが、まだ長い距離を歩いたことはありません。
熊野古道はいくつかのルートがありますが、比較的簡単と言われているのが中辺路です。
いつの日かその中辺路を歩きたいと思い、下見に行ってきました。

中辺路の起点となるのが滝尻王子です。(本当は紀伊田辺ですが)


王子というのは、熊野三山に至るまでの途次に設けられた神社です。


熊野古道を3分ほど歩いてみました(笑)いきなりきつい坂道になっていました。


今回は下見なので、熊野古道館で資料など集めました。


いろいろと資料があり勉強になりました。


スタンプラリーも出来るようで、スタンプ帳(100円)を購入し地図もいただきました。


これが各王子にある押印所です。


とりあえず、滝尻王子に押印です。


歩こうとしているのは「現在地」から熊野本宮本社までです。39kmあるので一泊二日で歩くのが標準です。


次の宿泊予定地の近露(ちかつゆ)をめざします。途中に福定の大イチョウがあります。(国道と熊野古道は離れています)


2023年11月29日に訪れましたが素晴らしい大イチョウでした。


近露の手前に「道の駅」がありました。


すぐそこは熊野古道です。


ちょっと覗いてみましたが、熊野古道らしい道が続いていました。


近くにある「牛馬童子」のレプリカがありました。


そして、近露の町に到着です。車なら本当に早くて楽ですが、歩くとなると‥。


近露には長閑な景色が広がっていました。


日置川です。実は何十年か前に渓流釣りでここを訪れたことがありますが、完全に忘れました(笑)


近露王子です。


ここにもスタンプがありましたが、歩いて訪れた時のためにとっておきましょう。


町の中の熊野古道です。熊野本宮大社に続く道です。


熊野古道 中辺路の下見をしてますます歩きたくなってきました。

※訪問日 2025.1.24

変わりゆく大阪駅周辺

2025-01-25 09:25:25 | 大阪のまちをぶらり
久しぶりに大阪駅に行くと周辺が大きく変わっていました。

グランフロントも出来てから10年以上になるようです。


大阪駅の西側にはKITTE(奥)とイノゲート大阪が誕生しました。


新しい歩道橋を渡ってグラングリーンに向かいます。


このあたりには、かつて広大な貨物駅がありました。


グラングリーンの特徴は名前が示すように緑の公園が売りのようです。


大阪駅の方を望むと巨大な要塞のようです。


こちらは昔からある梅田スカイビルです。


その「うめきた公園」ではライトアップ展が開催されているようでした。


夜に行けば綺麗なイルミネーションが見られそうです。


昼でも綺麗でした。


子どもたちも楽しそうに走り回っていました。


そういえば、何年か前にここで開催されていた木下大サーカスを観に来ました。


少し北に進むと北館です。こちらは開業していました。


面白いオブジェがありました。


1Fにはパタゴニアがありました。実はパタゴニアに行くのが今回の目的でしたが、お店を冷やかしただけです(笑)


大阪駅周辺もどんどん変化していくようです。
どんどんオシャレになっていくのはいいのですが、大阪らしさが消えていくようで少し寂しく感じました。

※訪問日 2025.1.19

大阪城と見ごろのロウバイ(後)

2025-01-22 19:15:15 | 大阪のまちをぶらり
大阪城公園の梅林のロウバイは見ごろを迎えていました。
ところが梅林の梅はまだ蕾も固く全く咲いていない状態でした。
それをご存知か日曜日にも関わらず、梅林は訪れる人少なく静かでした。

ロウバイは見ごろを迎えていました。


あたりにロウバイの香りが漂います。


ロウバイは葉っぱも絵になります。


ロウバイとクリスタルビルです。


梅の木の下にはスイセンが咲いていました。


また淡路島のスイセン郷にも行ってみたいです。


梅はまだ蕾ばかりでした。


ぐるっと梅林を探しまわって、やっと一輪だけ咲いているのを見つけました。


まだ蕾ばかりの梅林にロウバイだけが光を放っていました。


梅林をあとにして、森ノ宮駅に向かいました。本丸を囲む石垣は素晴らしいです。


大阪人にとって残念なのが、天守閣も石垣も豊臣秀吉が築いたものではないことです。


徳川の時代になって、大阪城は完全に造り替えられました。今見る大阪城は全て徳川幕府が築いたものです。


また御座船がやってきました。


大阪城とクリスタルタワーは面白い組み合わせです。


玉造門辺りからの天守閣です。この日も本丸には行きませんでした。


石垣の積み方は芸術的だと感じてしまいます。


梅林はひっそりとしていましたが、大阪城は多くの外国からの観光客で賑わっていました。

※訪問日 2025.1.19